警察官の不法侵入。法務省庁舎の場合―警察は不法侵入しても免罪か(2) 東京都千代田区の警察(1)

[第312回] 警察の恐怖(16) 東京都千代田区の警察(1)
【1】  今となっては20年以上前のことですが、1991年(平成3)、東京都千代田区霞が関の法務省で、警備員の仕事をしていたことがあります。警備業法では警備の仕事は4つに分けられますが、「施設警備」の仕事です。 合同庁舎6号館という新しい高層ビルの北側が法務省、南側が検察庁になっていて、その北に祝田橋庁舎があり、祝田橋庁舎の西にある法曹会館を隔てて、その西側に、エンデ と ベックマン が設計した赤レンガ庁舎http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_fr6_000015.html がありました。 法務省HPの案内図http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/map_honsyou.html を見ると、今は祝田橋庁舎はありません。 インターネットで見ると、皇居側に部分的に残されて使われていた緑色の祝田橋庁舎は、2008年に解体されたようです。
※ 《ウィキペディア―ヘルマン・エンデ》http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87
   《ウィキペディア―ヴィルヘルム・ベックマン》http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3



    合同庁舎6号館と祝田橋庁舎の間は、法務省の職員は通行できるようになっていたのですが、それぞれに別に入口があり、外来者は、目的部署がある庁舎の入口で入館手続きをして、氏名や訪問先などを受け付けで記入した上で入館してもらうようにしていました。 又、祝田橋庁舎の北側に法務省の駐車場があったのですが、駐車可能台数は多くなく、法務省に用事で来所した人にのみ駐車してもらうようにしていました。 検察庁に「呼び出し」で来たやくざさんとかが「停めさえろ。こらあ」とか言ってくる時がありましたが、そういう場合も断っていました。やくざさんも、法務省とか検察庁とかそういう場所では、警備員にえらそうな口のきき方をすることはあっても、それ以上、暴れたりまではあまりしないようでした。警視庁もすぐ横ですし。

