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zoom RSS 他の従業員担当の仕事に遅刻してでも行った方がいいか〔上〕―営業やったことないことはできるか【3-1】

<<   作成日時 : 2019/01/15 20:52   >>

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[第662回] 会社と営業の話(154)-1 「営業やったことない」者は「やったことない」ものをできるか【3-1】
   2011年、千葉市中央区鵜の森町 の 新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕(いずれも、2013年11月に正式に倒産)で「工事責任者」を自称していたが工事現場を見に行かない、工事の進行状況に責任を持たない、施工内容を把握していない、施工内容に責任を持たない植草英二(男。当時、30代なかば)が、「ぼく、営業やったことないですけど、営業で〜きま〜すもお〜おん」と無神経な文句を大きな声で何度も何度も口にしていたことがあったのだが、社長はそういう口をきく従業員がおれば、「無神経な口をきくな」とひとことくらいは言うべきですが、社長の長谷川新二(男。当時、40代前半)は言えない人間だった。アホや・・・てことだな。
   2001年、(株)一条工務店http://www.ichijo.co.jp/ が、ホストで実績を残したという「零児」というおっさんを講師によんできて話をさせたものをビデオにして全国の営業社員に見せたことがあったが、そこで、「零児」は「私たちは、売る物のない営業をやってきた。売る物といえば自分だけしかない。皆さんは売る物のある営業をやっている。自分以外に売る物のない営業に比べて、商品という売る物のある営業なんて楽なものだ。私は、皆さんのような住宅の営業をやったことはないし、今後もやることはないと思うけれども、もし、私が、一条工務店の営業をやったら間違いなくトップになると思う」などと発言した。「零児」なんて男を、私はその時まで知らなかったのだが、ホストから芸能人みたいになって、テレビで「ガブガブいっちゃうよ」などというギャグをやっていたおっさんだったらしい。“ナンバーワンホスト”というわりには頭がはげてきていたという話もある。その後、たまたま、書店で、「零児」が書いたという『ホスト王のその気にさせる心理術』(2001.12.25.青春出版社)という本を見かけ、購入して読んでみたところ、この本についてはなかなかもっともなことを書いていると思ったのだが、しかし、「自分以外に売る物のない営業に比べて、商品という売る物のある営業なんて楽なものだ。私は、皆さんのような住宅の営業をやったことはないし、今後もやることはないと思うけれども、もし、私が、一条工務店の営業をやったら間違いなくトップになると思う」という発言については、「そんなこと思うなら、やってみ」と私は思った。まず、理屈としては、「売る物がある営業」というのは、自分だけに「売る物」があるわけではなく、競合相手にも「売る物」があるわけであり、自分にだけ「売る物」があるわけではない。 「零児」がやってきたホストという「自分以外に売る物のない営業」は競合相手もまた「自分以外に売る物がない」はずであって自分にだけ「売る物がない」わけではないはずである。 (株)一条工務店に入社した1992年、東京営業所で、都市型のハウスメーカーと比べて浜松工務店である(株)一条工務店の「売る物」が貧弱であることに本当に苦労した。その場合などは、競合相手に「売る物」があって自分の側の「売る物」が相手の「売る物」に劣っていたわけである。 「競合相手の『売る物』にその地域での商品力があって自社の『売る物』に商品力がない営業」というのはつらいが、「零児」はそういう営業をやってきたのではないはずである。 「自分以外に売る物のない営業」であれば、自分が評価されるようにすればいいのであるが、「売る物のある営業」では自分だけ評価されてもお客さんは契約してくれない。