大鐘家住宅【3/6】地形に合わせた建物の配置。「母屋」「上屋」と「庇」「下屋」。表側の庭と裏側の「小堀遠州庭園」

[第794回]
  大鐘家住宅見学の3回目です。
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↑ の主屋に右寄りの土間の部分から入ると、土間の上には曲がった梁が井桁に組まれているのが芸術作品のようです。↓
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その左手に畳の部屋が続きます。↓
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  吉澤政己『日本列島民家の旅(6) 中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)に掲載されている大鐘家住宅の平面図は、どうも、実際のものとは違うように思います。
※ 大鐘家HP http://www3.tokai.or.jp/oganeke/

  この家はどちらを向いて建てられているのか?  最近、家の向きを考えずに建てている家を時々見ます。 「マンション住まいの人間に戸建住宅の設計をさせるとマンションみたいな間取りの家を作る」と言われるのですが、それもあるでしょう。 マンションでも、多少なりとも向きを考えて建てられているマンションならばまだいいのですが、まったく方位を考えず、自然の採光・自然の通風をまったく考えず、人工照明と人工の空調で生活するものと決めつけて作られたマンションに住んできた人には、戸建住宅もそんなものと思ってしまう人があるようですが、その考え方はいいとは思えません。
  もうひとつは、都市圏の分譲地における家屋の建て方ですが、自然の東西南北を基準として建てるべきなのか、それとも、道路との境界線なり隣地との境界線なりと並行するように建てるのか・・という問題があります。 「地方」で土地の面積が相当広い家の場合、特に農家の家では、道路づけがどうであるかにかかわらず、家というものは南を向いて建てられるものだ・・という前提で作られることが多い。その影響を受けて、分譲地でも「地方」の分譲地においては、ともかく、南を向いて建てるべきだという考え方で建てる人がいる。ひとつには、分譲地でも都市圏の分譲地と「地方」の分譲地なら、「地方」の分譲地の方が面積が広いということもあるでしょう。
  都市圏の分譲地においては、自然の東西南北を基本として建物を配置するのではなく、道路との境界線と並行に建てるか、隣地との境界線と並行に建てるかしている家が多いのですが、道路との境界線と並行に建てるか隣地との境界線と並行に建てるかすると、「南面」が必ずしも南を向いていない、という場合が出てきます。 1980年代後半、小堀住研(株)の千葉支店に在籍した時、設計担当は敷地の境界線に並行に配置した配置図を作成したのですが、契約客の方のお父さんが、敷地の境界線に並行に配置するのではなく、家屋の南面を自然の東西南北の南を向くように配置してほしいと言われたことがありました。 それを設計担当に話したのですが、設計課長の I さんが言うには、「地方」の家で相当敷地が広い土地に建てるのならば、自然の東西南北の南に建物の南面が向くように建てるというのもわかるけれども、住宅都市整備公団の分譲地で、敷地面積が50坪台だったと思うのですが、そういう土地に建てる場合は、普通は隣地との境界線と並行に建てるか道路との境界線と並行に建てるかどちらかのもので、自然の南に建物の南面が向くように配置したのでは、土地が三角形に残ってしまい、残った土地を使いにくいし、見た目も変だと言うのです。 私もそう思いましたし、私は都会の育ちでしたので、 I さんが言うように、家というのは、「地方」の農家など相当広い敷地の家の場合には自然の東西南北の南を家の南面が向くように配置するということもわかるけれども、都市圏の分譲地で建てる場合には、隣地との境界線と並行に建てるか道路との境界線と並行に建てるかどちらかのものだろう・・と思っていたのです。
  しかし、そうかな? ・・と最近は思っているのです。 もう一度、考え直してみた方がいいということはないか? たとえ、都市圏の分譲地であったとしても、家の「南面」が実際に南を向いていないというのを不自然と思わないということこそ、不自然ということはないか? 東西南北の南を家の南面が向いているように家を建ててこそ、自然の採光を十分にはかれるということはないか?
  又、隣地との境界線と並行に建てるか、もしくは道路との境界線と並行に建てるようにした方が、残った土地を庭として有効に使える・・というのですが、実際のところ、どれだけ、有効に庭を使っているか? マンションに住んだ人と話をすると、「地べたのある家に住めるというのはいいですねえ」と言う人があります。 その片方で、2015年、フリーダムアーキテクツデザイン(株)https://www.freedom.co.jp/ の「設計兼営業」担当E本の設計の東京都西部の入居者宅で(正確な住所を私は知っているし、私は地図なしでもそこまで行くことができるけれども、お施主様は今も入居されているはずなので、ここでは「東京都西部」とだけの表記とします)、せっかく「地べたのある家」(戸建住宅)に住んだのに、家屋が建っている部分以外の地面をすべてモルタル打ちっぱなしにしてしまって、この家、なんでこんなことするのだろうか・・? ・・と思った家を見たことがあります。この男は、戸建住宅の設計ではなく、地下のテナントか何かの設計を専門でやった方が向いているのではないのか? と思いました。 せっかく、整形で面積も狭くない面積の土地で、東京都下で自然環境も悪くない地域で建てるのに、なんで、こんなおかしなことするの? ・・と思いましたが、自然の通風と自然の採光が採れる敷地なのに人工の照明と人工の空調で生活しないと生活できないような家にしてしまう、そういうのを「世界でただひとつの家」とか同社では言うのかもしれませんが、「こんなおかしなこと、普通はせんぞお~お( 一一)」というのを「世界でただひとつの家」と称するのなら、それは物の考え方を間違えているのではないのか・・・と私などは思います。ここの会社の班長とかはそういう指導をしないのか・・と思い、E本の所属の班長は誰なんだ・・と思って配属表を見ると、E本の所属の班の班長は、E本だった・・( 一一) 『C級サラリーマン講座』に二階堂課長というのが登場し、「こんなまずいもん、食ったことねえ」というゲテモノ料理とかを捜し歩いて食うということをしますが、その類、「こんなおかしな家、これまで、見たことねえ」というそういう設計の家を「世界でただひとつの家」とか「フリーダム」とか言うのなら、な~んか、考え方を間違えているような気がします。
  又、これは千葉県八千代市で見たのですが、建売の家ですが、広くない敷地に2階建ての戸建住宅を建てて、残った敷地に乗用車を1台停めることができるように地面をモルタル打ちっぱなしにして、そして、そこを買って入居した奥さんは「地べたのある家と言っても、土の所がまったくない家です」と言っていたのですが、なんだか、それでは、せっかく、マンションではなく戸建住宅にした意味があまりないような感じです。たいして広くない敷地に建ぺい率・容積率いっぱいに総2階の家を建てて、周囲に建築基準法の規定ぎりぎりの距離を空けた上で、乗用車1台停められるようにして、その駐車スペースをモルタル打ちっぱなしにすると、「地面のある家と言っても、土の部分がまったくない家」になってしまった・・ようでしたが、そういう場合には、たとえば、乗用車の駐車スペースを、全面、モルタル打ちっぱなしにするのではなく、クルマのタイヤが通る部分だけモルタルにして、それ以外の部分には芝を植えるとか、道路から玄関までのアプローチの部分をすべてモルタルにするのではなく、土の部分に人が歩く所に煉瓦を埋めるとか、何なりとやりようがあると思うのですが・・・、結論として、建売住宅を販売する会社というのは建築屋か不動産屋かというと不動産屋であり、不動産屋が建てた建物というのは「八百屋が売ってる魚」みたいなものですから、「なんで、こんなことするかなあ~あ」というもの、「他にやりようあると思うがなあ~あ」というものが多い。