    しかし、警備員が言ってもきいてくれない人というのもいたのです。 入館手続きをしてから入館してくださいと言っても、入館手続きをせずに入ってしまう人。 合同庁舎6号館と祝田橋庁舎の間の通路は職員専用で、外来者は、それぞれ、目的とする部署が入っている庁舎の入口で受付をして、それぞれの入口から入って下さいと言っても、職員専用通路を通ってしまう人、裁判所へ行くのに法務省の中を通った方がほんの少し近道だからというので、法務省の庁舎の廊下は公道ではないので法務省に用事があって来たのでなければ通らないでくださいと言っても通ってしまう人、法務省の駐車場は法務省に用事があって来た人にのみ停めていただくようにしているので、法務省に用事があって来たのでなければ停められませんと言っても停める人というのがいました。
    受付せずに入ってしまう人には、「元 田中角栄の秘書」というじいさんがいました。 「元 田中角栄の秘書」としては、早坂某さんが有名ですが、秘書は何人かいたようで、早坂某さんとは別人です。 警備員は入ってはいけないとは言っていないのです。 入ってはいけないことはないけれども、外来者は誰であれ、それぞれの庁舎の受付で入館手続きをして入ってくださいと言っているのです。 ところが、「元 田中角栄の秘書」というじいさんは、毎度毎度、受付をせずに入ってしまうのです。 かつ、祝田橋庁舎から入って、職員専用の通路から通って合同庁舎6号館に入ってしまうのです。 私は、上役から制止するように言われていたので、何度か制止しましたが、その度に、「おう」と言ってにらみつけて通ってしまうのです。 私が個人的に止めているのではないのです。 警備員は法務省の職制のもとに、制止するように言われて言っているのですが、にらみつけてそのまま侵入するのです。 法務省の警備員は、無線機や笛を携帯しており、外来者で入館手続きを拒否して入ろうとするがあった時には、無線で本部に知らせるとか、警笛を吹くなどしてくださいと指示されています。 「元 田中角栄の秘書」のじいさんにもそれを適用して悪くないはずなのです。 警備長に、「あの人、『合同庁舎6号館の方に用事があるなら、6号館の受付にまわって、入館手続きをしてください』と言ってもきかないで祝田橋庁舎から入ってしまうのですが、どうしましょうか。」と言っても、「あれ、元 田中角栄の秘書」と言うだけで、どうしろとも言いませんでした。 「あの人は、受付なしで入れていいのですか。 」「あの人は、職員専用通路を通していいのですか」と言っても、「職員以外は通しちゃだめだよ」と言うものの、「では、どうしたらいいですか。 言ってもきかないのですが」と言っても、「あれ、元 田中角栄の秘書」と言うばかりで、きっちりと指示を出してくれませんでした。 何年か前、「元 田中角栄の秘書」の早坂某さんが飛行機に乗った際に、離陸前、シートベルトを戻してくださいと乗務員が言っても、「太っているからシートベルトは戻すことない」と言い張り、その為に、飛行機の離陸が遅れたということが、インターネットのニュースに出ていました。 離陸着陸の際にシートベルトを戻すというのが、飛行機の運航の上で必要なものなのかどうかは私もよくわからないのですが、その飛行機を運行している乗務員が戻してくれと言っている以上、太っていようが痩せていようが戻すものだと私は思ってきましたし、多くの国民は、そんなことでもめるとは、「元 田中角栄の秘書」早坂某さんも大人げない、と思ったのではないかと思いますが、法務省に来所して、法務省の警備職員が制止しても、「おう」と言ってにらみつけて入ってしまう「元 田中角栄の秘書」の態度を見たことのある者としては、彼らは、<「元 田中角栄の秘書」は一般国民に適用されているルールは守らなくていい>という「ルール」があると思っていて、<「元 田中角栄の秘書」は一般国民に適用されているルールは守らなくていい>というその「ルール」を守らない者の方が間違っており、<「元 田中角栄の秘書」は一般国民に適用されているルールは守らなくていい>という「ルール」は何としても守らなくてはならないとでも思っていたのではないのか、という気がします。 警備員のおじさんは良く見ているようで、「あのオヤジ、いつも、虎屋の羊羹もってくるけれども、あの下に1万円札が何枚かついてるのかな」とか言っていましたが、はたして、1万円札が何枚かくっついていたのか否かはそれは私はわからない。
