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zoom RSS カネもらって仕事で宿泊している者が一等席に座ってよいか―やったことないことはできるか【7】

<<   作成日時 : 2019/01/24 20:28   >>

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[第668回] 営業と会社の話(158)  やったことないことはできるか【7】
  2011年、千葉市中央区鵜も森町 の新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕にて、「ぼく、工事責任者です」と言いながら、工事現場を見に行かない、工程に責任を持たない、施工内容を把握していない、施工内容に責任を持とうという意思がない、そもそも、「工事責任者」を自称しながら工事現場に行くためのクルマの運転をしない男 植草英二(男。当時、30代なかば)が、「ぼく、営業やったことないですけど、営業で〜きま〜すもお〜おん!」と大きな声で何度も何度も叫び、普通なら、社長はこういう人間には「無神経な口をきくな」と注意くらいするものだと思ったものだが、社長の長谷川新二(男。当時、40代前半)はひとことも言わない・言えない人間だった。 まあ・・・・、そんなこと言うなら「やってみ」というのが一番いいと思うのだが、その前に、営業は見た目も関係するのであるから、とりあえず、やせた方がいいのではないかと思う。

   その、「やったことなくったってで〜きま〜すもお〜おん!」という植草の得意の絶叫は、耳にするたびに不快指数が上昇したが、実際に、やってわかる、特に、理屈としてはやる前からわかっていたものでも、体験することで実感としてわかるというものがある。

   今回は、保養所での経験を述べる。
   1980年代前半、箱根のある財閥系企業の保養所で、夏休みに「雑務」の仕事のアルバイトをした。〔 [第383回]《自分が動いていない時は見えない位置で―保養所雑務の経験で学んだ事―やった事ない事はできるか(2) 》https://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_2.html でも述べた保養所です〕「雑務」なんて聞こえのいい文句だが、要するに、「下男」である。 又、高級ホテルとかならチップとかくれる客もたまにあるかもしれないし、そうなると、「長い物には巻かれよ。札束には切られろ」という指針のもとに、へこへこしようかいなあとか思うこともあるかもしれないが、保養所であるから、そんなもん、くれる人なんてあるわけない。 9月、後期が始まった時、少人数の授業で、助教授から夏休みに何をやったかきかれて、保養所で「雑務」のアルバイトをやったと言うと、「きみ、そんな保養所の下男みたいなもん、やってたのでは、勉強できんだろう」と言われたが、実際、そうだった。父は「大学は勉強する所とは違うねんぞ、チャンコロ! 甘ったれておってはならんぞ、チャンコロ! あるばいとアルバイトあるばいとアルバイトオ! てってこっこてっててってらったらったらったらあ〜あ! とってちってたあ〜あ!」と毎日言っている人間だった。行きたい大学の行きたい学部に行ってやりた勉強をしている人間が本当にうらやましかった。 アルバイトには行った先、行った先で、「なんで、慶應の学生がこんな所にアルバイトに来るのお〜お?」と言われたが、それが我が家だった。情けなかった。
  1970年代後半、北野高校の2年の時の担任だった旧姓作野礼子(女。当時、20代前半。北野高校卒→神戸大文学部卒)から「私は親が離婚したから」と言って、親が離婚していない私はなんか悪いことしたみたいに責められたが、両親が離婚していないと何か悪いことをしたということなのだろうか? 我が家の場合、両親は離婚はしていなかったが、「家庭内離婚」みたいなところはあって2人の意思の疎通はなく、2人いるから扱いにくい面だってあったが、旧姓作野礼子は自分は両親が離婚したからエライ、私は両親が離婚していないからけしからん! という理屈を押しつけたがったのだが、しかし、もしも、親がいなかったなら、私は日本育英会奨学金を受給して行きたい大学の行きたい学部に行ってやりたい勉強をしてつきたい仕事につくことができたと思うのだが、親がいたために、「てってこっこ、てっててって、らったらった、らったらあ〜あ♪ 撃ちてしやまん! 一億火の玉あ! とってちってたあ〜あ!」「アルバイトを嫌がる人間というのはモラトリアム人間病という病気にかかっておる。慶應大学の小此木啓吾先生というえらいエライえらいエライ先生がそうおっしゃってる」と毎日毎日言われ、「あるばいとおアルバイトオあるばいとおアルバイトオ!」とアルバイト漬けにされたし、今から考えると、あれだけアルバイト漬けにされるくらいなら、「大学」なんぞ行かずに高校を卒業してすぐに働いた方が良かったくらいかもしれないと思っている。親がいたためにそうなったのである。 親はいた方が常に有利とは限らない。旧姓作野礼子はその程度のことも理解できない痴呆であった。その程度も理解できない痴呆が高校の教諭になることないと思うのだが、なにしろ、週休は確実にとれて土曜は半ドン、春休み・夏休みは長期あって、それと別に有給休暇もとれる、危険業務はない、深夜業務もない、授業が2限目からなら1限目は行かなくても2限目から出勤すればいいし、いつでも好きな時に「休講」を入れて休むことはできる、なにしろ、親方日の丸で、私立受験校と違って大学入試も通るなら通ればいいし、落ちたら落ちたヤツが悪いと相場は決まっている、こんなけっこうな仕事はない、3日やったらやめられない、こりぁたまらん♪ たまらん♪ たまらんわい♪ という仕事! 実際のところ、なんで、私はあそこまであの女に苛められなければならなかったのかと思う。もし、私が高校の教諭になっていたなら、あんなおかしなことはしない。

