テーマ:民家

加茂家住宅(掛川市)(5)窓の格子。「理由のある」桟の作りと「理由のない」作り。味噌蔵・米蔵・土蔵ー加茂花鳥園訪問…

[第779回]   加茂花鳥園の7回目、加茂家住宅の5回目です。  加茂家住宅は、西よりの座敷では天井を貼っていますが、東よりの土間の部分とその西の「おえ」などの部分では天井は貼らず、架構を見せる・魅せる造りになっています。↑  梁が黒い色合いになっているのは、これは竈の灰によるものではなく、漆か何かで着色されたものではないでし…
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加茂家住宅(掛川市)(4)加茂家住宅の神棚は「竈の神さま」なのか。「浜松流神棚」を他地域に押しつける一条の営業―加…

[第778回]   右側の、家族・小作人が出入りする入口を入ると土間があります。↓   右の向こう側に竈(かまど)があって、その上に神棚が見えます。   江戸時代の建物としては立派な家だとは思ったのですが、南に面して何部屋も畳敷きの座敷があるものの、江戸時代から建っている部分の床の間は広い座敷の方にではなく、その背後に…
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加茂家住宅(掛川市)(3)床の間 2か所。一般の柱と同材同寸法の床柱と長押の関係。床の手前の横の位置の付書院。きれ…

[第777回]   加茂家住宅には、床の間が2か所ある。 なおかつ、その2つが正反対の向きに設けられている。 北側は、明治以降に増築されたものらしいので、南側の方が江戸時代からのものらしいが、この建物は南東というのか、東南東というのかを向いて建っているので、南側の元から存在する方の床の間は、真北ではないが、南ではない方を向いていること…
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加茂家住宅(掛川市)(2) 座敷、広縁・濡縁、廊下交差箇所の納まり。「差鴨居」「本鴨居」「胴梁」―加茂家住宅・加茂…

[第776回]   加茂花鳥園 見学の4回目にして、加茂家住宅の2回目です。   庄屋さんの家であったということですが、庄屋でも大きい方の庄屋だったからか、「庄屋といえども農家」であるとしても、「農家であっても庄屋」で、しかも、大きい方の庄屋だったからか「庄屋といえども農家」の家屋にしては、武家の家屋にいくらか近いような印象を受…
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加茂家住宅(掛川市)(1)正玄関・土間・大黒柱・梁・池・亀島と花-加茂家住宅・加茂花鳥園(掛川市)見学【3/7】

[第775回] 加茂荘加茂花鳥園第3回 加茂家住宅(1)   加茂家住宅・加茂花鳥園(掛川市)見学の3回目。今回の訪問の最大目的だった加茂家住宅 ↓ の第1回 です。 《 加茂家は桃山時代からの庄屋であり、・・・ 慶長9年(西暦1604年)の検地帳によれば、当地(遠州佐野郡桑地村の過半を占める、極めて有力な庄屋であったことがわか…
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加茂荘花鳥園・加茂邸(掛川市)見学【1/7】「森掛川」I.C.より加茂荘花鳥園。温室と鳥舎。

[第773回]   静岡県掛川市原里 の 加茂荘花鳥園・加茂家住宅 に行ってきました。ここに見学に行きたいと思ったのは、 1. 藤井恵介監修・溝口正人・平山育夫・大野敏・中村聡樹・安東典子 執筆・和田久士 写真『日本の家 2 中部』(2004.5.28.講談社)に、加茂家 とその前の菖蒲園が掲載されており、表紙の写真にもなっていて、…
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飛騨の里8-旧 吉真家住宅。入母屋の妻面を大きく取る萱葺の家。車田。雪をかぶった山脈がきれい。

[第758回]高山シリーズ6回[25] 飛騨の里8 【A】旧吉真(よしざね)家住宅。   飛騨の里 に移築されている重要文化財に指定されている建物は、旧田中家住宅・旧若山家住宅・旧田口家住宅と、もうひとつは、旧吉真(よしざね)家住宅です。↓ ↑   雪が積もった姿は美しいのですが、建築探偵団としては、雪が少々積もった姿も…
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飛騨の里-旧田口家。縁側内側に雨戸、仏間ある部屋の右に床。裏口入学は「思考が柔軟」か? 「両親離婚した」らえらいか…

[第757回]高山シリーズ6回 飛騨の里7   飛騨の里 に移築された建物で、重要文化財に指定されているものは、旧田中家・旧若山家・旧田口家・旧吉真(よしざね)家と4戸ありますが、それぞれ、特徴は違います。   今回、あまり何軒も駆け足でまわっても、帰ると何も頭に残っていない・・なんてことになりかねないので、旧田中家・旧若山家の2軒…
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飛騨の里5-旧若山家住宅(3)だいどこ・うすなか・みんじゃ・ちょうだ。「水屋」には3通りの意味があった。