1980年代終わりに小堀住研(株)に入社した時の新卒社員研修では、お客さんは、会社と商品と営業を見て判断すると言われた。これは、「知っている人は知っているが知らない人は知らない」という程度の知名度であった小堀住研(株)ではそうでも、もっと知名度認知度が高い会社においては「会社と」の部分についてはそれほど考えなくてもすでに評価されていたかもしれないが、どの会社においても基本的には共通することと思う。そういう仕事において、「零児」のように、「『自分以外に売る物のない営業』をやってきた者からすれば、『売る物のある営業』なんて楽なもんだ」などと思い上がった口をきいているようでは、むしろ、その認識には「売れない要素」が見られると判断するべきであろう。
   他の分野の営業をやってきた人が戸建住宅建築業の営業に転職した場合、前の仕事で身に着けたものがプラスになる場合とマイナスになる場合がある。常にプラスになるとは限らない。クルマ屋の営業やってきた人には、そのクルマ屋で「営業のきびしさ」のようなものを身に着けた人もいるがすべての人がそうではなく身に着けていない人もいる。「営業のきびしさ」を身に着けてきた人であっても、もちろん、人にもよるのだけれども、全般的傾向として、知識を学ぶ姿勢が欠落している人が多い。それは、クルマの場合はそのクルマ屋が用意したクルマの標準仕様にオプションとして何かをつけるかつけないかくらいのものであるのに対し、戸建住宅新築業の場合は、地べたの上に一から建てますからあらゆる可能性が考えられるのです。ところが、どうも、クルマ屋の営業のくせがついた人には、クルマと同じような姿勢で臨む人が多いようで、住宅について学ぶ姿勢が欠落している人が多いように思えます。 又、これも人にもよるけれども、ガラの悪い人が多く、そういう人は「このビョーキはなかなか治らない」。又、ヤクザ以外でヤクザみたいに人相の悪い人間の多い職業というと警察と不動産屋だと思いますが、住宅でも「不動産の住宅」はそれでやっていけたのでかもしれませんが、「建築の住宅」はそれでは良くないが、なかなか治らない人が多い。 又、建築屋でも強力な不動産部門を持っている会社とか「不動産6・建築4」くらいの会社、あるいは(株)アイダ設計のような土地と建物の両方を売るのを得意とする会社なら別かもしれませんが、(株)一条工務店のように不動産部門を持たない建築屋では土地を捜して建てるという人に契約してもらうのはすでに土地がある人に契約してもらう場合の倍以上の労力がかかり、(株)一条工務店のような「中の上」くらいの価格帯の会社では土地を買うと建物を建てる予算がなくなる人もあり、それを考えると、(株)一条工務店のようなタイプの建築屋では土地のある人を中心に追客した方が成果はでるのですが、不動産屋から転職してきた人には、どうも、土地のない人の方を追いかけたがる人が多い。 もし、「自分以外に売る物がない営業」をやってきたという人が、そのやり方で「自分以外に売る物がある営業」でもそのまま通じると思っているのなら、その認識を改めるまでは、むしろ、その「自分以外に売る物のない営業」をやってきた経験がない人よりも売れない可能性が考えられます。又、私なら、たとえ、同じ業種の同じ職種の会社に転職する場合でも、同じ会社の別の営業所に移動する場合でも、今までとどこが違うかといったことを考えますが、もしも、「零児」が、今までやってきた仕事とどこが違うかといったことを考えずに「自分以外に売る物のない営業をやってきた者にとっては、売る物がある営業なんて楽なものです」などと思い上がった認識を持っているのなら、その認識は「売れない要素」であると判断できます。