   それで。 箱根の宮城野橋という所にその保養所があったのだ。 「箱根」というとどこのどういうものを思い浮べるか?  「強羅の別荘」なんてのは金持ちが思い浮べるものではないか? 私ら、箱根で仕事したといっても強羅なんて一度も行ったことない!  「芦ノ湖の遊覧船、あれ、いったいどこから入れたのか? これ、考え出すと、今晩、寝られなくなっちゃうね」というあたりは一般人ではないか。 宮ノ下の富士屋ホテルなんてのも、金持ちの思い浮べるものではないかな。 箱根湯本あたりは一般的なイメージがある。 で、宮ノ下と地名はちょっと似ているが、「宮城野橋(みやぎのばし)」という場所は、宮ノ下から仙石原の方へバスで向かうと、「宮城野橋」というバス停があるのだが、バス停を降りても、な〜んにもない!  八百屋が1軒あって、その八百屋の娘が保養所に野菜を持ってきていた・・・が、保養所のおばさんの話では厳密には「娘」ではなく親戚の子だったらしい・・・・が、なにしろ、その付近にいる20代の男女というとその八百屋の娘だけであって、ほかは、物好きにそんな人里離れた保養所なんか勤めるのは年配者が多かったようだ。 バス停の近くに「寄せ木細工」の店が1軒だけあった。 保養所とバス停の逆側に、なぜか、「箱根トルコ」というトルコ風呂(今で言う、ソープランド)が1軒あったが、今はなくなったのではないか。 そういう場所だった。買い物をしようと思っても、「宮城野橋」という所には店はその八百屋と寄せ木細工屋くらいしか他には何もない。 「強羅の別荘」なんて、行かなくても、名前を聞くだけで気色悪そうな、私らとは「人種が違う」「民族が違う」人たちがいそうな地名の場所でなくても、箱根湯本とか元箱根とかいった一般人がいそうな地名の場所には、一般人が宿泊しそうな施設もあるのだが、「宮城野橋」という所は、周囲も会社の保養所ばっかり。 中に誰のものか知らんが「別荘」なんてものあったように思う。 そういう所だった。

