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zoom RSS 高山市の分譲地で見た片流れ屋根のモデルハウス。 理由があって片流れ屋根にする業者と理由なくする業者

<<   作成日時 : 2016/11/12 19:51   >>

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[第475回] 高山シリーズ第4回≪16≫
   建物にとって、特に木質系戸建住宅にとって、屋根とは何か。 屋根とは、建物の一番上の位置にある単なる飾りか? 私は違うと思います。「思います」ではなく、「違います」。ところが、それがわかっていない自称「設計士(さま)」なる若造がいる。そういう人間を使って建てている建築会社がある。

   建築は絵画や彫刻と同じく芸術であるという認識は正しいか間違っているかというと、間違ってはいない。 しかし、絵画や彫刻とは違って、建築は構造と機能を実現した上でデザインもすばらしいものを作ってこそ建築であり、構造や機能を無視して作ったものが、いかに美しいものであっても、それは建築の美しさではない。私は、高校を卒業する頃まで、周囲で大学の建築学科に行った人というと、京大工学部建築学科・阪大工学部建築学科・神戸大工学部建築学科とかでしたので、建築学科とは工学部・理工学部にあるものと思っていたのですが、高田秀三編『これだけは知っておきたい 住宅の設計と施工の知識』(鹿島出版会)で高田秀三の略歴として東京芸大の美術学部建築学科卒と書かれていたのを見て、芸大の美術学部に建築学科があると知りました。ヨーロッパの大学では芸術学部・造形学部に建築学科があることの方が多いという話も聞きますが日本では芸術学部・造形学部にある建築学科は国立大学では東京芸大だけで、工学部・理工学部にある建築学科の方が多い。芸術学部に建築学科がある場合もあるというのは、建築は絵画や彫刻と同じく、声楽や楽器の演奏と同じく芸術であるという考えからでしょうけれども、絵画や彫刻や声楽・楽器の演奏の学科が工学部・理工学部にはないのと違って建築学科が工学部・理工学部にもあるというのは、建築は芸術である面もあっても同時に理工学である面もあるからのはずで、建築のおいては構造を無視しては美しさというものも考慮の対象外であるはずなのです。

  そもそも、体を鍛えた運動選手の肉体美のような美しさと脆弱な体に装飾品をいっぱいつけて化粧しまくったような美しさとどちらが建築の美しさなのかというと、前者のはずであり、後者は、たとえ美しくても、それは建築の美しさとは言えないのではないか。 そして、構造と機能を実現する上でデザインの美しさを実現するということが建築の美しさであって、もし、構造を考慮しない建物を美しいと考えるなら、その美的感覚というのは、建築に携わる者の感覚として評価できるものか、という問題があります。 もし、人間で、病人の体に魅力を感じるとか言い出したら、それ、変態ですよね。ところが「設計士(さま)」とか自称しだした若造には、建築に関しての「変態」がいるのです。そういう病的なセンスの持ち主を「設計士(さま)」などと言われて、そういう「病的センス」の自称「設計士(さま)」に設計されると、病的な家ができます。 私は、特に、フリーダムアーキテクツデザイン(株)https://www.freedom.co.jp/ でそういう家を何軒も見ました。こいつら、絶対アホや!と思いました。 「設計士(さま)」と自称すれば人は言うことをきく!みたいに思ってるヤツが建築業界にはゴマンといるようですが、思い出しませんか、小学校低学年くらいの時に読んだ童話を。『裸の王様』てありましたね。「この着物は正直で賢明な人にしか見えません。愚か者や嘘つきには見えない着物なんです」と言われて、裸の王様の姿を見て、多くの人間が「おお、なんてすばらしい!」と見えもしないのに称賛したが、ある子供が思った通り、「王様は裸だ!」と叫んだという話。だから、私も、少しばかり、叫ぼうと思うのです。「王様は裸だ」と。
   人間の体においても、体を鍛えた健康体の人間の「肉体美」というものはあっても、「病弱美」なんて、そもそも概念として存在しないのに、「建築家」だの「デザイナー」だの「設計士(さま)」だのと自称するヤツには、それまで多くの建築業者がそういうことをやると竣工後に問題が出るからやらない方が良いと避けてきたことを理由もなくやって、そういう「病弱美」を「建築家が創る家」とか「設計士(さま)のデザイン」とか言いたがるのがいるが、馬鹿馬鹿しいことだ。 そういうことをやりたがるというのは、むしろ、それはその人間の造形力のなさを示している。構造と機能を実現しようという姿勢を捨てればかっこの良いものができるというその思想は病的である。