  「庭なんて要らんよなあ」と言う人もあるのです。実際、庭があると、雑草が生えてきて、それを抜かないといけない。南道路だと、南側に庭を残して、毎朝、出かける時に庭を見て、帰ってきた時に庭を見てできるけれども、北道路で南側に庭を残した場合だと、むしろ、南道路の家よりも北道路の家の方がプライバシーを確保された庭を持つことができ、リビングルーム・ダイニングルームもプライバシーの確保された居室を持つことができるという長所がありますが、しかし、北側から出入りして勤めに行って帰ってくると、南側の庭なんて見る暇なんてほとんどない・・・というケースもあります。私自身が経験しています。
  民法では、隣地境界とは50cmは空けないといけないことになっており、隣地境界と1m開いていない窓には目隠しを設けないといけないことになっているのですが、自分の所も隣の家も隣地境界とたいして空いていないというような場所の場合は、互いに窓の目隠しなんてつけろとは言わないという場合があり、隣地境界との距離は1m未満とすることで、空いた土地を1か所にまとめて庭にしているというケースがあるのですが、庭といっても特に利用しない庭ならば、1か所に空いた土地を集めて「庭」にするよりも、隣地境界との距離を広めに取るようにすれば、窓を開ければ夏場でも自然の通風で涼しくくらせる・・・という面もあります