※ 虎屋HPは⇒ https://www.toraya-group.co.jp/products/pro01/pro01.html
   受付をして入ってくれという警備員の支持を守らない人間に、「弁護士」というのがいました。 弁護士のバッチを大威張りで見せて、「弁護士!」とふんぞり返って言うのですが、「あなたが弁護士さんであるのはわかりましたが、弁護士であってもなくても、法務省の職員でない以上、法務省に用事があるのでなければ、法務省の中を通路として通らないでください」と言っても、すりぬけて入ってしまうのです。 警備員は入口にひとりしか立っていないので、後を追いかけると入口が無人になってしまうため、わきの下をかがんでひょいと入るヤツを追いかけることができないのです。 そういう際には、無線で「侵入者あり」と本部に連絡するか、警笛を吹くかすることになっているのですが、そこまでするのもどうかと思っていると、小学校の子が塀を乗り越えて入るみたいに、警備員の脇の下をかがんでひょいと入ってしまうのです。 こういうルールを守らない者というのは、国民としてどうしたものでしょうね。 さらに、そういう「弁護士」を見て、そのやり口を自分も真似てやろうと思う者が出てくるようで、「公認会計士!」と言って侵入する者もいました。「公認会計士だったら何なんですか」と言ったことがありますが、そう言っても、かがんでひょいとすりぬけて侵入するのです。 そういう「弁護士」とか「公認会計士」とかいうのは、入館手続きをするとか、裁判所に行くのなら、一般の公道を通るという、特別でないことをすればすむことを、なぜ、やらないのでしょうか。 弁護士はまだ、法曹関係ということで法務省と縁があって、弁護士には元・検事、元・判事の弁護士もいるでしょうけれども、公認会計士は法務省とは何の関係もないはずなのです。「公認会計士!」と言って入っていいなら、「大工!」とか「とび職!」とか、あるいは「相撲取り!」とか「家庭の主婦!」とか「大学生!」とか「失業中!」とか言って入ってもいい理屈になってしまいますが、公認会計士であろうが弁護士であろうが関係なく、入館手続きをせずに入ってもらうわけにはいきませんし、法務省の廊下は公道ではないので誰であれ通り抜けに使用するのはお断りしているのです。 「元 田中角栄の秘書」と同じく、<「弁護士である以上、一般国民のルールは守らなくていい」というルールがある>とでも思っていたのでしょうか。 在来木造の一条工務店にいた時、営業本部長のA野T夫が「一条工務店には『労働基準法は守らない』という会社のルールがある。 『労働基準法は守った方がいい』と思っているなら、それは会社のルールを守る気がないということだから、そういう会社のルールを守れない者は会社をやめろ」と言っていましたが、そんな調子なのでしょうか。
   検察庁に「呼び出し」で来た、高級外車に乗った「見るからにヤクザ」というおっさんが、検察庁に「呼び出し」で来た人は停められませんと言っても、「停めさせろ」と恫喝したりすることはあり、一度だけ、あまりにしつこく、巡回してきたベテランの守衛が、「○○さん、あんなヤツとやりあって、ブスっと刺されたりしてもあほくさいぞ。それだけの給料もらってないだろ」と言って、停めさせたということがありました。 しかし、たしかに、そういう人とやりあう給料なんかもらってないのですが、一般国民が検察庁に来た時には、訴える側の時も訴えられる側の時も停めさせないのに、たとえ一度でもヤクザさんには停めさせるというのは、承服できかねるところがありました。