   そこに、その会社の保養所の係だという若造、「若造」なんて言うと反感を覚えて言っているような表現と思われるかもしれないが、実際、若造、もしくは、「にーちゃん」が月に1回くらい、1泊2日で泊まりに来た。それは、保養所の係として、保養所が問題なく運営されているか見に来たようだった。
   「軽井沢」というとブランド地名だが、最近では本来の軽井沢の周辺のもともとは「軽井沢」でない所まで「なんとか軽井沢」とかいう名前がつけられて「ブランド軽井沢」ではない軽井沢も出現しているというが、「箱根」の場合、箱根にもいろいろあって、「強羅の別荘」なんて聞くと、私らとは「民族が違う」「人種が違う」というイメージがあって、私なんかは、そういう場所にうかつに一歩でも入ろうなどとしたあかつきには、「出ていってちょうだいいんか!」と言われてつまみだされるのではないか・・・という印象があるわけで・・・、そんな感じの悪い所なんて、こっちの方が行きたくないわい! て感じがするのだが、「宮城野橋」は箱根は箱根でもそんな箱根ではないのだ・・・が、自然環境はいい場所で、温泉も出る。 従業員も毎日、温泉に入ることはできる。泊まり込みの仕事だから、温泉に入るのにカネ払う必要もない。 そこはいい! 緑っぽい色で、薬屋で売ってる「温泉のもと」なんてのを見ると、「白浜」とか「草津」とかいろいろと売っているが、私の場合は「箱根」というのを見るとなつかしさを感じる。
   宮城野橋の保養所は周囲は「な〜んもない」所で、箱根関所跡とか、仙石原湿原とか、箱根神社とか、箱根なんとか美術館とか行こうとすると、バスで行くかマイカーで行くかしないと行けない。 しかし、温泉に入れるというのと、食堂からの眺めがなかなかいい!  谷の向こう側の斜面を箱根登山鉄道がえっちらおっちら一生懸命登って行くのが見える。

   食堂の窓からの景色が良く、谷の向こうの山の上は「強羅」と言われる「高級保養地」らしく、私なんかは一歩でも入ろうとするとつまみ出されるらしい地域らしいのだが、その強羅とこちらの宮城野橋との間は谷になっていて、その谷の強羅側の斜面を箱根登山鉄道がえっちらおっちら一生懸命頑張って登っているのが見えて見飽きないのだが、それは食堂のどの席からでも見えるわけではなく、窓のそばの2席だけで、それより内側の席は窓から遠いのでそれほどは見えない。 その席はどうやって決めていたか・・・というと、チェックインは何時くらいですと言っていて、きっちりとその時刻に来た人は優先、連絡もなく夜おそ〜くに着いた・・・という人はあんまりいい席には配置されない。 前日、食事時間は午後6時から午後8時の間ですよお〜お・・・ということになっていると、午後6時少し前に家族全員が食堂に来て席につき、食べ終わるとさっさと部屋に戻った人は優先。 午後6時から午後8時の間に食べてくださいと言っているのに、午後8時頃に来て、「食事は何時までいいんですかあ?」なんて質問したような人は次はあんまりいい席にならない。 来る時に、自宅の近所の名産のお菓子でも、「皆さんでどうぞ」と言って持ってきた人、持ってくるのを忘れた場合は、バス停の近所の八百屋でスイカを買って持参したという人は最優先♪ ・・・・・、このくらいしか保養所に勤めた者の楽しみてないのかもしれんが・・・・、なんだか、保養所の従業員を自分らの下男か何かみたいな態度をとったような人というのは、翌日は一番悪い席・・・と。これは確実!
   座席ともうひとつは、ごはん。 個人のお椀に残ったごはんは捨てていたが、座席の中央に置かれた御櫃に残ったごはんは次回も使っていたのだ・・・・が、すべての席に使っていたのではなく、お土産を持参した人とか、前日、夕食時刻と指定された時刻に来て食べると食べ終わるとさっさと帰った人とかにはすべて新しいごはん。到着が遅れたのに連絡もなかった人とか、入浴時間は〇時までというのにそれより後で入り、「もう、入浴時間を過ぎていますから」と言ってもきかずに入った人とかには、御櫃の半分には前日のごはん。
  こういうことをここで暴露していいのか・・と思う人もいるかもしれないが、今となっては何十年も前の話。まあ、その程度のことで保養所の職員はストレスを解消していたということだ・・・。前日のご飯が半分御櫃に入っていても毒が入っているわけではないからその点は大丈夫だし、自宅でも前日に炊いたご飯くらい食ってると思う。