  そういったことがあるのですが、
(1) 自然の東西南北に合わせて建物の向きを配置する。
(2) 隣地との境界線、道路との境界線と並行に建物を配置する。
・・という2通りと、もう1つあるようだ・・とこの大鐘家住宅を見て思いました。
  大鐘家住宅はどういう配置になっているかというと、元「大庄屋」ですから、我が家なんかよりはずっと広い敷地に建っています。だから、隣地境界線と並行とか道路境界線と並行とかに建てるのではなく、自然の東西南北に合わせて建てるということをやろうと思えばできたでしょう。 しかし、どうも、そうではないようです。
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↑ この主屋はどちらを向いているか。 どうも、東南東を向いているようです。
なんで? ・・というと、田沼街道、および、国道150号からほぼ垂直に入ってくる道が長屋門をくぐり、主屋の入口に至るようにすると、主屋は東南東に向くようになる・・・ということもあったでしょうけれども、それだけではないと思います。
  地形に合わせたのだと思います。


  牧之原市は駿河ではなく遠江らしいが、遠江というと、浜名湖の東から浜松・磐田・掛川から浜岡・御前崎まで、海岸はほぼ東西にまっすぐ、海岸は南を向いており、前に海は遠州灘。 それに対して、御前崎から東は前の海は駿河湾で、牧之原市の相良から大鐘家住宅のある片浜のあたりにおいては、海は南側ではなく東南東の向きにあります。 大鐘家の主屋の右奥あたり、少し高くなったあたりから晴れている日なら富士山が見えるというのですが、「え? 富士山なんて見えるのお?」と思ったのですが、訪問時は富士山は見えませんでしたが、だいたい、北北東の方向が富士山の方向のようです。
  大鐘家住宅は、海の方を向いて建っており、その結果、東南東を向いているのです。 裏側は方位としては北ではなく、西北西になりますから、だから、主屋の前とともに、後ろ側にも庭園があります。 しかし、それならば、長屋門の側から見て左側は南南東ということになりますから、南南西の側に床の間などを設けて塞いでしまうというのはもったいないのではないか・・・と考えそうになりますが、どうも、そちらの方角に山があるようです。
  ですから、
(1)自然の東西南北の方位をもとに建物の向きを考える、
(2)隣地境界線・道路境界線と並行に建物を配置する、という考え方と、もうひとつ、
(3)自然の地形に合わせて配置する、
というものがあったようで、大鐘家住宅の場合は、海側、かつ、建っている場所より低い側を向いて建っているようです。

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↑ 鴨居は「本鴨居」
  柱の上の部分の上屋梁と柱の途中につく「差鴨居」とで建物を支えるというのは、日本の江戸時代頃に建築の家屋の特徴ですね。「差鴨居」が「本鴨居」でもあり、最近の家屋に多い「付鴨居」と違って、太い梁の下端に溝が彫られている。

  私は都会の育ちでしたので、最初は、鴨居というものは付鴨居のものだと思っていたのですが、福島県に5年勤務して、江戸時代からの家だというような家を何軒も見せていただき、そのうち、何軒かは建替えさせていただいてきましたので、今では「本鴨居」も見慣れました。2000年頃、(株)一条工務店の栃木県佐野市の展示場に勤務した時、訪問した時、「あんたなんか、こんな家、見たことねえだろ」などと「ちょっと自慢」みたいに言われた方があったのですが・・・、その時点ではその方は見込客だったのではっきり口に出しては言いませんでしたが、「何、しょーもないこと言ってんの。たいしたことないじゃん」というのが私の感想でした。 もっと、都市圏中心のハウスメーカーに勤めてきた人なら、本鴨居とか、野物の梁(丸太梁)とか見たことないという人もいるかもしれませんが、福島県で5年間暮らしてきた者としては、栃木県の某市のおっさんが「ちょっと自慢」みたいに言う家というのは、実際のところ、「たいしたことない」家でした。・・それほどたいした家に住んでるわけでもないのに、住宅建築業の会社の人間を相手に「ちょっと自慢」なんて、あんまり、しない方がいいと思いますよ・・・。
  ・・逆に、千葉県の今、住んでいる家に、今となっては10年以上前に飛込訪問で来たリフォーム屋のにーちゃん、「私なんか、こんな家に一生、住めませんけれども」などと言うのだが、ものすごい豪邸にこちらが住んでいるのならそう言ってもいいかもしれんが、たとえば、渋谷の麻生邸なんて、「なかなかええ家やな」と思うけれども私なんか住めそうにないが、千葉県船橋市の野田邸なんてのは「普通の家」であって、私の家なら悪い家ではないが「元総理大臣の家」と思って見ると「ええ、これがあ?」て感じがするのだが、多くの船橋市民はそう言うのだが、渋谷の麻生邸に行って「私なんか、こんな家には住めませんが」と言うのならわかるが、我が家なんてのは船橋市の野田邸よりもまだまだもっともっと貧相な家であり、「私なんか、こんな家に一生、住めませんが」て何を言うとんねん、何を!!! よっぽど、売れん営業かいな・・て感じがする。 リフォーム屋の営業やってるなら、そのあたり、わかりそうに思うのだが、わからんのか・・という人が時々いるようだ。
地震と木造住宅 - 杉山 英男
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  「豪農の家」というと、天井は高い場合が多いのですが、大鐘家住宅の場合は、梁の架構が見えるようになっている土間の部分は別として、和室の天井は、意図的に低めにしたそうで、それは、刀や槍を振り回すことができないようにという配慮らしい。 元は柴田勝家の家臣で江戸時代初期においても旗本で、江戸時代中期、田沼意次が相良の領主になった頃から「大庄屋」という庄屋をまとめる立場になったというだけあって、そのあたり、農家というよりも武家の発想がある家屋なのかもしれません。