   もうひとつ、警備員の支持を守らない者がいました。 それが、警察官です。
   その当時、法務省には、合同庁舎6号館の上の方の階に1か所と、祝田橋庁舎の1階と2階の3箇所に職員用食堂がありました。 法務省には、司法試験や司法書士などの法務省が管轄の国家試験を受けるために、その願書をもらいに来る人とか、法務省が担当の行政問題について相談に来る人とかがあります。 その当時は、エンデとベックマンが設計した赤レンガの旧庁舎は補修工事中でしたが、今は赤レンガ庁舎を見学に来る人もあるのではないでしょうか。 保護観察所に来る人もあります。 法務省に陳情で来る人もあります。 検察庁に「呼び出し」で来る人もあります。 法務省にある食堂は基本的には職員用ですが、それらの人が、昼時に食事をしたいという時もあり、そういう際には祝田橋庁舎の1階の食堂を使ってもらうようにしていました。 今は弁護士会館の地下とかに一般の食堂がありますが、その当時は弁護士会館は今の建物とは違って小さい建物で、一般の食堂はなかったので、どういう理由で来た人であれ、食事をしないわけにもいかないので、高層階にある食堂は職員専用として、祝田橋庁舎の1階の食堂は誰にでも使ってもらっていたのです。
   しかし、その法務省の食堂に食事をするためにパトカーで来て、ほぼ毎日、法務省の駐車場にクルマを停める警察官がいたのです。 食事をするために来る者に停めさせる駐車スペースはないので、食事をしに来た人にはクルマは停めさせてはならないことになっていたのです。 停めさせてはならないと上役から指示されていたのです。 ところが、警察官、3人づれほどだったと思いますが、毎度毎度、停めてしまうのです。 私は、毎度毎度、上役から指示されたように、「停めてもらうことはできません」「停めてもらっては困ります」と言うのですが、「なにい」とかとか言って睨みつけて停めてしまうのです。 怖いですね。 ゴロツキと一緒ですよ。 場所から考えれば、どの警察署かというと、丸の内警察署http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/1/marunouchi/ でしょう。
   そして、食堂で食事をしたいなら、入口に立哨している警備員に、「食事をしたいので、食堂を使わせてください」と言えば、「そちらを使ってください」と食堂の場所を案内するのですが、言わずに入ろうとするのです。 私は何度か、「どちらへ行かれますか」と入口に立哨していた時に言ったのですが、「おう」とにらみつけて、黙って入ろうとするので、さらに制止して、「すいません。どちらへ行かれるのですか」と言ったところ、「なにい」と言って、押しのけて入ってしまいました。 ゴロツキもいいところですよ。
   彼らが、食事をするのに、法務省の駐車場にパトカーを停めて法務省の食堂で食事をしたいというのは、その気持ちは私はまったくわからないでもないのです。 昼時には彼らも食事をしたいでしょうけれども、制服の警察官がファミリーレストランとかに入って食事をしたいと思っても、歓迎されないと思います。 私服の人間なら、食事をしに来て、きっちりと代金を払ってくれるのであれば、食堂として来てもらって悪いことはないでしょうけれども、制服の警察官が来てそこにいると、何か事件があったのか? と思われ、客商売の店としてはマイナスになることが考えられます。 そうなると、彼らだってどこかで食事をしなければならないとしても、食堂業を営む者としては歓迎できないのです。 しかし、食堂で歓迎されないのは警察官だけではないのです。 工事現場で働く職人などは、工事現場で働けば、どうしても服が汚れますから、飲食店でも高級店では入場を断られることもありますし、高級店でなくても、椅子などが汚れる可能性がありますから、歓迎はされないことが少なくありません。ですから、そういう仕事をしている人は、お弁当を持っていくか、もしくは、スーパー・お弁当屋・コンビニでお弁当を買って現場で食べたり、クルマの中で食べたりする人が多いのです。 警察官は、なにゆえ、「ごらあ」とか「うるせえ」とか言って、施設管理者の制止を無視してクルマを停めて、入口で立哨している人間にどこに行きたいということも言わずに入ろうとするのでしょうか。 制服の警察官が食事をする場所に困るというのは、その気持ちはまったくわからないでもないのですが、法務省のすぐ西に警視庁がありますし、警察庁もあります。 警察庁はその当時は自治省、現在では総務省の外局として存在するはずですが、その当時の自治省もすぐ近くにありました。 もし、制服の警察官が食事をする場所に困るというのであれば、法務省ではなく、警視庁・警察庁・自治省の方が、警察の担当の役所ですから、そちらに行った方が良かったのではないでしょうか。
   霞が関の官庁には、それぞれ、中に職員用の食堂があるようです。 法務省の職員でも、時々、他の官庁の食堂に食べに行く人もあったようですが、警視庁の場合は入口で指紋を取られるとかいう話で、他の省庁と違って入るのが大変そうな話でしたが、警察官の場合はそういう問題もないでしょうから、法務省に来て、法務省の駐車場の管理の仕事をしている警備担当者から、「ここは停められません」と言われているのに、「うるせえ」とか恫喝して停めて、入口に立哨している者から「どちらへ行かれますか」ときかれても、「おう~」とか「なにい~」とか言って黙って押しのけて入ってしまう、ということをするのは不適当です。 警視庁・警察庁・自治省はすぐ近くですが、そうでなくても、丸の内警察署だって遠くないはずなのです。だから、食事する場所に困るのなら、どこかで弁当を買って丸の内警察署で食べれば良かったのではないでしょうか。 何か、丸の内警察署で食事をできない事情があったとしても、だから、駐車可能台数が少ない法務省の駐車場に、「なにい」とか言って停めて良い理由にならないはずなのです。
   さらに、彼らは何のために来ているのかわからないのですが、祝田橋庁舎から合同庁舎6号館に職員専用通路を通って入ろうとするのです。 入館手続きも踏まずに。 私は何度も、「すいません。 こちらは職員専用通路ですから、外来の方は、合同庁舎の方に行かれるのなら、道路を通って合同庁舎の入口から入っていただけませんか」と言いましたが、警察官どもは「なにい」とか、「おう~お」とか言って睨みつけて、そのまま通ってしまうのです。 だいたい、不法に侵入する人間の方が施設を警備している人間をにらみつけるというのは、いったい、どういう了見なのでしょうね。
   彼らは、警備員というのは警察より下だとか、警備会社は警察の下だとか思っているのかもしれませんが、法務省の警備員を長くやっているおじさんに言わせれば、「あいつらは、警視庁という東京都の職員で、我々は、派遣で来ているとはいえ、法務省の指揮命令系統に服して仕事をしている法務省という国の官庁の職員なんだ。 こちらの方があいつらよりも上なんだ。」と言うのです。
   しかし、上とか下とかいうことよりも、法務省の駐車場の管理を担当している警備員、入口で立哨している警備員、祝田橋庁舎と合同庁舎6号館の間を警備している警備員は、その警備員が個人的に入らせたくない、停めさせたくないと思って制止しているのではないのです。 法務省大臣官房会計課警備係の職制により指示されて言っているのであり、法務省大臣官房会計課警備係が、そこにクルマを停めてもらっては困ります、法務省庁舎に入るなら氏名と行先を受け付けで明記してそれぞれの庁舎で入ってください、職員専用の通路は通らないでくださいとはっきりと言っているのに、それでも無視して、通る、停めるというのは、これは犯罪です。