   ・・・・はあ、保養所というのはそういうことやってるのかあ、俺も保養所を利用する時には、気をつけなきゃなあ〜あ・・・とか思ったものだった。 もっとも、大学を卒業して勤めた会社に保養所があったかというと、小堀住研(株)には「会社の保養所」なんてひとつもなく、建築健康保険組合の保養所というのがいくつかあったが利用することはなかった。(株)一条工務店は健康保険も社会保険事務所の健康保険証だったので、健康保険組合の保養所というものもなかった。 「ぼく、営業やったことないですけど、やったことなくったって、営業で〜きま〜すもお〜おん!」とブタ草が叫んでいた新華ハウジング(有)・ビルダーズジャパン(株)なんてのに保養所があるわけはない。 (株)新昭和の下請けをやっていたのだから、その取締役になっていた男のために新華ハウジング(有)の従業員は貢献してあげたのだから、その関係で保養所を使わせてもらえるようにとかできんもんかとか考えたりもしたが、(株)新昭和という会社自体もたいした会社じゃないし。

   それで、「見晴らしのいい席」については、連絡もなくチェックインの限度の時刻を過ぎたという人、連絡があったならば、誰しも都合はあるわけだからやむをえないとしても、遅い時刻に連絡もなくやってきた人、夜、飲んで騒いでいた人、入浴時間を過ぎて入浴した人とかは優先順位は後になって、そういった保養所のきまりを遵守して静かに礼儀正しく利用してくれた人は優先されるが、そういう人の中でもお土産を持ってきてくれた人にはそれ以上に「先取特権」があったのだ・・・・が、それ以上の「先取特権」を持っていたのが、実は、その会社の保養所の係のにーちゃんだったのだ。 20代後半くらいかと思われるにーちゃんが、保養所の状況を把握するためだと思うのだが、月に1回くらいずつ、1泊2日で泊まっていくのだが、そうすると、ごはんもすべて新しいごはんで、席も一番見晴らしのいい特等席・・・・ということになったのだった。
   今回、ここで述べようと思ったのはその点である。 その時は、そんなものか・・・と思ったのだったが、今となってみると、あれはおかしくないかな・・・・?  という気がするのだ。 違うか? だって、その保養所に来ていた人というのは、そこの会社の従業員であり、保養所の従業員だってその会社の従業員なのだから、だから、客だからとえらそうにするような性質のものではないけれども、ともかくも、その時はカネを払って泊まりに来ていたわけだ。 仕事で来ていたのではなく、カネを払って保養所に宿泊していたのだ。 それに対して、その保養所の係のにーちゃんというのは、それを仕事にして、カネをもらってそこに泊まりに来ていたのだ。 なんで、カネをもらってそこに宿泊する者が、カネを払って宿泊する者よりもいい席に座っていたのだろうか? なんで、カネをもらう者がカネを払う者よりいい席に座り、カネをもらう者がカネを払うものよりも優先して新しいごはんの御櫃をもらうことができたのだろうか?  疑問に思いませんか?

   もしも、私がその会社の保養所の係であったなら、自分が仕事で保養所に泊まりに行った時に、保養所の職員が、ごはんにしても食堂の席にしても、一般宿泊客よりもいいごはん、いい席を自分に提供しようとしたならば、私ならば、「私は仕事で来ておりますので、おカネを払って泊まっている方にいい席を配置してあげてください」と言いますね。 言いませんか? 仕事で来ている人間が、カネ払って泊まっている人間よりもいい席をあてがわれて、それを当たり前みたいにそこに座っているというのは、それはいいのでしょうか?
   さらに言いますとね。 そのにーちゃんは、いつでも、来客用の食堂で食事をしていたのですが、保養所の従業員は厨房で食事をしていたのです。 来客が食堂で食事をして、保養所の従業員は厨房で食事をしていた時に、その会社の保養所の係の若造はどちらで食事をするのがふさわしいのか?  あなた、こういうこと、考えたことない〜い?