   高山に来て、屋根の作り方について、よく考えてあるなあと思ったものを、
[第283回]《飛騨国府駅・国府交流センター・「耳付き片流れ屋根」−高山シリーズ第2回(6)、 屋根の形状の適否 》http://shinkahousinght.at.webry.info/201409/article_7.html
で写真掲載の上で述べました。 もっとも、温暖地で生まれ育った者が、冬以外の季節にだけ来て見て、積雪についてよく考えてあるなあと思ったとしても、実際に、冬場になるとどうなのかというと、思っている以上かもしれないし、もしかすると、思っていたほどは雪は降らなかったり積もらなかったりとかいったこともあるかもしれませんが、
[第202回]《飛騨天満宮(高山市)上‐冤罪を晴らす神・菅原道真・怨念を晴らす旅(12)。松本家住宅。飛騨の家具館。》http://shinkahousinght.at.webry.info/201309/article_7.html 、
[第457回]《日の出天満神社(高山市松之木町)参拝 + なぜか場所によって運転が大きく違う高山のドライバー。 》http://shinkahousinght.at.webry.info/201610/article_13.html
で、神社の屋根の後ろの民家の敷地との境界部分に、雪が隣地に落ちないように配慮した金属板が設置されている写真を掲載しましたが、そういった配慮がされているということは、そういう配慮が必要なだけ雪が降り、積もるのでしょう。
   高山の市街から東に延びる国道258号で、大雄寺・洞雲院・素玄寺付近から松之木西交差点・大八賀神社までの間の道の南側で、7区画だったか8区画だったかの分譲地があり、モデルハウスらしい家が1軒建っているのを見かけました。↓
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↑ クリックすると大きくなるので大きくして見てください。
この写真の左が南、右が北、手前が東です。
幟(のぼり)には「Pana Home」と書いてあります。パナホーム(株)http://www.panahome.jp/?adpsp_type=300&utm_source=overture&utm_medium=cpc&utm_campaign=kodate_panahome&utm_content=1&utm_term=shamei_tantai の場合、軽量鉄骨軸組構造の建物を作っている中枢機能の会社と各地で建てている会社は別の会社ですから、この分譲地も建物はパナホームの建物でも、分譲は別の会社がしているものかもしれません。
   なぜ、この家(モデルハウス)の屋根は「片流れ」になっているのか?


   [第283回]《飛騨国府駅・国府交流センター・「耳付き片流れ屋根」−高山シリーズ第2回(6)、 屋根の形状の適否》http://shinkahousinght.at.webry.info/201409/article_7.html で説明いたしましたように、屋根の上に雪が積もった場合、それが落下する時には、寄棟屋根であれば四方に落下しますが、切妻屋根であれば、「平(ひら)」側の2方に多く落下し、「妻(つま)」側にはほとんど落下しません。ですから、積雪地においては、たとえば、南道路で南北に長い敷地で、北寄りに家を建てるという場合、東西の隣地に雪を落としたくないとすれば、寄棟ではなく切妻屋根にすれば、北側を通常よりも少し長めに空けるようにすれば、雪が落ちるのは南側の自分の所の庭と北側の隣地との間だけになり、東西方向は隣地との間をそれほど空けずに建てることができます。1994年、(株)一条工務店の福島県いわき市の営業所に在籍した時、会津若松市で建てられた施主様のお宅は、会津地方の喜多方市出身である施主様の意見により、そうしました。
   さらに、2方ではなく、1方向にだけ雪は落ちるようにしたいという場合には、切妻ではなく、片流れ の屋根にするという方法があります。↑のパナホームの分譲地のモデルハウスの屋根はそれです。

   しかし、「妻(つま)」側にもまったく落ちないという保証はないので、「妻(つま)」側に極力落ちてほしくないという場合には、[第283回]《飛騨国府駅・国府交流センター・「耳付き片流れ屋根」−高山シリーズ第2回(6)、 屋根の形状の適否》http://shinkahousinght.at.webry.info/201409/article_7.html  に写真を掲載したように「妻(つま)」側に「耳」をつけるという方法があります。「耳」というのは法律用語・専門用語ではないと思いますが、意味はわかると思います。わからない方は、[第283回]《飛騨国府駅・国府交流センター・「耳付き片流れ屋根」−高山シリーズ第2回(6)、 屋根の形状の適否》http://shinkahousinght.at.webry.info/201409/article_7.html に掲載した写真を見てください。

   もっとも、特に積雪地でなくても、《片流れ屋根に「耳」付き》という屋根にしているアパートなどありますが、どういうつもりでか。1990年代に、(株)一条工務店に在籍時、私が福島県いわき市で住んだアパートも《片流れの屋根に「耳」付き》でした。「入母屋」は施工に手間もかかれば費用もかかるのでアパートではあまりやりませんが、寄棟・切妻と比べても片流れの方が単純で手間がかからないからという単にそういう理由かもしれません。 屋根材を瓦や彩色スレート(化粧スレート)とした場合、その先端に「耳」をつけるとその境目の部分で雨漏れを起こす可能性が考えられ、先端に「耳」をつけてそこから立ち上げるよりも、いくらかなりとも軒を出した方が施工しやすいのに対し、アパートなどでは、費用が安い「トタン」(「カラー鉄板」)を屋根材として使用することがあり、「トタン」であれば横樋をつけない側(「妻」側)には「耳」というのか「パラペット」というのかを立ち上げる施工をしても、その境目で雨漏れを起こさないように施工することができる、又、そうすれば妻側の軒の出の施工が要らなくなる・・ということで、《片流れ屋根に「耳」付き》に施工しているアパートがあるようです。