   警察は、マンションの集合ポストにチラシを入れようとする業者に、「集合ポストの場所まで行ったということが、不法侵入罪に該当する。 集合ポストまで行かなくても、マンションの敷地に一歩でも足を入れれば犯罪だ。」と言って取り締まろうとします。 彼らが取り締まりたいのは、政治・社会問題を取り上げるチラシをマンション住民に読んでもらおうという動きを妨害するためであり、近隣商店・近隣住人がマンション住人と直接つき合おうとするのを妨害するためで、民主主義を否定するためです。 それに対して、自分たちは、このように、不法侵入罪をおこなっているのです。

   ベテランの警備員のおじさんが「やつらより我々の方が上なんだ」と言った発言は意味のないことと思う人もあるかもしれませんが、そうでもありません。 一般の国民は警察の人間のやることには何でも従わないといけないなどということは、本来はないはずなのです。 しかし、現実に警察官は自分たちは国民に服従させる権利があるみたいに思っているのです。 「もしも、彼らのそういう“基準”を基に考えるのならば」ということです。 法務省の警備係は、警備会社から派遣で法務省に行っている人間も含めて、法務省の警備を担当している法務省の職員なのです。 それに対して、法務省庁舎に不法侵入する巡査というのは、法務省と同格の自治省(現・総務省)の下の警察庁の下の警視庁の丸の内警察署の職員であり、国民は巡査の言うことやることには従う義務があると思い込んでいる彼等の“基準”から考えても、法務省の警備係は彼等より下ではなく上だということになるのです。巡査というのは、警備員は自分たちの下だと思っているかもしれませんが、実は、ここでは立場としてはそうではないのです。 だから、法務省の警備係が、法務省大臣官房会計課警備係の判断のもとに、この駐車場には法務省に用事があって来たわけではなく食事をするために来た人はクルマを停めないでくださいと言っている所に、丸の内警察署の巡査が警告を無視して駐車し、入館手続きをせずに法務省庁舎に入らないでくださいという警告を無視して実力行使で入り、法務省庁舎の廊下は公道ではないので法務省に用事があって来たのでない人は通り抜けに利用しないでくださいという警備係の警告を無視して実力行使で通り、さらに警告した職員に対し威嚇恫喝的態度を取るというのは、彼らの身勝手な“基準”をもとにしても、彼等より上の部署の警告を踏みにじっているということになる、ということなのです。
    ここで問題は、法務省庁舎の場合、彼等警察官に対して警告している警備係は、警察の“基準”(本来、ありもしない「基準」)からしても、警察より「上」の立場なのですが、民間企業の警備員の場合はどうでしょうか。 民間企業の警備係が、不法侵入しようとする警察官に、それはやめてくださいと言ったとしても、警察官は、「なにい~い」とか「おう~お」とか言って睨みつけ、恫喝的態度を取り、そして、展開いかんによっては、警察官は集団で暴力をふるい、その上で、警察官が暴力をふるわれた、暴行罪だ、、傷害罪だ、公務執行妨害罪だと言い出す可能性があります。 民間企業ではなく個人の住宅であったなら、その住宅の主が警察官に勝手に入らないでくれと警告すると、「うるせえ、ごらあ」と飛びかかり暴行を加えて怪我をさせ、その上で、警察官が暴行を受けた、暴行罪だ、傷害罪だ、公務執行妨害罪だと言い出すということが考えられます。 法務省庁舎においても、彼らはそれが通じるという認識でいたのではないかと思うのですが、通じない場所だったので、警備係の警告に従わなかったがそれ以上暴れなかった・・・・ということでしょう。 検察庁に「呼び出し」で来たヤクザさんが法務省の駐車場に外車で来て、「こちらは検察庁に(「呼び出し」で)来られた方には停めていただくことはできないのですよ」と言っても、「うるせえ」と言って停めようとすることがありましたが、それと一緒。 要するに、ヤクザ、チンピラと一緒です。 