   2014年12月のことですが、東京都墨田区 で、新宿の「安宅(あたか)」という設計事務所が設計をして、埼玉県川口市に本社がある川口土木建築工業(株)https://www.kawado.co.jp/ が建てていた三菱地所レジデンス(株)のマンションの工事現場の隣の雑居ビル2階にあった現場事務所に、その「安宅」という設計事務所の「設計士さん」という若造がやってきたのですが、その男、現場事務所に来て何やったと思います? 川口土木建築工業(株)の現場監督にコーヒー入れてもらって一緒に飲んで、そして、「来年もいいお年を」と言ってにこやかに帰ったのです。隣の工事現場には一歩たりとも立ち入ることなく。 工事現場では、「豆板」とか「コールドジョイント」とかいった、「建築構造学」の教科書レベルの本に掲載されている施工不良がいっぱいあっても「そんなの関係ねえ!」て感じで、にこやかに。 「設計士さま!」てそいういう若造が多いみたいですね。そういうのをありがたがる人というのが、どうも、世の中、いるみたいです。 それと、なんか似てませんか?
   保養所の係の人間が、保養所の状況を見るために、そのために、宿泊費は会社が負担して保養所に行かせているわけですよね。 そうであれば、食堂で食事をするのであれば、見るべきものは窓からの景色ではなく、一般宿泊客が問題なく食事できているのか、従業員の対応はどうなのか、あるいは、従業員が困っていることはないのか・・・そちらですよね。 お客さんみたいに窓からの景色を見ていてどうすんのよ?!? そう思いませんか?
   その会社の保養所の係の人間が、その保養所の状況を確認するために月に1回、保養所に1泊2日で泊まって帰るというのは、それは娯楽で来ているのではなく仕事で来ていたはずなのですよ。 食事も、食堂で食べるのが当たり前ではなく、従業員と一緒に厨房で食べたっていいはずなのです。 保養所の従業員からすれば、一緒に厨房で食べられるより、食堂で食べてもらった方がいいかもしれないけれども。 ともかく、カネもらって仕事で泊まる人間が、カネ払って娯楽で泊まる人間よりも、いい席に座ってどうすんの? それで、商売なりたつの?  役所ではないが大企業の保養所という、役所ではないがお役所仕事みたいな保養所だから、だから、「親方日の丸」に近いような経営、それで利益をどれだけあげようなどというものではない施設だから、だからそれでいいというものなのかもしれないが・・・、いいか? それで?

   本来ならば。 保養所の職員、特に管理人はその保養所の係のにーちゃんにそれを教えてあげるのが親切というものだったのではないかと思う。 私がそこで働いた時は、管理人夫妻が交替した直後で、その時の管理人はまだ保養所の状態を十分に把握しきれていない状況だったようで、会社の保養所の係のにーちゃんが来た時には一等席に座らせるというのは、その前の管理人の時からそうなっていたらしかったが、本人が気づいていないならば、保養所の職員は教えてあげる方が親切というものだったのではないかと思う・・・・が、親切で教えて保養所の係の従業員に気を悪くされるよりも、一等席に座らせて機嫌をとって気持ちよく帰ってもらった方が保養所の従業員にはいい・・・・ということだったのかもしれない。 せっかく、親切で言って気を悪くされたのではたまったものではない。 管理人だって言いたくないだろうし、厨房のおばさんだってあんまり言いたくないだろうし。 案外、夏休みだけのアルバイトだった者が、どこかで言えば、保養所の係のにーちゃんだって、アルバイトの言うことに怒ることもないだろうから、そこで気づいたかもしれないが・・・・、しかし、アルバイトがそんなこと言って教えてあげる必要もなさそうにも思える。 かくて、まだ、20代ではないかと思えるのに、「裸の王様」みたに誰にも言ってもらえずに一等席に座って、来客の状況を見るのではなく窓からの箱根の景色を見て帰った男。 あれで、いいのか?