  又、「零児」がやってきた「ホスト」というのは「女性に好かれればいい営業」のはずですが、住宅建築業の営業は嫁さんに好かれてもダンナに嫌われたのでは契約になりません。もう10年程前、ある書店の棚に『女に嫌われる女 100人』だかいう名称の新書本を見たことがあります。そこで、上位4位だったか5位だったかに、小倉優子の名前があったものの、著者は「もっとも、『女に嫌われる女』として上位に選ばれたとしても、小倉優子にとっては、これは、むしろ、ほめられたようなものであって、小倉優子は男に好かれることは考えていても、女に好かれようとは最初から考えていないはずである。」と書いてあったが、実際そうだと思うが、「零児」がやってきた「ホスト」のような「女に好かれることを考えればいい営業」と戸建住宅建築業の営業のように「女にも男にも嫌われてはならない営業」とはその点で性質が違います。それを認識できていないのであれば、それはマイナスの評価です。
  小堀住研(株)に入社して1年目、所属の営業課の課長Uさんから、「営業という仕事のおもしろいところとして、『営業みたいな人間』と『営業みたいでない人間』とでは、どちらが売れるかいちがいに言えないというところがある。『営業みたいでないところがいい』なんて評価されることだってある」と言われたことがありましたが、それから、十年以上営業の経験をして、私も実際にそうだと思います。 「営業みたいな人間」と「営業みたいでないと人間」とでは、どちらが売れるとは決まっていないということとともに、営業の仕事を始める前に「自分は営業が向いていると思っている人間」と「自分は営業は向いていないと思っている人間」でも、実際にやった時にどちらが売れると決まっていないと思うのです。そもそも、やりもしないで、自分はできると思っていたとしても、それは勝手に思っているだけのことであって、「ああ、そうですか」とでも言うしかないのです。 但し、20歳前後において、新卒の若い人が、自分自身について、「実際に営業をやったことはないですけれども、できると思います」と言うのなら、それはその時点での「感想」のようなものとして言ってもいいかもしれません。もし、面接でそう言われたなら、私が採用担当者なら、「どういう点でそう思うのですか」と尋ねてみたいですね。それはそれでいいと思います。しかし、すでに、建築業の会社にある程度以上勤めて、年齢も30代のなかばにもなって、さらに、「工事責任者」だと称してなっているその職種において、その職種の人間としての仕事をきっちりとこなせていない男が、おのれが今やっている職種の仕事をきっちりとこなせていないのに、そんなブタから「やったことないですけど、で〜きますもお〜ん」と言われても、「ああ、そうですか」とでも言うしかないのです。20歳前後で新卒で入社する人ならともかく、すでに30代のなかばにもなって、その業界である程度勤めてきて、それで、「ぼく、営業、やったことないですけど、で〜きま〜すもお〜おん」などという口をきく人というのは、もはや、口で言ってもわからんでしょうけれども、そうなると、「カラダでわからせる」べきか? 「カラダでわからせる」と言っても、ポカンと一発殴られた程度ではこういう無神経な口をきくブタ肉マンはわからんでしょうし、やっぱり、「そんなこと言うなら、やってみ」ということで、やらせてみるしかないのではないかと思いますが、こういう無神経なブタ肉マンは、実際にやらせてみても、それでもわからんかもしれませんね。 キン肉バスターでもかけてやるとちょっとはわかるようになるかもしれん・・・か・・・。
※ 《ウィキペディア―キン肉バスター》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E8%82%89%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC


   無神経なブタ肉マン がどうかはさておき、そうでない場合でも、この人は経験がない人なんだなと思った経験が私にはあります。その例を今回、あげます。