  正面から見て土間の左側に、和室が3部屋並びますが、一番左の部屋の左側に床の間と床脇があり、中の部屋の奥側に仏間と神棚があります。 一番左の部屋は奥側(南南西の側)に床の間・床脇があり、長屋門の側(東南東の側)とその逆側(西北西の側)に庭があります。
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↑ 街道から入ってきた側と逆側の庭ですが、北ではなく西北西の方位なので、表側(東南東の側)の庭とは別の趣の庭園を造ることができているようです。
  「小堀遠州庭園」と説明書きが書かれているのですが、「小堀遠州庭園」というのは、小堀遠州がこの庭を作庭したのか、それとも、小堀遠州の弟子筋の庭師が「遠州好み」の庭園に作庭したのか、誰が作庭したかはわからないが小堀遠州が好むような庭園「遠州好み」に作庭したということなのか・・・、はっきりとわかりません・・が、実際のところ、日本全国の有名庭園でも「はっきりとはわからない」というものがけっこう多いのではないかと思います・・・が、表側とは趣が異なる「二毛作系」の作りはなかなかのものと思います。
  表側(東南東の側)の庭はというと、↓
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  ひとつの和室をはさんで、表側の庭園と裏側の庭園が異なる趣きを表しているのは魅力的です。好みの問題もあるかもしれませんが、私は表側もいいとは思いますが、裏側の「小堀遠州庭園」の方が好きです。
小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本) - 小堀 宗実, 熊倉 功夫, 磯崎 新
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  建物についての用語は、何通りかの使い方があって、坂本功『木造建築を見直す』(岩波新書)では、京都の三十三間堂を例にとり、本体の部分を「母屋」と言い、三十三間堂の場合はその母屋の部分に「ほとけさま」がいらっしゃって、その周囲の「庇」の部分を参拝者が通って拝むようになっているのですが、大鐘家住宅について、吉澤政己『日本列島民家の旅(6) 中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)では、本体部分、坂本功『木造建築を見直す』では「母屋」と言っている部分を「上屋」と言い、その周囲を「下屋」と表現しています。
  「下屋」という言葉も、小堀住研(株)では、2階建ての建物で、1階のみの部分のことを「下屋」と言っていたのですが、これは小堀住研(株)に入社した時の研修においても、「あくまでも、小堀住研での言い方ですが」として説明されたので、他の言い方・使い方もあるのか・・と思うと、木造でも「伝統構法」においては、「柱+梁+柱」のセットを「桁(けた)」でつないでいった本体と別に、その周囲の『木造建築を見直す』では「庇」と言っている部分を「下屋」と『日本列島民家の旅(6) 中部1 東海・中央高地の住まい』では言っていたのです。この使い方をするハウスメーカーは小堀住研(株)の他にもあったように思います。
  「庇」についても、『木造建築を見直す』では「柱+梁+柱」×〇桁 の本体部分、「母屋」「上屋」の周囲にまわした部屋を「庇」と言っているのですが、最近の住宅においては、家の外壁から外に屋根が出た部分を「庇」と言うのが一般的でしょう。
  「母屋(もや)」というと、《 むね および軒に平行してたるきを受ける横木。》(橋場信雄『建築用語図解辞典』1970.2.1.理工学社)のことと考える人の方が多いのではないかと思います。