   最近、そういうものがカッコいいと思う人が出てきたらしく、又、「ガルバリウム鋼板」というヤツがくせものです。なんかようわからん目新しい用語で言われるとよっぽどいいものかと思う人がいるようですが、≪ ガルバリウム (Galvalume) 鋼板は、1972年にアメリカ合衆国のベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称≫(《ウィキペディア−ガルバリウム》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0 )であり、「トタン」というと「トタンなんてえ」と言う人が「ガルバリウム鋼板」と言われると矢鱈とありがたがるのですが、≪ トタン(葡:tutanaga、英:corrugated galvanised iron)は、亜鉛めっき鋼板のうち、主に建築資材として使われているものを指す。≫(《ウィキペディア−トタン》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%BF%E3%83%B3 ということで、結局のところ、亜鉛メッキされた鋼板がトタンで、アルミニウムと亜鉛の合金でメッキされた鋼板がガルバリウム鋼板・・。結論として、たいして変わらんみたい。 一時期、ダイオキシンが健康に大きな被害が出ると言われたが、その後、あまり言われなくなったのは、製造時・廃棄時にダイオキシンを発生させる物を作っている会社が圧力を加えて報道を抑えたのかと思ったら、必ずしもそうでもないらしく、ダイオキシンが好ましいわけではないが、その害の程度は、当初言われたほどではないらしいと後に言われてきたらしいのですが、当初言われていたほどではないと後に別の説が出てきたというケースでは、その後に出てきた説というのは本当か? 御用学者が「大丈夫です」という説を発明するなんて珍しくないはず? てケースもあるのですが、そのダイオキシンが大変危険だと世間で言われた頃、塩化ビニルは製造する時にも廃棄する時にもそのダイオキシンを発生するので好ましくないと言われたのですが、ホームセンターに行って、「滑り止めとしてブツブツ付の軍手」の使用材料を見ると、「PVC」と書かれたものを見ました。「PVC」て何かというと塩化ビニルのことです。「塩化ビニル」「塩ビ」と書くと印象が悪いので「PVC」と記載したようです。どうも、「トタン」と「ガルバリウム鋼板」の関係も「塩ビ」と「PVC」の関係のような印象を受けます。受けませんか?

   「片流れ」の屋根というのは、積雪地において、雪を1方向にだけ落ちるようにしたいという場合には、適しています。 この分譲地はそれほど広い敷地ではなく、北道路、北側が国道258号の歩道で、南側に庭をとるようになっており、東西は同じ分譲地の隣地です。東西方向にそれほど空きをとる余裕はなく、南に広く庭を残したいと思うと、北側の歩道との間に空きをそれほど大きくとれません。積雪地において屋根の上で雪が凍ったものが上から落下して歩行者の頭上に落ちたとなると怪我をする危険が考えられます。そうなると、歩道の方に雪を落としたくない。落ちるのは自分の家の庭だけにしたいと考えれば、南側の庭の側が低くなった「片流れ」屋根を採用するのが妥当となります。それが↑の写真で、何気ないように見えて、そのあたりをよく考えて作られています。

   「片流れ」の屋根を採用するのは、積雪地で一方にだけ雪を落としたいという場合だけではありません。実は、千葉県船橋市の我が家も片流れの屋根でできています。雪は年によって1度か2度くらいいくらか積もる年がないこともありませんが、雪を考えて片流れにしたものではありません。 どういう理由でかというと、小屋裏物入れを広くとりたいからです。そういった理由で片流れにするのであればわかります。

   しかし、片流れの屋根には問題もあります。 切妻の屋根であれば、両側から屋根が合わさるようになるのですが、それが合わさりません。「切妻」と「合掌造」は外見は似ていますが内部の造りは同じではありません。合掌造りは「さす組」という造りで、両側から合掌することで屋根が支えられていますから、棟の位置がずれたのでは成り立ちません。合掌造りで片流れはあり得ません。〔合掌造り の家の写真は、たとえば、[第474回]《白川郷バスターミナルは10月から荻町に移動。合掌造・切妻屋根の造りと「ドッキング片流れ」屋根の強弱》http://shinkahousinght.at.webry.info/201611/article_3.html 参照。〕
  切妻は、垂木が合わさることで支えられているのではなく、「洋小屋組」「和小屋組」のいずれか、最近の戸建住宅では、一般に、三角形になるトラス構造による洋小屋組み、もしくは、洋小屋組みの変形でできていますが、小屋束があって屋根がささえられていますので、棟の位置がずれても、又、片流れでも屋根は支えることができます。しかし、そうであっても、強風に吹かれた場合、雪が積もって屋根に荷重がかかった場合など、棟の位置で垂木が合わさっている切妻の屋根と棟の位置がずれた屋根〔「段違い切妻」「ダブルドッキング片流れ」⇒[第474回]《白川郷バスターミナルは10月から荻町に移動。合掌造・切妻屋根の造りと「ドッキング片流れ」屋根の強弱》http://shinkahousinght.at.webry.info/201611/article_3.html 参照〕や片流れの屋根とどちらが強いかというと、他の条件が同じなら、棟で両側からの垂木が合わさっている切妻の方が強いはずです