   フリーダムアーキテクツデザイン(株)〔本社:東京都中央区。 社内公用語は大阪弁〕https://www.freedom.co.jp/ は、ホームページに「世界でただひとつの家」といった文句を掲載している会社ですが、しかし、使いやすい・デザインもすばらしい・構造も十分によく配慮されている・経済性もいい・・という4つの点でこれまでにないような独創的なすばらしさを発揮した家という意味で「世界でただひとつの家」であるのならいいのですが、実際に同社が建てた家を見ると、「なんで、こんなおかしなことするのお?」というものが多い。「普通、こんなおかしなことせんぞお〜お」という「世界でただひとつの家」というものが多い。 「こんなおかしなことする人間なんて、あんまりないと思うがなあ〜あ・・・」というようなそういう人間を「設計士(さま)」などともちあげて、無茶苦茶な家を建てまくっている会社です。こう言うとこの会社は「信用棄損になる」とか文句を言うようですが、事実を事実として言われて何を文句言うのかわかりません。 事実を事実として言う者に文句を言う暇があるのなら、「こんなおかしなこと、普通はせんぞお〜お」て設計をして得意がっているアホに文句を言うべきだと思うのですが、この会社は文句を言う方向を間違えています。(但し、ハウスメーカーで「標準仕様」と「オプション」というものを決めて、それ以外のものを使用してりすることを嫌がる会社がありますが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の場合は、設計会社だということで、施主がこれをやりたいというものを嫌がって「標準仕様」に持って行こうとはしないという点で、「世界でただひとつの家」というのは言い過ぎであるとしても、そういう傾向はあるでしょう。)
   フリーダムアーキテクツデザイン(株)は、「設計」と「営業」が分かれておらず、「設計兼営業」もしくは「営業顕設計」として勤務していたのですが、私は、最初、たとえば(株)一条工務店の「設計」のように自分で営業をやらない設計というのは、二級建築士の製図試験の問題みたいな課題を出されてそれに回答する図面を作成することはできても、そのお施主さんが何を求めているのかを考えてその内容を訊きだす能力に不足しており、又、営業の仕事を軽く見ている者が多いのに対して、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の「設計兼営業」というのは、設計であるとともに営業でもあるのだから、仕事をする上でそれらを学んできたのではないかと思ったのです・・・・が、実際にこの会社に入社して見ると、人にもよるでしょうけれども、そうではなく、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の「設計兼営業」というのは、「営業のいない設計」であった。どういうことかというと、2017年だったか、ニュース記事を見ていたところ、中日ドラゴンズの建山捕手が、若手のたしか小笠原投手だったと思いますが、試合途中にマウンドに行って、「おまえ、いったい、何やってんの!」 「そんなことなら、全部ひとりで勝手にやれよ」 「ひとりで最後まで投げろよ」と怒ったという話が載っていました。建山捕手としては、捕手の意見を無視して自分勝手に投げたがる、いくらその日に調子のいい球種であったとしても、9回まで投げ切るのであればともかく、途中で交代するのであれば、その後に投げる投手のことも考えて投げないといけないのに自分が投げる部分しか考えないということで、「そんなことなら、ひとりで勝手にやれよ」「最後までひとりで責任もって投げきれよ」ということだったらしい。フリーダムアーキテクツデザイン(株)の自称「設計士(さま)」という若造を見て思ったのです。同社の「設計士(さま)」と勝手に自称している、実際には日本には「設計士(さま)」などという資格は国家資格にもなければ民間資格にもないし、フリーダムアーキテクツデザイン(株)にも「設計士(さま)」などという職名はないにもかかわらず、勝手にそのような名称を詐称している連中というのは、決して「営業でもある設計」ではなく、「『おまえ、いったい、何やってんのお』と言って怒ってくれる営業がいない設計」なのだ、と。