  整理してみましょう。
伝統構法における本体部分・・・「母屋」「上屋」
本体の周囲の部分・・・「庇」「下屋」

「母屋」・・(1)伝統構法における本体部分、(2)小屋組の棟・軒に平行して垂木を受ける横木。
「下屋」・・・(1)伝統構法における本体の周囲の部分、(2)2階建て建物の1階のみの部分。
「庇」・・・(1)伝統構法における本体の周囲の部分、(2)建物の外壁から外に出た屋根の部分。
木造建築を見直す (岩波新書) - 坂本 功
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東海・中央高地の住まい―日本列島民家の旅〈6〉中部 1 (INAX ALBUM) - 吉澤 政己, 入澤企画制作事務所
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建築用語図解辞典 - 橋場 信雄
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  三十三間堂では本体部分、「母屋」「上屋」の部分が、「ほとけさま」のおられる所で、「庇」「下屋」の部分が人が歩いて参拝する所になっていますが、大鐘家住宅では、本体部分、「母屋」「上屋」の部分が座敷 ↑ になっていて、その周囲の「庇」「下屋」の部分が広縁 ↓ になっているようです。
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  (2020.10.3.)

☆ 大鐘家と相良城跡(静岡県牧之原市)
(1)田沼意次の城下町相良の牧之原市片浜にある大鐘家住宅 https://shinkahousinght.at.webry.info/202009/article_7.html
(2)井桁に組んだ梁・千木の載る長屋門・酔芙蓉。なぜ川勝平太は事故を起こした原子力発電を製造した会社の責任を問わずに、放射線量検査の方を拒否するのか https://shinkahousinght.at.webry.info/202010/article_1.html
(3)地形に合わせた建物の配置。「母屋」「上屋」と「庇」「下屋」。表側の庭と裏側の「小堀遠州庭園」〔今回〕
(4)床の間と床脇。床柱と長押の位置関係。遠州流を他の地域の人に押しつける(株)一条工務店。会社のために協力する従業員を罠にかける(株)一条工務店 https://shinkahousinght.at.webry.info/202010/article_3.html
(5)神棚の造りについて。その地域のやり方を無視する(株)一条工務店の営業。会社のルールを無視する営業本部長 https://shinkahousinght.at.webry.info/202010/article_4.html
(6)土蔵・資料館。大鐘家の裏の丘からの眺望。相良城跡と田沼意次。https://shinkahousinght.at.webry.info/202010/article_6.html

☆ 加茂荘花鳥園・加茂邸(静岡県掛川市)見学
1.「森掛川」I.C.より加茂荘花鳥園。温室と鳥舎。https://shinkahousinght.at.webry.info/202006/article_2.html
2.花菖蒲園と長屋門。https://shinkahousinght.at.webry.info/202006/article_3.html
3.加茂家住宅(1) 正玄関、土間、大黒柱・梁、庭の池と亀島と花。https://shinkahousinght.at.webry.info/202006/article_4.html 
4.加茂家住宅(2) 座敷、広縁・濡れ縁、廊下交差箇所の納まり、差鴨居。https://shinkahousinght.at.webry.info/202007/article_1.html
5.加茂家住宅(3) 床の間 2か所。一般の柱と同材同寸法の床柱と長押の関係。床の手前の横の位置の付書院。きれいな襖絵。 
6.加茂家住宅(4) 加茂家住宅の神棚は「竈の神さま」なのか。「浜松流神棚」を他地域に押しつける一条の営業。https://shinkahousinght.at.webry.info/202007/article_3.html
7.加茂家住宅(5) 窓の格子。「理由のある」桟の作りと「理由のない」作り。味噌蔵・米蔵。https://shinkahousinght.at.webry.info/202007/article_4.html

☆ 東京都 狛江市立古民家園
上  旧荒井家住宅主屋 https://shinkahousinght.at.webry.info/201509/article_1.html
下  旧高木家住宅長屋門 https://shinkahousinght.at.webry.info/201509/article_2.html

☆ 旧近藤家 長屋門(東葉学園 東葉門 )(千葉県船橋市)https://shinkahousinght.at.webry.info/201907/article_3.html

☆ 旧安西家住宅(千葉県木更津市)https://shinkahousinght.at.webry.info/202009/article_5.html

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