   警備員が何も言わなかったのなら、「停めていいものと思っていた」とか「通っていいものと思っていた」とかいった言い訳もできるかもしれませんが、私は、毎回毎回、言ってきたし、彼らに言ったのは私だけではなく他の警備員も言ってきたのですから、彼らは、その施設の管理者から、入らないでくださいと言われても入ったのであり、そこには停めないでくださいと言われても停めたのです。 
   制止され、警告されても、「おう~」とか「なにい~」とか言って人を睨みつけたり恫喝的な口のきき方をして、実力行使でクルマをとめ、入ってもらっては困りますという所に制止を無視して入るというのは、それは、刑法上、不法侵入罪に該当する行為です。

   そこは、法務省という国の機関であり、上か下かわからないけれども、「少なくとも制度上は、警察より下ではない」という機関の建物でした。 それでも、警察官は制止されても勝手に入り、勝手に駐車禁止の場所に停めたのです。 ましてや、民間の会社や個人の家であれば、彼らは平気で入り、制止すると、逆に、暴力を振るって制止した者に怪我をさせた上で、公務執行妨害罪とか暴行罪とか傷害罪とかでっちあげて送検し、検察は検察で「警察官は嘘つかない」とか大嘘ついて起訴し、そして、裁判所は裁判所でそのまま「認定する」として有罪にしてしまう・・・・ということが十分考えられるでしょう。
   不法侵入を彼らがおこなっていた以上、110番通報して訴えても悪くないはずですが、民間の会社や個人の家の場合、警察官を110番通報すると、警察は何人もで即座にパトカーで乗りつけ、「ごらああ~」と怒声を発して飛び掛かってくることが考えられます。 不法侵入をした者にではなく、不法侵入をされて警察に訴えた者の方に。

   実際、私、警察官に違法な行為をされて110番通報して、その結果、警察官何人もから暴行を受けて怪我させられたことがあります。 検察官に言いましたが、「警察官は暴力ふるったりしない。 おまえが嘘ついてるんだ」と怒鳴りつけられました。 その男も少なくとも道義的には同罪だと思います。
   警察こそ暴力団です。 警察こそ反社会的勢力です。


ー・-・-・-・-・-・-・-
(YAHOOニュース)
毎日新聞 1月8日(木)11時41分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000022-mai-soci
<大阪府警>京大熊野寮を家宅捜索
   関西大(大阪府吹田市)の施設に不法侵入したとして京都大の学生の男が逮捕された事件があり、大阪府警警備部は8日午前、男が住んでいたとされる京大の学生寮「熊野寮」(京都市左京区)を建造物侵入容疑で家宅捜索した。男は昨年12月30日の逮捕当初から黙秘を続けており、動機の解明には捜索が必要と判断した。
  大阪府警によると、男は中核派全学連副委員長、作部羊平容疑者(23)。12月30日早朝、関大千里山キャンパスのITセンターに無断で忍び込んだ疑いが持たれている。
  大阪府警はこの日、機動隊員ら約130人を動員、午前10時20分ごろ家宅捜索に入った。寮玄関前に集まった約30人の寮生らが「(捜索)令状を読み上げてほしい」などと警察側に詰め寄る場面もあった。全学連の活動拠点とされる寮内の一室も合わせて調べ、関連資料などを押収する方針。
  熊野寮は昨年11月にも、東京・銀座で起きた京大生らによる公務執行妨害事件に絡み、警視庁公安部の捜索を受けた。
ー・-・-・-・-・-・-・-
   ヤフーニュースを見ていると、京都大の学生を、不法侵入だとして警察が逮捕したという記事が出ていました。 この話がどういうものなのかは私はよくわかりません。 しかし、法務省で、毎度毎度、制止を無視して、「なにい」とか「おう~」とか恫喝されて、不法侵入されていた者としては、不法侵入しているのは警察と違うのか? 警察こそ不法侵入しているのと違うのか?  ひとのことを言える立場か? という印象を受けます。
   京大の熊野寮にいた人がどういうことであったのかはよくわからないので、あまり断定的なことは言えません。 しかし、法務省に毎度毎度、不法侵入していた警察官どもに、毎度毎度、「なにい」どか「おう~」とか言われ、睨まれたり恫喝的態度をとられたりしてきた者としては、ひとに言う前に自分を取り締まったらどうなんだ?!? という気がしますね。
  (2015.1.18.)