営業は「設計」や工事課の人間や職人と接することで向上するところもありますが、同時に、「設計」もまた営業と接することで向上するところがあるのですが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の「設計士(さま)」と勝手に自称している「営業兼設計」には営業と接して営業から学ぶ機会がないのです。フリーダムアーキテクツデザイン(株)の「設計兼営業」というのは「捕手の能力もある投手」ではなく「捕手のいない投手」だった。 さらに問題があるのは、同社は「設計事務所」を名のっているため、業者さんと話をすると、業者さんによっては、「先生」などと言う人がおり、私にしても、ある業者さんに電話で問い合わせた際に、「先生」などと言われて、え? 誰のことや? 俺のこと言ってんのお? なんや、気持ちの悪いこと言うおっさんやな・・・と思ったことがありましたが、私なら「先生」なんて言われたくもないのですが、「先生」などと言われてズに乗る若造もいるのではないかと思います。 

   フリーダムアーキテクツデザイン(株)では「プランナー」と称する企画設計担当者と「実施設計」担当と「設計兼営業」を2つに分けていたのですが、2015年、東京都練馬区の大泉学園 で、竣工引き渡したあるお客様宅でのことをここでは述べます。 「プランナー」のY見さん(女。当時、30代)のことです。誤解のないように述べておきますが、私はY見さんを、作成したプランについても、顧客との対応についても、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の「設計兼営業」の中では、「悪くない方」と見ていました。但し、「フリーダムアーキテクツデザイン(株)の『設計兼営業』の中では悪くない方」と言っても、それは、いわば「う〇こ の中では形のいい う〇こ」と言っているようなもので、あんまりほめたことにならないのですが、ともかく、「う〇こ の中でも最低のう〇こ」とは思っていませんでした。
   2015年、東京都練馬区大泉学園の某様宅ですが、竣工引き渡しの時です。 フリーダムアーキテクツデザイン(株)は設計会社ですから、別に施工会社があります。ハウスメーカーの場合は、それぞれの工事を担当する会社はハウスメーカーから請けてその部分の工事をしますが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)と施工会社はそういう関係ではなく、あくまで、設計の会社と施工の会社という関係で、本来は対等なのですが。お施主さんからすれば、お施主さんが決めたのはフリーダムアーキテクツデザイン(株)という設計会社で、施工会社はフリーダムアーキテクツデザイン(株)が紹介した会社ですので、設計会社といえども、施工の内容に責任はないと言うわけにもいきません。そもそも、フリーダムアーキテクツデザイン(株)のような構造を配慮しない無茶な設計を平気でする、構造についての知識のない若造が「設計士(さま)」ぶって勝手なことをする会社の建物にひずみが出たとしても当たり前のことであって、施工会社として「いったい、どうしろってんだよお」と言いたいケースは少なくないはずです。
   引き渡し時の設計会社・施工会社の側の出席者は、実施設計担当の某さんとアフター課の私、それに施工会社の工事担当者と社長の4人。企画設計担当(「プランナー」)のY見さんは出席しないといけないという立場ではなかったのですが、お施主さんとしては、誰に頼むかという時、頼んだのは「フリーダムアーキテクツデザイン(株)のY見さん」であったはずですから、できれば、「企画設計担当」は顔を出した方が喜んでもらえたでしょうけれども、その時、東京都葛飾区の方で別のお客さんの仕事が入っていたそうでした。