   又、テレビのアンテナを屋根の上に設けるのか、別にポールを立ててアンテナを立てるのか。もし、屋根の上にテレビアンテナを立てるとすると、寄棟や切妻の屋根なら、屋根の棟の上に「馬」という台を設置してその上にアンテナを立てて、四方に鉄線を引っ張って固定します。ところが、片流れでは「馬」を載せる棟がない。 そこで、片流れの高い側か低い側、一般には高い側で柱に外からポールをとりつけて、そのポールにアンテナをとりつける方法をとります。我が家はその方法をとっていますが、しかし、外壁材を通して柱に外側からポールを取りつけるというのは、もちろん取りつけ作業をする人は防水を考えて取り付けるでしょうけれども、柱にそういうものを外側から取り付けるのは、防水を考えるとできれば避けた方がよいと思うのです。昔から「大黒柱に傷をつけるのは凶」と家相では言いますでしょ。その点で片流れの屋根は不利です。

    [第471回]《新装「高山駅」。周囲の景観との調和を考えた建物だが。及、屋根とは何かわかっていない建築会社について》http://shinkahousinght.at.webry.info/201610/article_27.html  で、屋根が何の目的で存在するのか理解できていない会社として、東海住宅(株)・アイダ設計(株)・フリーダムアーキテクツデザイン(株)の3社をあげました。他にも問題の多い会社はあるので、名前を出さなかったところは問題がないという意味ではありません。
    この3社のうち、特に、片流れの屋根を、お施主様ではなく、会社の担当者の側がやりたがるのがフリーダムアーキテクツデザイン(株)https://www.freedom.co.jp/ です。なぜ、そんなものやりたがるのかな〜あ・・・と私などは思いますが、なぜ、やりたがるかというと、結論を言うと、「アホやから」でしょう。
    野村克也さんの本に、「理由のないことをするな」という文句が載っていた。捕手にあの場面であの球を投げさせたのはどういう理由でかと質問しても答えられない時があったらしい。もし、相手の打者はこういう打者で、その時の状況はこのような状況で、投げている投手はこういう投手で、それらを考えて、このコースにこの球種を投げさせるのが良いと考えたというものがあったなら、その選択が正解であるか正解でないかにかかわらず、たとえ打たれてしまっても悪くない。それに対し、「なんとなく」投げさせた結果、打者が凡打を打ってアウトになったというのではだめと。「理由のないことをするな」というのですが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の自称「設計士(さま)」には「理由のないことをする」人が多すぎる。それらの自称「設計士(さま)」とやらは、一度、高山に来て↑のパナホームのモデルハウスとか見るといいと思います。そして、考えてみるべきです。この家の屋根はなぜこうなっているのか? と。 

   フリーダムアーキテクツデザイン(株)の問題点としては「箱、はこ、ハコ」のコンテナ倉庫みたいな家 しかデザインを知らないという点、屋根材は基本的にはガルバリウム鋼板という認識が大きな問題です。
   「箱、はこ、ハコ」のコンテナ倉庫みたいな家 というのが、かっこいいと思っているらしいのですが、造形力が不足しているからそれしかできないということもある。(悔しかったら、そうでないものを作ってみやがれ!)
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↑ 千葉県船橋市。 我が家の近所のコンテナ倉庫。 フリーダムアーキテクツデザイン(株)の家https://www.freedom.co.jp/architects とそっくりでしょ♪

   フリーダムアーキテクツデザイン(株)のホームページに「住宅作品集を取り寄せる 無料」というボタンがありますが、取り寄せて悪いということはありませんが、どこで建てるにしても、そういった作品集は1社ものだけではなく、何社かのものを見て考えた方がいいと私は思います。フリーダムアーキテクツデザイン(株)の「作品集」なんてものを見て決めたのでは、
1.「箱、はこ、ハコ」のコンテナ倉庫みたいな家で、
2.屋根はガルバリウム鋼板による片流れ屋根か陸屋根、
3.軒の出はなし、軒裏換気口もなし、
4.構造を考えない、耐力壁の配置は無茶苦茶、
5.ある程度以上の広さの敷地があるのに隣地との距離をとらないメンテナンスのしにくい家、隣家との間隔をとらないものだから自然な通風をとれない不健康な家
という、なんでわざわざそんなことするかな〜あ・・という家ができる。なんで、そんなことするのかなあと思うのですが、普通、そんなことせんぞお〜おということをやるのが「設計士(さま)」とか思ってるみたいです。無試験で入れる建築専門学校しか出てない若造のくせに「設計士(さま)」とか言いたいヤツは。私、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の若造を見て、日本の「建築専門学校」というのは、全部、ぶっつぶした方が世の為ひとの為じゃないのかと思ったくらいです。