[第755回]高山シリーズ6回 飛騨の里5 旧若山家住宅(3)   旧若山家住宅の3回目です。   「おえ」の奥にあるのが「だいどこ」で、この部屋にも「いろり」があり、この部屋に2階に上がる階段がついています。↓ 続きの空間ですが、正面から見て右側は「うすなか」と言って、文字通り、「うす」が部屋に備え付けであります。↓ …
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吉島家住宅3-天井の勾配をむしろ活かした天井。「茶室風」「数寄屋風」「京風」な感じが全体に感じられる吉島家住宅。 

[第744回]高山シリーズ6回 吉島家住宅3  吉島家住宅(岐阜県高山市大新町)の3回目です。   2階の道路側の部屋の天井は、「勾配天井」というのか、なかば、屋根裏を使ったような感じで、今と違って2階というのは補助的な存在だったのかもしれませんが、むしろ、それを活かしたような造りになっており、その天井がなかなか素敵…
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吉島家住宅2-「女性的」は架構だけでない。床の間と長押が床脇の内部まで周っている床脇。みやびな色の釣り床。

[第743回]高山シリーズ6回の(10) 吉島家住宅2   吉島家住宅(岐阜県高山市大新町)の2回目です。 《 天明8年(1786年)初代重兵衛が荒城郷より高山にでてきた時より、吉島家は始まる。代々酒造を家業としたために酒神を祭る三輪神社の杉玉を軒先に下げている。また入口にかかる「引兩」紋のついた暖簾は 幕府に多額の運用…
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吉島家住宅(高山市)1-杉玉があるのが吉島家。じっくり見ると日下部家住宅より「女性的」かも。卯建と似てるが違う火垣…

[第742回]高山シリーズ6回 の(9) 吉島家住宅1   今回は、日下部民芸館(日下部家住宅)の北隣の旧吉島家住宅です。  《 日下部民芸館に隣接し、同じく国の重要文化財に指定されている住宅。この家は天明4年(1784)より酒造業を営んだ商家で、軒下に吊り下げられた杉玉が造り酒屋の面影を伝えている。 往時は日下部家と並…
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本床・押板床・塗回し床・釣り床・・7か所それぞれ特色のある日下部民芸館の床の間。廊下が垂直に交差する部分の床板の施…

[第737回]高山シリーズ6回 日下部民芸館3   日下部民芸館(日下部家住宅)(高山市)の3回目です。   引き続き、床の間について検討します。2回目で、1回の床の間の写真を3か所、公開しました。   1階の主屋の北西に位置する「本座敷」10帖の南に「つぎの間」7.5帖、「本座敷」の東に「仏間」8帖、仏間の南、つぎの間の…
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日下部民芸館(高山市)の架構は「男性的」か。和室は座って見学すべし、建築はじっくり時間をかけて見学すべし。

[第735回]高山シリーズ6回 日下部民芸館1   岐阜県高山市訪問は、ここ9年間の間に8回。「すっかり高山通」になったか・・というと、そこまではなりません。 2011年、最初の訪問は、夜行のバスで行って高山のホテルでは宿泊せずに翌日の夕方のバスで帰ってくるというもの。そんな「準日帰り」みたいな行き方で行けるんかい・・と思うと、行け…
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服部緑地内 日本民家集落博物館 訪問。服部緑地の桜は見ごろを過ぎた

[第697回]   大阪府豊中市にある服部緑地は大阪の人間にはけっこう有名だが、その内部に「日本民家集落博物館」がある。服部緑地は無料で入れるが、日本民家集落博物館は大人1人500円が必要らしい。   服部緑地に行くのは今回が3回目、小学校の低学年の時に、教会学校の遠足で行ったのが1回目。2回目は10代の時に西の端のあたりに立ち寄っ…
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岐阜県吉城郡細江村の民家「又兵衛」(熱田神宮内)-飛騨・高山シリーズ第5回【15/15】

[第564回] 飛騨・高山シリーズ第5回【15/15】    これまで、高山には、新宿から濃飛バス・京王バスの高速バスで往復することがほとんどでしたが、名古屋から高山まで、「特急 ワイドビュー ひだ」に乗っていくという、「ちょっと贅沢」な行き方をしました。その理由は、名古屋~岐阜~美濃太田~高山 という高山本線に一度は乗ってみたかった…
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旧荒井家主屋と旧高木家長屋門[狛江市立古民家園](狛江市)[上]旧荒井家主屋―日本全国民家の旅(1)

[第346回]日本全国民家の旅(1)    このブログでも、今まで、「民家」「古民家」と言われる住宅を何軒か取りあげてきましたが、日本全国民家の旅シリーズとして、この回から番号を(1)から振って進めたいと思います。    「古民家の旅」ではなく「民家の旅」としたのは、そもそも、「古民家」と「民家」をどこで分けるかという問題があって、…
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