   アフター課の私が行った時、施工会社の担当者と社長はすでに来ており、最後の手直しをしていたようです。その後、実施設計担当者も約束の時刻よりも十分前に来ました。 ですから、設計・施工側の担当の4人は、4人ともが、お施主様との約束の時刻より十分前の時刻に行って待っていたのです。そして、お施主様は約束の時刻より少し前に現地に来られました。 そこで、実施設計担当が「きょうは、Y見さんは、できれば来たいと言っていたのですが、葛飾区の方でほかのお客様の仕事があって、この時刻に来れないのですが、もし、そちらが早めに終わることがあれば、後からでも来たいように言っていました」と話し、お施主様も「そうですか」と言い、そして、実施設計担当とアフター課の私と施工会社の担当と社長との4者とお施主様との立ち合いで完成した家の方の確認をおこなって、これでけっこうですとなったところに、Y見さんが来ました。お施主さんも企画設計担当者も、後からでも来てくれたことを喜んでいました。
   さて、「それじゃ、何の問題もないじゃないの。どこが問題あるのよ」と思う人もいるかもしれませんね。結果としては、何の問題もなかったのです。「結果としては」。
   但し、営業の仕事を20年ほどやってきた私としては、Y見さんは、はたして、「もしも、実施設計担当とアフター課担当と施工会社担当が約束の時刻に遅刻してきていたとしたら・・・」という可能性を考えて、それでも、自分は行った方がいいか、そういう可能性も考えると、自分は遅れて行くくらいなら行かない方がいいか・・といったことを考えて、その上で、遅れてでも行くことにしたのか、それとも、そんなこと、ちっとも考えなかったか、どちらだろうか、と思ったのです。 たとえ、遅れてでも、企画設計担当が行けば、本来の会社としてのその件の担当は実施設計担当とアフター課担当であって、企画設計担当はその件についてはあくまでも「親切で」とか「気持ちから」参加するのであるから、遅れてでも行けば喜んでもらえるものと思い込んで遅れて参加したのか、どちらなのだろうか・・・・・。
   実際には、実施設計担当もアフター課担当の私も施工会社担当もお施主様との約束の時刻よりも十分前に行ってお施主様を待っていましたので、そして、なおかつ、実施設計担当は、お施主様にあらかじめ、「きょうは、Y見さんは、葛飾区の方でほかのお客様の仕事があってこの時刻には来れないのですが、もし、そちらが早めに終わるようだったら、後からでも来るようにしたいと言っていました」ときっちりと言いましたので、だから、お施主様としては、Y見さんが後からやってきたのを、プラスαのように受け取ったはずで、結果としては良かったのです・・・・が、もしも、実施設計担当もアフター課担当も施工会社担当もお施主様との約束の時刻に遅刻してきて、お施主様が約束の時刻に来ても誰も来ていないということで長く待ったところに、Y見さんがやってきた・・・なんてことになったらどうなるか・・・とかいったことを考えたかどうか。
   Y見さんは、おそらく、考えなかったのではないかと思うのです。 それだけ、実施設計担当やアフター課の私を信頼していたのかもしれませんが、でも、私なら、信頼しないですね。私がY見さんの立場であったなら、信頼するべきではないと判断して、そのケースにおいては、親切のつもりで遅れて行くくらいなら行かない方がいいと判断しましたね。もし、お施主様宅に、企画設計担当として挨拶に顔を出したいと考えたのなら、引き渡しの時ではなく、入居後にでも顔を出せばいいことで、入居後に挨拶に顔を出すのなら、アポなしで言ってもいいわけです。入居後にでも、企画設計担当に顔を出してもらえば、おそらく、喜んでもらえたでしょう。なぜ、引き渡しの時に遅れて顔を出したか。実施設計担当とアフター課担当と施工会社担当はお施主様との約束の時刻より前に行っているものと決めつけていたのと違いますか?
   こういうことは、実際に痛い目にあってみないとわからないようなところがあります。私はその「痛い目」にあった経験があるのです。 千葉市中央区鵜の森町 の新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕で「工事責任者」を自称していたブタ草A(仮名)は、「ぼく、営業やったことないですけど、営業で〜きま〜すもお〜おん」と大きな声で何度も何度も叫びまくったのですが、実際に痛い目にあう経験をしてこそ骨の髄からわかるが、経験しない人は理屈ではわかっても認識として十分わからないというものがあるのです。