☆ 警察は不法侵入をしても免罪なのか? という問題について、 
(1)整形外科患者に思いやりのないミニパト―千葉県船橋市の警察  http://shinkahousinght.at.webry.info/201412/article_1.html と合わせご覧くださいませ。


☆ 警察の恐怖 シリーズ
(1) 落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市幸区の警察と 福島県いわき市の警察  http://shinkahousinght.at.webry.info/201204/article_7.html
(2) 日中、男性でも非常ベル携帯は必要かも~警察の恐怖(2)~東京都目黒区の警察、及、営業の安全  http://shinkahousinght.at.webry.info/201206/article_9.html
(3) 警察が暴力をふるう相手は暴力団関係者だけ、警察で暴力をふるうのはマル暴担当刑事だけ、と思いますか? http://shinkahousinght.at.webry.info/201208/article_2.html
(4) 脅迫による強制でも“任意の「巡回連絡」”だと主張する警察―栃木県佐野市の警察(1) http://shinkahousinght.at.webry.info/201208/article_4.html
(5) 110番通報すると警察は来てくれると思いますか? 何分以内に来れば「来た」と言えると思いますか? http://shinkahousinght.at.webry.info/201209/article_4.html
(6) 軽微な盗難ならば警察には届けない方がよい。 警察が個人情報を探る口実を与えるだけ。http://shinkahousinght.at.webry.info/201209/article_6.html
(7) 警察の辞書に「すいません」はあるか? 及、電柱に看板取り付ける者と見物するおまわりはどちらが問題か? http://shinkahousinght.at.webry.info/201211/article_6.html
(8) 「警察の調書」て、どういうものか知っていますか? 信頼できると思いますか?(1)、及、会社の困った人  http://shinkahousinght.at.webry.info/201301/article_1.html
(9) 「誤認逮捕」で警察が「謝罪した」ケースと謝らないケースはどこが違うの? 及、職場の「ひまわり」の傲慢 http://shinkahousinght.at.webry.info/201303/article_6.html
(10) セコム警備隊員の皆さんへ、老婆心ながら忠告いたします。 泥棒さんに暴力ふるうのは慎みましょう。 http://shinkahousinght.at.webry.info/201303/article_7.html
(11)-1 私が体験した取り締まりのための交通取締 [1]千葉市。 取り締まらない労基署、取り締まる警察。 http://shinkahousinght.at.webry.info/201306/article_3.html
(11)-2 私が経験した取締の為の交通取締 [2]栃木県佐野市 「警察なんて要らない」て気持になりませんか?  http://shinkahousinght.at.webry.info/201306/article_4.html
(12)“良心的”な船橋東警察・船橋警察の交通取締、交通違反取締感知レーダーはスグレモノ。船橋の取締ポイントhttp://shinkahousinght.at.webry.info/201402/article_2.html 
(13)女性巡査の「巡回連絡」に警戒せよ!―男性の気持・思いやりを土足で踏みにじる女【中】 http://shinkahousinght.at.webry.info/201406/article_4.html
(14)福島県浜通りの警察。夜道でひとのクルマの中を懐中電灯で執拗に覗くやつら、他。 http://shinkahousinght.at.webry.info/201408/article_1.html
(15)警察は不法侵入をしても免罪なのか?(1)  整形外科患者に思いやりのないミニパト―千葉県船橋市の警察  http://shinkahousinght.at.webry.info/201412/article_1.html 




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↑「赤れんが」「迎賓館」「議事堂」のうち、「赤れんが」が、エンデとベックマンの設計による 旧法務省庁舎(赤れんが棟) です。

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