   会社の運営をする人間は、こういう視点は絶対に必要だと思うのだ。私は、保養所でアルバイトをしていた時、それほど気にならなかったのだが、いつから気づいたか。 自分自身が「正社員」扱いで会社という所に勤めて、自分自身が、お客様と自分がいるならばお客様の方にいい席を座らせてあげたいと考えるのが普通だとして勤めてきたからか・・・。 ともかく、会社という所に勤める経験を踏んで、それで、私は、あの保養所の係のにーちゃん、あれはいかんのではないのかいなあ・・・? と気づくようになったのだ。 天下の三井さんの従業員かもしれんが、私よりも高い給料とってるのだろうけれども、やっぱり、あれはよくないのではないかいなあ・・・・。保養所の従業員は立場上、言いにくいであろうけれども、会社の上役はそれを指導しないといけないのではないか。「天下の三井」さんにはそれを言える人はいなかったのだろうかいなあ・・・・・。もしかすると、その程度の人だから、20代で保養所の係なんてやっていたのか・・・?  どうかはわからんが、これ、気づく人間と気づかない人間といると思うのだが、保養所で「雑務」の仕事をして、その後、客商売の営業の仕事をやって、その両方を経験した者としては、気づく方が基本だと思う。 やっぱり、経験は生きていると思うのだ。
   「ぼく、営業、やったことないですけど、営業で〜きま〜すもお〜おん」とか叫んでいるブタ肉マンは、保養所の「雑務」の経験もさせてやった方がいいのかもしれない。 風呂磨きもけっこう大変だった。 同じくらいの年代の大学生がアルバイトなんて何もしないでエアコンの効いた部屋で椅子に座って学習しているのはうらやましかった。 同じ中学校から同じ高校に行って、阪大の法学部に行って阪大に入学5年目に司法試験に合格したK村という男がいたが、父は司法試験合格者にK村の名前が掲載された新聞を送りつけてきて、「K村くんの爪の垢を煎じて飲みなさい」と言ってきたが、K村みたいなけっこうな生活させてもらっていたら、そりぁ、司法試験くらい通るだろう。 まったくつくづくうらやましかった。 保養所の仕事は、ふとん上げ・掃除・風呂磨き・窓ふき・配膳片付けその他、けっこうたいへんだったが、それ以上に、そこで泊まり込みで、かつ相部屋であり、プライバシーがないという点が一番きつかった。 「K村はええなあ。うらやましいなあ。ほんまにええなあ」といつも思い続けてきた。 私が保養所の風呂磨きやったりふとん上げやったりしていた時にエアコンの効いた部屋で椅子に座って法律の本を読んで試験に通ったようなそんな類のが弁護士になっているから、だから、ろくな弁護士がいないのかもしれないが、「うらやましいなあ。ほんまにええなあ」と「長嶋みたいなやつ!」のことを思ってきたものだ。その保養所の係という若いにーちゃんは、顔で判断するならば、三井の従業員といっても、東大・京大とか慶應・早稲田とかいった大学卒には見えない。「もっと下の方」と断定してよいだろう・・・・が、それでも、その時もその後も私よりずっといい生活をしてきたことだろう。今後もそうではないか・・・・な・・・。

   山水館の加代さん なら、おのれが客よりいい席に座りたいとは考えない・・・・と思う・・・な・・・。たぶん。
※ 《YouTube-銭の花 細うで繁盛記 旅館山水館》https://www.youtube.com/watch?v=jlipoy1IH4U
お客さんに、なんとか来てもらいたいと思ってもなかなか来てもらえず、やっと、来てもらえた〜あ・・・という喜びとか、そういうのを感じる、ということは、山水館ではあっても保養所ではないだろう。国とか都道府県がやっているのではないとしても、実質、「親方日の丸」みたいなものだから・・・・。保養所に勤務している管理人や厨房のおばさんは、夏とかにいっぱい押しかけてくる客をこなすのに大変な思いはするようだが、客を呼ぶ努力をしなくても、それは来るし、三井の保養所の係の人間は民間の旅館業みたいに人を呼ぶ工夫なんてしなくても自分の所の従業員が利用するのだから・・・・。だから、おのれはカネもらってそこに行っているのに、カネ払って泊まる人間よりもいい席に座っても尻が痛くならないような感覚の男が担当していたのか・・・・どうか・・・。私なら、自分がカネをもらって仕事でそこに泊まるのに、カネ払ってそこに泊まる人間よりいい席を割り当てられたのでは居心地がよくないが、そう感じない人もいるのかもしれない。
  2011年、新華ハウジング(有)〔建設業〕(千葉市中央区)(2013年11月に正式に倒産)が木工事の部分の下請けをやっていた(株)新昭和https://www.shinshowa.co.jp/ の取締役をやっていた座間という男(男。50代前半くらい? あまり人相がよくない)は、自分がアパートを建てるのに(株)新昭和に頼まずに下請けの新華ハウジング(有)に仕事をさせ、新華ハウジング(有)の一般顧客の仕事を犠牲にしておのれの仕事をさせたが、そういう態度をとるというのは、座間には下請けの仕事をやっている新華ハウジング(有)を大事にしようという意識が不足しており、新華ハウジング(有)が仕事を失ってもおのれが得すればいいというような発想・意識が見られる。自分が取締役になっている会社が下請けの仕事を頼んでいる工務店を大事にしたいという意識があれば、おのれ個人のためにその下請けの工務店の一般顧客を犠牲にさせるような態度はとらないのではないか。そのあたり、良心的と言えない。新華ハウジング(有)が倒産した直接の原因ではないとしても、背景として、そういった元請会社の取締役の横暴にふりまわされていた新華ハウジング(有)の経営者の姿勢というものがある。