   山田久志『勝負強さの育て方』(PHP文庫)には、1971年の日本シリーズで、阪急ブレーブスの「若きエース」山田が、1勝1敗での第3戦で、終盤まで好投したものの、9回の裏に王に逆転サヨナラスリーランを打たれた時の話が書かれています。 よく知りたい方は同書を読まれるといいのですが、そのまま引用すると長くなるので、趣旨を述べます。 巨人のV9の7回目の年、その頃の巨人は強かったが、阪急もまたパリーグにおいては、強かったものの、日本シリーズでは巨人に勝てなかった。しかし、1971年においては、「若きエース」山田を擁して、1勝1敗のあとの第3戦も阪急がリードして9回に入った。2死でランナーが2人いて、打者は王。山田が「王がなんじゃい」という気持ちで投げ込んだ球は、内角低めぎりぎり、球威も申し分ない。「これで、終わりじゃ」と思ったまさにその時、山田が投げ込んだ会心の球を王は見事にとらえて、逆転サヨナラスリーラン。山田はマウンドにへたりこみ、その後、飲みに行った後に乗ったタクシーでは、運転手は巨人ファンらしく、感動さめやらず、「いやあ、さすがは王だねえ〜え」とクルマの中で話す。「でも、あの阪急の山田てピッチャーもなかなかのもんだよねえ」と言った運転手に、山田は降り際に、「運転手さん、山田はぼくです。ぼくがその山田です」と語ったという。その後、考えて考えてするが、何が悪かったのかわからない。投げそこないを打たれたのならともかく、球威も十分、コースも悪くない。あれをホームランを打たれるのなら、もう、王に投げる球は何もない。王は人間じゃないと思った。その後、阪急の先輩投手の米田から、「やっぱり、あの球は高いで」と言われる。最初からその位置をねらって投げたのなら決して高い球ではないが、もしも、ほんのわずかでも下をねらって投げたのなら高い、と。言われて考えてみると、「この一球で勝負じゃ」などと考えて投げたので、内角低めぎりぎりのストライクを投げたが、そうではなく、カウントとしてまだボールを投げることができるカウントだったのだから、内角低めぎりぎりのストライクではなく、内角低めぎりぎりのボールを投げるべきだった。そうすれば、さすがの王も「内角低めぎりぎりのボール」ならホームランは打てなかったのではないか。さらに、その前の8回、代打で出た選手にヒットを打たれて出塁されたのだが、その時は失点しなかったが、そのために、9回にセリーグ最強打者の王に打順がまわった。8回にヒットを打たれていなければ王に打順はまわらなかった。さらに言えば、王に打順がまわった時、塁はひとつ空いていた。「野球はともかく勝てばええんや」という考え方からいけば・・・・・→「あの時、セリーグ最強打者の王と勝負する必要はなかった」。 その経験から、その後、山田は「野球はともかく勝てばええんや」という認識を強く持つようになり、若手投手で「男と男の勝負じゃあ」とか言う者がいると、「青いやっちゃな」と思うようになった・・・らしい。詳しいことは同書を読まれたい。
   もしも、その会社で、そのお客様とその件についての担当は自分ではなく他の者だけれども、できれば、自分も顔を出した方が喜んでもらえるのではないかと思うが、約束の時刻には自分は行けないという時、遅れてでも行けば喜んでもらえるから行こうと考えるのか、遅れて行くくらいなら行かない方がいいと判断するのか。 結論を言うと、私なら遅れて行くくらいなら行きませんが、私が「痛い目」にあって学んだその経験について、1回で述べるつもりであったが字数が多くなったので、それは次回に述べることにします。

   次回、[下]自分が担当でない件では、遅れて行くくらいなら行かない方がいいと考えた理由 https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_8.html

   (2019.1.15.)