   ちなみに、「設計士」なんて資格は日本にはありませんからね。それを、なぜ、「設計士(さま)」なんて、ありもしない資格を名乗るかというと、日本には「いっきゅうけんちくしい〜い」と言えば人は言うことをきくと考えている三流一級建築士がいっぱいいるわけです、アホが。そういうのを見て、自分もそんな感じになりたいと憧れるアホの2乗がいるらしいのです。ところが、アホは一級建築士の資格を取得できたけれども、アホの二乗は一級建築士も二級建築士も通らないのです。それならそれで、自分にできることをやればいいと思うのですが、「いっきゅうけんちくしい〜い」と言うことで人に「言うことをきかせる」ということをやりたくてたまらん強い意志を持っているにもかかわらず通らんヤツ、まあ、小学校から高校までちっとも勉強しないできて、底辺の私立大学の建築学科も通らんで建築専門学校行ったような落ちこぼれですから、もともと、基礎学力はないので通らんのですが、そういうヤツが「設計士(さま)」とか、それから、フリーアムアーキテクツデザイン(株)では「エグゼクティブアーキテクト」とか何か意味不明なカタカナの称号を会社で作っているようですが、そういうわけのわからん勝手な称号を捏造して名乗るわけです。 アホです!


   屋根と小屋裏は何のためにあるか。
1. 雨・風と雪を防ぐため。
2. 夏場、太陽に屋根が照らされた時、小屋裏部分が緩衝帯となり、小屋裏内の空気が暖められても、最上階が直接厚くならないようにする為。
3. 小屋裏部分の空気を排気し、又、壁体内の空気を小屋裏を通じて外に出す為。
4. 最上階、2階建なら2階の電気などの配線を通す場所。
   基本的にはこの4つでしょう。

   そのためには、基本は寄棟と切妻です。
   寄棟と切妻では、寄棟の方が、雨風に対しては、四方すべての方向に対して強いという長所があるが、切妻の場合は軒裏からだけでなく、「妻(つま)」側に換気がらりを取ることで排気できるが、寄棟の場合は軒裏からのみとなるので、小屋裏からの排気という点では切妻の方が優れている。
   しかし、上に述べたように、雪が積もった場合には、寄棟は四方に落ちるのに対し、切妻は「平(ひら)」側の両側2方向に大部分が落ち、「妻(つま)」側にはあまり落ちないので、積雪地においては、切妻の屋根にする人が多い。

      棟のてっぺんの位置に換気棟を設置し、棟換気をする方法がある。 1980年代後半の小堀住研(株)の「ハウス55 ブラウン」「ハウス55 グレイッシュ」は寄棟屋根のてっぺんに換気棟を設置し棟換気をおこなっていた。寄棟屋根でも、換気棟をてっぺんに設けて棟換気をおこなうと、小屋裏の換気は良好におこなわれる。切妻屋根でも換気棟を設けることはできるが、切妻屋根の場合は、妻側に換気がらりを設ければ、換気がおこなわれるので、あえて、換気棟を屋根のてっぺんに設ける必要はないと思われる。寄棟屋根で換気棟をてっぺんにとりつけての棟換気は小屋裏からの熱気と湿気を放出するには効率が良いのですが、もし長方形の平面で寄棟屋根で換気棟をてっぺんにつけて窓も何もなかったとしたら「納骨堂みたいや」と言う人もあり、デザインの上では考慮する必要があります。

1.  軒の出は、長い方が、窓に雨があたらず、窓ガラスは汚れにくい。軒が短ければ、雨が窓ガラスにあたり、窓ガラスが汚れやすい。
2.  軒の出が長ければ、風が強くなく、少々の雨ならば、窓を開けた状態でも、雨が室内に入り込まない。 特に梅雨時など、軒の出が長ければ少しくらいの雨なら窓を開けた状態で過ごすこともできるが、軒が短ければ、雨が降ればすぐに窓を閉めなければ室内に雨が入り込む。 軒の出の短い家では雨が降り出すとすぐに窓を閉めないと部屋中が濡れるのに対し、軒が長い家ではそれほど急がなくても、風が強くなければ部屋中に雨が入り込むことはそう多くない。
3.  引き違い戸の窓は、サッシに隙間がわずかにあり、隙間があるから引き違い戸が動くのであり、まったく隙間がなければ動かない。引違いで開閉できる窓の場合、軒が短ければ、レールに雨水が入り込む。特に、窓の方向に風が吹くような場所では、レールに雨が入り込む。少しくらいレースに雨水が入り込んでも排水できるようにサッシはできているが、入り込む量が多いと室内側にあふれそうになることがある。軒が長ければそういった事態にはなりにくい。( (株)一条工務店で私が担当したお宅で、75cmの軒の出で建てていただいたお宅ですから軒の出そのものは十分ですが、出窓の部分は出窓の出た先に引違窓があり軒の先端からの距離が短かったことから、あふれそうになったというお宅がありました。)
4.  軒の裏側に軒裏換気口を設けることで、小屋裏の熱気を排出し、壁体内の通気層を経て上昇した湿気を含んだ空気を排出することができる。
5.  総2階の建物での1階では効果はあまりないが、「下屋」(この言葉の意味合いは2つ以上あるが、ここでは、2階が上に載っていない1階の意味で使用する)部分か最上階(2階建ての2階、3階建ての3階)の場合、特に、南側の窓では、軒が長いと、太陽が高い位置にある夏場は部屋中に陽が入りにくく、部屋が暑くなりにくく、太陽が低い位置にある冬場は部屋の奥の方まで陽が入り暖かく過ごせる。 軒が短いとこういった軒の出による調整ができない。
6.  但し、軒の出はともかく長い方がいいというわけではなく、軒の出が長すぎると、軒が垂れて来る可能性があり、又、風が強い時、軒が吹き上げられるようになりますから、ハリケーンタイといった金物で軒を垂木に固定するなど軒を堅固に支えるよう施工する必要があります。
   これらの点から考えて、軒の出は、一般に長い方が家の居住性は良いと考えられますが、長い軒の家を軒が吹き上げられることがないように堅固に施工するとなると、それだけ、費用もかかることになります。又、隣地との距離を長くとれない場合は軒の出を長くとれないことになります。 長い軒を堅固に施工する費用をかけたくない建売の建物などは、軒が短いことが多い。 そういう軒が短い建物をかっこいいと感じるのは、私は美的センスがおかしいと思いますが、私がおかしいと思う美的センスの人もいるわけで、そういう軒の家にしてほしいと建築屋に希望する人もあるようですが、その場合、軒の出が長い場合、短い場合の長所短所をきっちりと説明して、その上で選択決定して施工しないと、竣工・入居してから、こんなはずじゃなかったということになって施主は後悔することになり、業者にとってはクレームにつながるおそれがあります。
   こういったことは、戸建住宅に暮らしてきた者は実感として感じるはずであるが、マンション暮らしを続けてきた人にはわからない人が多い。「マンション住まいの人間に戸建住宅の設計をさせるとマンションみたいな間取りにする」と言われるが、部屋の配置だけではなく、マンションにしか住んだことがない設計担当者には、屋根と軒についてわかっていない人間が多い。