   (2019.1.24.)

☆ 「やったことないことはできるか」シリーズ
1. 負けパターンの感知 http://shinkahousinght.at.webry.info/201503/article_5.html
2-1 保養所で働いて「実感した」、待機している時は、忙しくしている人から見えない位置で https://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_2.html
2-2 「完成現場見学会」の準備をしている人の脇で両手をポケットにつっこんでふんぞりかえる新人類 http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_3.html
2-3 1人では片づけられないものに途方に暮れている同僚を、手伝いに行くのではなく見物に行くパーマン http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_4.html
2-4 締日前に、最も忙しく仕事をしている人間、最も遠くから来ている人間に、わざわざ、それほど忙しいわけでない人間、地元の人間に「差し入れェ!」とやるためのパンを買いに行かせる痴漢人間 http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_5.html
2-5 自分の担当の仕事を担当外の従業員に押し付け、それで空いた時間にPTA役員やってますとわざわざブログで公開するエイリアン(異星人) http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_6.html
3.自分がその会社で担当でない件で、遅れてでも行った方がいいか、遅れて行くくらいなら行かない方がいいか、という判断。
[上]自分が担当でない件で、遅れてでも行った方がいいか https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_7.html
[下]自分が担当でない件では、遅れて行くくらいなら行かない方がいいと考えた理由 https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_8.html
4.自分に該当するものがなければ営業所ごとの報告を止める男はどうしたものか https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_9.html
5.平日の来客を粗末にする営業・従業員に契約外の業務をさせる営業https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_10.html
6. 契約はどこで? 契約後に何を話すか話さないか。血の気が多いなどということを自慢するな。
〔上〕 自社来場客を他社に紹介するバカ。実体験で学ぶ「先取特権」https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_11.html
〔下〕 契約後に何を話すか話さないか。血の気が多いなど自慢するな https://shinkahousinght.at.webry.info/201901/article_12.html
7.カネもらって仕事で宿泊している者が一等席に座ってよいか 〔今回〕

☆ 営業と会社の話
(153)[第649回]箸・スプーンなしの弁当・ケーキを買った想い出。同年齢の既婚子持ちの思い上がり。無神経が「売り」の営業
(152)[第647回]加圧注入後、乾燥させる期間をおかずに建築現場に注入処理材を送りつけて、薬剤が液体状態で付着した木材で作業させる「安全衛生保護義務違反」の(株)一条工務店。奈良公園の加圧注入材。住友林業と一条工務店の嘘。注入直後の木をさわるのは非健康的。https://shinkahousinght.at.webry.info/201811/article_20.html
(151)[第619回]猫の死骸をかわいそうと思うか気持悪いと考えるか。ひとが耕した所に後から来て営業させてもらった男、クルマで隣に女を乗せて、大変な思いをしている同僚を見物に来る男。「準備と片付けをせざる者、接客するべからず」という認識が欠落している女。https://shinkahousinght.at.webry.info/201807/article_9.html
(150)[第615回]注入防蟻木材と滝野川公園。医者はいい身分。(株)一条工務店は「江戸時代以前」の状態の会社。https://shinkahousinght.at.webry.info/201807/article_5.html
 


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