☆ 「やったことないことはできるか」シリーズ
3.自分がその会社で担当でない件で、遅れてでも行った方がいいか、遅れて行くくらいなら行かない方がいいか、という判断。
[上]自分が担当でない件で、遅れてでも行った方がいいか 〔今回〕
[下]自分が担当でない件では、遅れて行くくらいなら行かない方がいいと考えた理由 https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_8.html
4.自分に該当するものがなければ営業所ごとの報告を止める男はどうしたものか https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_9.html
5.平日の来客を粗末にする営業・従業員に契約外の業務をさせる営業 https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_10.html

☆ 「やったことないことはできるか」シリーズ
1. 負けパターンの感知 http://shinkahousinght.at.webry.info/201503/article_5.html
2-1 保養所で働いて「実感した」、待機している時は、忙しくしている人から見えない位置で https://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_2.html
2-2 「完成現場見学会」の準備をしている人の脇で両手をポケットにつっこんでふんぞりかえる新人類 http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_3.html
2-3 1人では片づけられないものに途方に暮れている同僚を、手伝いに行くのではなく見物に行くパーマン http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_4.html
2-4 締日前に、最も忙しく仕事をしている人間、最も遠くから来ている人間に、わざわざ、それほど忙しいわけでない人間、地元の人間に「差し入れェ!」とやるためのパンを買いに行かせる痴漢人間 http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_5.html
2-5 自分の担当の仕事を担当外の従業員に押し付け、それで空いた時間にPTA役員やってますとわざわざブログで公開するエイリアン(異星人) http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_6.html

☆ 営業と会社の話 シリーズ
153. [第649回]箸・スプーンなしの弁当・ケーキを買った想い出。同年齢の既婚子持ちの思い上がり。無神経が「売り」の営業 https://shinkahousinght.at.webry.info/201811/article_22.html
・・・・
142 「先輩社員のクルマはタクシーではない」という常識を理解できない女
1.[第583回]電車・バスでの営業とクルマでの営業の経験で身につけた視力―先輩社員の車はタクシーではないhttps://shinkahousinght.at.webry.info/201802/article_1.html
2.[第584回]稀に見るバカ女 http://shinkahousinght.at.webry.info/201802/article_2.html
3.[第585回]首都圏不動産公正取引協議会とは。関東整備局・県庁不動産課は役立たず。http://shinkahousinght.at.webry.info/201802/article_3.html
4.[第586回](本論)「先輩社員のクルマはタクシーではない」という常識を理解できない「異星人」 http://shinkahousinght.at.webry.info/201802/article_4.html

141[第581回]あけおめ。放生寺(新宿区) 参拝。お地蔵さん、「子供帝国主義」の女とそのオットを懲らしめてください https://shinkahousinght.at.webry.info/201801/article_2.html
140[第580回] 職場学校鳥獣戯画巻。イヌ・ブタ・サル・・・ https://shinkahousinght.at.webry.info/201801/article_1.html
139[第575回]祐天寺(目黒区)参拝【3/7】職場の我儘女と「少子高齢化対策」に殺れた我が子。かさね塚と絵。https://shinkahousinght.at.webry.info/201712/article_7.html

138看板に偽りある予備校・内容に虚偽のある求人票
1.[第566回]「進学指導は高校の教師の仕事と違う」か? http://shinkahousinght.at.webry.info/201711/article_11.html
2.[第567回]京大・東大の文系学部試験対策のない「京大東大文系クラス」http://shinkahousinght.at.webry.info/201711/article_12.html
3.[第568回]「4年制大学法・経済・商学部卒」を高卒以下扱いhttps://shinkahousinght.at.webry.info/201711/article_13.html
・・・・・

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≪ 「失敗」と書いて「成長」と読む。
 ・・・人間は失敗を繰り返す生き物だ。失敗から学ぶことはたくさんある。
「なぜ打てなかったのか」、「何が足りないのか」。負けた試合は真剣に反省するが、勝った試合の反省はあまりしない。短所や弱点と向かい合おうともしない。
大切なのは次に失敗しないように、考えること。成功や勝利にただ満足してはいけない。≫
( ↑ 野村克也『野村克也 100の言葉』2016.11.25.宝島社 ↑
 《021 「失敗」と書いて「成長」と読む》 )
≪ 捕手の重要性  優勝チームに名捕手あり。
  かつては「優勝チームに名投手あり」だったが、今の野球は「名捕手」がいなければ強いチームにはならない。
  ・・・・
  巨人、中日が優勝できなくなったのも、阿部慎之介、谷繁元信が衰えたのに、後釜を育成できなかったことが原因だ。
 捕手の重要性はどんどん高まっている。
( ↑ 野村克也『野村克也 100の言葉』2016.11.25.宝島社 ↑
 《092 捕手の重要性 優勝チームに名捕手あり。》 )


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他の従業員担当の仕事に遅刻してでも行った方がいいか〔上〕―営業やったことないことはできるか【3-1】 慎腹風呂愚/BIGLOBEウェブリブログ
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