   「軒裏換気口」は何のためについているのか。私が生まれた時から住んでいた戦中から建っていた家には軒裏換気口なんてなかったのですが、1970年の大阪万博の前年の1969年に竣工した私の親が小堀住研(株)で建てた在来木造の家には軒裏換気口があり、これは何のためにあるのだろう? と子供の頃、不思議に思ったものでした。 軒裏換気口は、
1. 夏場、屋根が熱せられて小屋裏(屋根裏)の空気が暑くなった時に、暑くなった空気を排気するため。
2. もう1つあります。 最近の家は外壁に断熱材が入っています。空気は温度が高いほど湿気を多く気体の状態で保持することができます。同じだけの水分を含んでいても気温が下がってくるとその水分は液体となって現われます。1つの部屋でもすべての場所で温度が同じであるわけではない。たとえば、冬場、石油ストーブを焚くと、石油ストーブは気温を上昇させるとともに、水分を多く放出します。窓ガラスに水滴がつくのは、ガラスを通して雨が入り込んだのではなく、室内の空気が保持している水分が部屋の中央部では気温が高いので水蒸気として気体の状態で保持できていますがガラスは熱を通しやすい物質で窓ガラスの部分は部屋の中央部よりも温度が低いことが多い為、そこで水滴となって現われるのです。それが結露であり、窓ガラスの表面、室内から見える場所で現れるので「表面結露」と言います。
   それに対し、壁体内で結露する場合があります。空気は温度が高いほうから低い方へ流れます。冬場、部屋で石油ストーブなりガスストーブなりを焚くと部屋中は温まりますから、室内側から屋外へ向かって空気の流れができます。温度が低く、その空気が水分を水蒸気として気体の状態で保持できない温度になった場所で水滴となって現われます。温度差が大きいのは断熱材の内側と外側です。グラスウール・ロックウールといった鉱物繊維系の断熱材を使用した場合、その外側で結露することが多い。これが「壁体内結露」もしくは「内部結露」です。
  壁体内結露をそのままにしておくと、壁体内が湿けた状態のままになりますから、木を構造材とする建物なら構造材が腐りやすくなり、鉄を構造材とする建物なら錆びやすくなります。木を構造材とする建物の場合、木は乾燥した状態の方が強度は強いので、湿気た状態になるとそれだけ強度は低下することになります。又、グラスウール・ロックウールといった鉱物繊維系の断熱材は乾燥している方が断熱効果は高く、湿けた状態では断熱効果は低下します。
   そうならないようにするには、1つは断熱材の室内側に防湿層を設けるなどして壁体内への湿気の進入を少なくします。もう1つはグラスウール・ロックウールといった鉱物繊維系断熱材の外側に通気層を設けて床下から壁体内を通り小屋裏から屋外へ排気する経路、「下屋」部分であれば、軒の部分から屋外に排気する経路を設けて下から上への空気の流れを作り、断熱材の屋外側の湿気を解消します。
   ツーバイフォー工法(枠組壁構法)の場合、断熱材の外側を合板でフタをする構造になってしまうので、断熱材の外側で結露したものを解消するための空気の流れを確保しにくいという短所がありました。 在来木造でも、1990年代半ばまでの(株)一条工務店は、外壁材の防火サイディング(窯業系サイディング)を柱・土台・梁に「直貼り」する方法をとっていて、直貼りすれば、ツーバイフォー工法における合板と同様に耐力壁のような働きをして耐震に役立つのだと言っていたのですが、窯業系サイディングを柱・土台・梁の外側に直貼りするということは、ツーバイフォー工法(枠組壁構法)と同じく断熱材の外側でフタをする造りになる為、ツーバイフォー工法(枠組壁構法)と同じく壁体内で湿気がこもりやすいという短所がありましたが、1990年代の終わりころから、縦胴縁を柱に打ち縦胴縁の外側に窯業系サイディングを貼る方法に変更し、縦胴縁の厚み分だけ通気層が確保されるようになりました。最近の木造在来構法では同様に縦胴縁を柱に打ちつけてその外側に窯業系サイディングなどの外壁材をとりつけることで、通気層を確保している建物が多くなっています。
   しかし、壁体内で断熱材の外側に通気層があっても、下と上が外気とつながっていなければ、湿気は屋外に排出されることになりません。 屋根のてっぺんに換気棟を設けて棟換気をおこなうか、切妻で妻面に換気ガラリを設けるようにし、軒の裏側に軒裏換気口を設ければ、軒裏換気口と換気棟、軒裏換気口と換気ガラリから排出されます。しかし、寄棟で換気棟を設置せず軒裏換気口も設けない建物、切妻で妻面に換気ガラリを設けない建物で、軒裏換気口もなければ、壁体内に通気層があっても上の部分が屋外につながっていないことになり、壁体内の湿気は解消されないことになります。実際には、家というものは隙間がないように見えて、実はけっこう隙間があったりしますから、そういった所から排気され壁体内の湿気が出て行くこともあるのですが、原理としては通気層の下と上で外気とつながっていなければその通気層は十分に効果がないことになります。
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↑ クリックすると大きくなるので大きくして見てください。空気の流れを赤で示しました。壁体内換気の原理です。 フリーダムアーキテクツデザイン(株)が「アホの一つ覚え」で建てまくっている「コンテナ倉庫みたいな家」(↑の右下の図)では換気棟も換気ガラリも軒裏換気口もなく、通気層が壁体内にあっても上の部分で外気とつながっていないことになります。 屋根・軒が何の為にあるのか、軒裏換気口が何のためにあるのか、さっぱり理解できていないヤツが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)においては「設計士(さま)」なんです。たいしたもんですね〜え・・・・
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↑ は、我が家の近所の家の軒裏換気口です。これだけではどこの家かわからないと思うので撮影させてもらい掲載させてもらいました。 我が家と同じく建売・建築条件付の家で狭小敷地に建てた家で、軒は短いものですが、それでも、その短い軒に軒裏換気口を設置して、小屋裏の熱気と壁体内の通気層からの湿気を含んだ空気を排出する工夫を設けています。


