清洲橋 観察【4】隅田川遊覧船。「福島県を応援します」に騙されるな。首都高「浜町」、新大橋、両国橋

[第337回]
【7】 隅田川遊覧船
  清澄橋から隅田川を見ていると、↓みたいな船がけっこうよく通る。
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↑ 今となっては40年以上前、私が浅草から浜離宮の脇まで乗った隅田川下りの船は、もっと質素で何もないありきたりの船で、落~ちちゃったらどう~しよ~って感じの船だったのに対して、最近の隅田川遊覧船はずいぶんと豪華なものになったものだ。

――「福島県を応援します」に騙されるな!――
   1990年代、福島県いわき市の小名浜港で、「港めぐり」の遊覧船に乗ったことがあります。 福島第一原発事故により、福島県東部・中部が放射能汚染を受けたのは大変、悲しく思います。 最近、JR総武線の駅(たしか、船橋駅と浅草橋駅)で、「◇◇駅は福島県を応援します」と称して、福島県東部中部よりは放射線量の低い総武線沿線住人に、仕事でもないのに観光で福島県東部中部に行かそうとするキャンペーンを貼っている所があります。 福島県東部中部が放射能汚染を受けてしまったことについては、福島県東部中部住民の方には大変気の毒であったと思いますが、だからといって、自分たちがの所よりは放射線量が低い地域に住んでいる人に仕事でもないのにわざわざ観光で放射線量が高い地域に来させようというのは了見が違うと言わざるをえません。 そのようなキャンペーンは決して「福島県を応援する」ものではありません。 福島県東部中部の人たちにとって、自分たちが住む地域が放射能汚染を受けてしまったという点では、特に原発建設操業に賛成推進した人たちは別として、その地域の方は被害者であったと思いますが、その地域より放射線量が低い所に住んでいる人間に、わざわざ放射線量が高い地域に来させようとするのであれば、その行為は加害者のものであると言わざるをえません。 被害者が加害者になったということになってしまいます。 福島県東部中部より放射線量が低い場所に住んでいる人間を放射線量が高い地域に観光で行かそうとするキャンペーンは、「福島県を応援する」ものではなく、福島県東部中部の人たちが放射線量が低い地域に移住してやっていけるように、その費用を負担しなければならない人たちがそれを出さずにすまさせようとするキャンペーンであり、加害者に加担する欺瞞キャンペーンです。 このような詐欺キャンペーンに乗せられないように気をつけるべきでしょう。

   
【8】 首都高速 浜町出入口
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↑  清澄橋の中央区側、首都高速道路の「浜町」入口です。 今まで、高速道路・自動車道の入口のデザインなんて、あまり気にしたことがありませんでしたが、清澄橋を見た帰りに見ると、この「浜町」入口もデザイン的に悪くないかもしれないと思いました。

    逆側が↓です。
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【9】 新大橋 と 両国橋、両国ジャンクション。
(1) 新大橋
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↑  清澄橋から見た「新大橋」。 なかなかかっこいい。



(2) 永代橋
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↑  清澄橋の永代橋とは逆側から見た永代橋周辺。 清澄橋の向こうに見えるのが首都高速道路でさらにその向こうに見えるのが永代橋。
  ≪力強い「永代橋」や優美な「清澄橋」≫と江口俊彦著・山口廣監修『東京の近代建築―建築構造入門』(1990.理工学社)では述べられる永代橋だが、この写真ではよく見えないか。 できれば、別の機会に近くまで行って見たい。(クリックすると大きくなるので、大きくして見ていただけば、首都高速道路の向こうに永代橋が存在するのが見えます。)


(3)両国橋
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↑ 中央区の日本橋中学校の東の陸橋から見た、手前が「両国橋」。 その向こうがJR総武線(緩行線。黄色い電車)の鉄橋。総武快速線は隅田川の下をトンネルで走っている。



(4) 首都高速道路「両国ジャンクション」付近。
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↑ 日本橋中学校の東の陸橋から見た、首都高速道路の「両国ジャンクション」付近。 その向こう側に見えるのは「新大橋」。
クルマで「両国ジャンクション」付近を走っている時は、運転に集中していて、どこ走ってるかもわからないが、ここ走っていたんだね・・・。



【10】 薬研堀不動尊
  関東三十六不動霊場 の 21番。 川崎大師の東京別院 薬研堀不動院 が、都営浅草線「東日本橋」駅と隅田川との間にあります。

 『週刊 古寺を巡る50 東日本の霊場めぐり』(2008.2.5. 小学館)によると、真言宗智山派で、≪ 目黒・目白と並ぶ「江戸三大不動」として人々の崇敬を集める≫そうですが、そのあたりは、別稿[第400回]《薬研堀不動院(東京都中央区)参拝。地蔵・聖徳太子・不動のコラボで子供帝国主義を懲らしめてください 》http://shinkahousinght.at.webry.info/201508/article_1.html で述べさせていただきたいと思います。
↑の地図で、JR総武線の下(南)が両国橋。 その下(南)に首都高速道路 両国ジャンクション。 その下(南)に新大橋。 その下流にあるのが清澄橋です。
   (2015.7.22.)

≪ 城と聞くと天守や櫓を思い浮かべるが、なくてはならないのが堀なのだ。
   ひと言でいっても、その種類は多彩だ。 まず大きく分けて「水堀」と「空堀」がある。堀に水をたたえたものが水堀で、一方の空堀は底に杭や竹やりを埋め、攻撃力を高めるものもあった。
   形状からも分けられる。 底がU字に掘られた「毛抜堀」や平らにした「箱堀」は水堀に多い。V字型に掘った「薬研堀(やげんぼり)」、城側を深く掘り下げた「片薬研堀」などはV字にすることで敵の侵入を防ぐ効果があり、空堀に用いられた。
  さらに、堀の底を平らにしないで畝を残した「畝堀」がある。同様に、格子状にしたのが「格子堀」だ。どちらも敵の動きを封じる役目があり、いったん落ちると、なかなか這い上がれなかったという。・・・≫
(『日本の名城99の謎』2009.10.26. 彩図社)

  《ウィキペディアー薬研堀(東京都)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AC%E7%A0%94%E5%A0%80_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD) によると、かつて、このあたりに、薬研堀という運河があったらしい。
  薬研(やげん)とは、やはり、《ウィキペディアー薬研(やげん)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AC%E7%A0%94 によると、≪漢方薬などをつくるとき薬効を持つ薬種(草・根・木あるいは動・鉱物質)を細粉にひくのに用いる器具≫のことらしい。

☆ 清澄橋 観察 は、4部構成。
1.なかなかかっこいい清洲橋、吊り橋いろいろ http://shinkahousinght.at.webry.info/201507/article_1.html
2.リベット、色彩、魅せる鉄骨梁 http://shinkahousinght.at.webry.info/201507/article_2.html
3.ブスは耐久性があるか・建築編 http://shinkahousinght.at.webry.info/201507/article_3.html
4.今回。 

☆ 続編 新大橋 観察 2部作
上 黄色がはえる、歩道が広い新大橋 http://shinkahousinght.at.webry.info/201507/article_5.html
下 新大橋と首都高、新大橋由来 http://shinkahousinght.at.webry.info/201507/article_6.html


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