   さらに。 壁と屋根がぶつかる箇所では、どちらを出すのか。
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↑ クリックすると大きくなるので大きくして見てください。
↑在来木造・伝統構法の木造・枠組壁構法(ツーバイフォー)・木質パネル構法・ログハウス・軽量鉄骨軸組造の戸建住宅では、たいてい、右のCの方法をとります。 その方が施工がしやすいとともに、雨漏れを起こしにくいから、又、軒裏換気口を確保できるからです。 鉄筋コンクリート造のビルではまん中のBのものが多いと思いますが、鉄筋コンクリート造では壁を上に出して「パラペット」とする方が施工がしやすいとともに、ある程度以上高層の建物では、積雪時に雪を屋根から下に落下させたのでは危険であることもあると思えます。
   2015年、フリーダムアーキテクツデザイン(株)が設計した東京都八王子市のお宅が、何がうれしゅうてこんなことするのか、在来木造構法の2階建てなのに↑のまん中、Bの方法、壁の方を屋根より上に出す方法をとって施工し、竣工後、1年も経たないのに、屋根の裏の断熱材グラスウールが湿気で変色するという事態を起こしました。 原因ははっきり究明できなかったようですが、普通に考えて、わざわざ、こういう雨漏れしやすい造りにする「設計」担当がアホです。
   又、こういうデザインが斬新とか若造は思ったのかもしれませんが、私からすれば、ちっとも斬新ではない。私の親戚の家で、鉄筋コンクリート造(RC造)の平屋建の戸建住宅に住んでいた人がいたのです。その家が、↑のまん中、Bの構成でできていました。 さらにその隣家も親戚で、隣家の2階の窓から見ると、この四方を囲まれた屋根の部分に水がたまって「池状態」「プール状態」になっていたのです。 なんだ、これは? と思いました。 壁と屋根の取り合いをまん中のBにすると、そうなりやすいのです。 但し、鉄筋コンクリート造では、梁は両側で支えてこそ梁になるのであり、片持ち梁は鉄骨造か木造ならできますが、鉄筋コンクリート造ではやりにくい。 壁の方を上に上げる方がやりやすく、この上にあげた部分を「パラペット」と言い、鉄筋コンクリート造の場合、真ん中のBの構成にすることが多い。 木構造では、むしろ、Bはやりにくく、Cの方がやりやすく、Cの方が雨漏れを起こしにくく、軒裏換気口も取れる。
   それを、在来木造構法(木造軸組造)であるのに、わざわざ、真ん中のBの構成にするというのは、お施主様はしろうとですからわかっていなくてもしかたがないといえばしかたがないかもしれない。 しかし、設計担当者はオソマツです。 こういう設計するヤツを建築屋とは普通は言わないと私は思うのですが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)ではそれを「設計士(さま)」と言うらしいのです。変わってるね・・・・。(さすがに、その八王子市のお宅が竣工後、いくらなんでも、この「四方パラペット」は、フリーダムアーキテクツデザイン(株)でも「禁止」としたらしいですが。)

   神奈川県茅ケ崎市のS様邸では、入居後、2階にコンセントを増設したいという希望、2階の天井の照明の取り付け方を変更したいという希望がでてきました。しかし、ガルバリウム鋼板のぺったんこ屋根にしていた為、小屋裏に入ることができない。瓦や彩色スレートでの寄棟屋根か切妻屋根にしておけば、2階の押し入れあたりの天井裏点検口から入って電気の配線を修正することができるのですが、ガルバリウム鋼板のぺったんこ屋根ではそれができない。S様邸は東京の都心部での狭小敷地ではなく土地面積もある程度以上あり、特に高さを抑えなければならない事情はなかったにもかかわらず、アホの一つ覚えの「ガルバリウム鋼板によるぺったんこ屋根」にした結果、電気の配線をやり直そうとした時に支障がでた。「新規担当」の田井(男。30代?)は〔フリーダムアーキテクツデザイン(株)では「新規 担当」と「実施 担当」に「設計兼営業」を2分しており、「実施 担当」は「新規 担当」が進めた既定路線を変更するのは難しい。〕、それだけでなく、構造をまったく考えておらず、なにゆえにこんな雁行した平面にして動線を長くするのか、又、生まれたばかりの子供がいる夫婦なのになにゆえに不必要・無駄な段差を意図的に作るのかなど、設計を仕事としてやっている人間とは思えない愚かな設計をしていました。というより、しろうとでもこんなアホなことせんぞ!というものです。彼に担当されるお客さんはかわいそうです。技術的・理論的に愚かであるとともに、彼が担当した家には、顧客に対し、このやり方をするとこういう長所があってもこのような短所がでてきますよといったことをきっちりと話をして進めるという「コミュニケーション能力の不足」が顕著に見られましたが(私はこれまでに在籍した会社で担当したお宅ではそのあたりをきっちりと話しあって進めた為、このような問題は出ていません)。 田井もそうですが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の自称「設計士(さま)」には、瓦や彩色スレートによる寄棟・切妻の屋根なら入居後でも小屋裏に入って電気の配線をやり直すことができるのに対し、「ガルバリウム鋼板のぺったんこ屋根」ではそれができない、という事実をきっちりと認識できていないようでした。

   フリーダムアーキテクツデザイン(株)の場合、もう1つ問題があります。入社1年ほどでしかないにもかかわらず、「副統括」にならせてもらっていた石塚(男。60代?)が「うちは違法はやってないから、悪いのはお施主様か(施工した)工務店かどっちかだ」と複数回発言していたのですが、違法でない以上は、設計した者は悪くないという「思想」がこの会社にはあるようです。彼は一級建築士の資格を持っているというのですが、一級建築士であろうが産休建築士であろうが、こんないいかげんなこと言うヤツがこの会社の登録建築士になっているのです。 石塚は私に「○○さんなんかに構造がわかるわけないだろうが」と発言しました。石塚ごときにそこまで言われたのでは、こちらも黙ってられませんね。普通、会社の経営者は社員のそういう暴言には、「申しわけない」くらい言うものだと思うのですが、言わないようですし。
   さらに、アフター課所属の幹部社員の山本大輔(男。20代前半)が、「完全に証明できるのでなければ、こういう施工はよくないとは絶対に一言でも発言してはいけませんからね」と私に言ったのですが、「建築専門学校」出てきただけ、出てきたばっかりの若造が。さて、山本の認識ではここで述べてきたくらいでは「完全に証明した」ことにはならないようなのですが、一方で、その設計では問題が出るだろうという方については「完全に安全だ、問題がないと証明」などしなくても、工業高校の建築学科の「建築構造学」の教科書レベルの本に、こういう施工は問題が出ますよと書かれているものでもやっていいらしいのです。 その安全側には無茶苦茶厳しい基準をつきつけ、危険側には無茶苦茶甘い! これでは問題でますよ。 山本は「建築専門学校卒」だというのですが、その「建築専門学校」というのは、安全側には「完全に証明できるのでなければ、こういう施工はよくないとは絶対に一言でも発言してはいけません」、そうでなければ、どんなに無茶苦茶な設計やってもよろしい! とそんな教育をしてきたのでしょうか。 彼が卒業した「建築専門学校」の名前をうっかりききそびれたのですが、それ、どこなのでしょうね・・・。
   (2016.11.12.)

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