放射能汚染時代のお弁当(8)焼きそばとバナナ、及、安値でしか売れない福島県産野菜の損失は誰の負担か?

〔第45回〕 放射能汚染時代のお弁当の第8回。 焼きそば とバナナです。
画像

(1)むし中華めん 「日清焼そば・塩あじ・ソース付」<日清食品チルド株式会社・・大阪市淀川区西中島・・>   
(2)「ミックスベジタブル」(にんじん、 グリーンピース、 とうもろこし。)〔冷凍〕
                 〔アメリカ合衆国産〕
(3)グリーンピース 〔冷凍〕 〔アメリカ合衆国産〕  
(4)中華めん を 揚げるのに使用した食用油 日清キャノーラ油(なたね油)
               〔3/.11より前に購入して使用していたもの。〕
(5)中華めん を ほぐすのに使用した水 「富士川源流水」 〔山梨県甲州市産〕
(6)バナナ   〔フィリピン産〕
(7)飲用水 「Sobaek」   〔大韓民国産 採水地:小白山〕
(8)「清涼飲料水」 「ボルビック マスカット 無果汁」 〔フランス産〕

  焼きそば は、〔第40回〕《放射能汚染時代の私のお弁当(4)~焼きそば、及び、太陽光発電は戸建住宅の屋根が適するのかもしれない》http://shinkahousinght.at.webry.info/201106/article_4.html の時の写真と比較していただくと、〔第40回〕のものは、こげ茶色というのか、焼きそば色をしていたのに対して、今回は、写真を見ていただくとわかると思いますが、白っぽくて、焼きそば色というよりも、パスタ色といった感じです。これは、今回、使用したのが、「塩あじ」の「むし中華めん」であったためで、色はパスタみたいな色ですが、味はパスタではなく焼きそばの味です。なかなかおいしかったけれども、しかし、焼きそば は、やっぱり、こげ茶色・焼きそば色をしている方が、いかにも、焼きそばだぞお~て感じがしていいような気もします。
  バナナは、3/11日以来、随分と食べたように思います。 なにしろ、産地偽装の心配は、まず、ないでしょうから。キウイは、ニュージーランド産と国産があるようですが、ニュージーランド産のキウイは、どうも、早いうちに収穫したのか、まだ、熟していないというのか、おいしくないものが多いような気がします。 その点、バナナは、フィリピン産のバナナも台湾産のバナナもおいしいし、最近ではメキシコ産とかエクアドル産とかいったものもスーパーで見かけますが、けっこうおいしい。そして、私たちが子供の頃は、バナナというと高級品であったのですが、今では、価格もお手ごろで食べやすいのです。
  大韓民国産のミネラルウォーター「Sobaek」は、何と読むのかよくわからないけれども、安くて、かつ、なかなかおいしい。
  「ボルビック マスカット」「ボルビック レモン」と「いろはす 温州みかん」は、天然水を使用して、そこに、なんかゴショゴショ入れて作った清涼飲料水らしく、マスカット・レモン・温州みかんの果汁は入っていません。 たしか、『買ってはいけない』(週刊金曜日)であったかに、JTの「桃の天然水」が出ていて、なぜ、これが良くないと筆者が言っていたかというと、「天然水」という名称であるために、水であるように思って、水分補給に飲むと、糖分などが相当に入っており、糖分の過剰摂取になるということが主たる理由であったように思います。 「ボルビック マスカット」も同じ理由で、水だと思って、水分補給の目的で飲むと、やはり、糖分の過剰摂取につながりますし、実際、単なるミネラルウォーターの「ボルビック」を飲んで、直後に「ボルビック マスカット」を飲むと、その甘さを強烈に感じます。 又、「・・・マスカット」という商品名がついていても、マスカットの果汁が入っているわけでもなく、果汁の持つ栄養分もありません。
  だから、3月11日以前においては、こういう商品は、私は買わなかったのですが、水の放射能汚染の心配がでてきた今日、飲用の水として、ペットボトル入りのミネラルウォーターを飲むとしても、飲料水と別に、食後に、オヤツ・デザートのように、「清涼飲料水」を飲みたくなる時があるのです。 ところが、果汁50%という清涼飲料水は、どういう水をたしているのかわからない。 「果汁100%」のジュースでも、「ストレート」と「濃縮果汁還元」とがあって、「ストレート」というのは、実際の果物を絞った果汁そのものであるのですが、「濃縮果汁還元」というのは、一度、果物を絞ったままの果汁を濃縮させた原液に、後に、水を加えて、最初と同じだけの水分を含むようにしたというものであり、「濃縮果汁還元」の100%のジュースというのは、やはり、どういう水を加えているのかわからない。 コーラ・ファンタの類、スポーツドリンクや缶コーヒーの類も、どういう水を使用しているのかわからない。 その点、「ボルビック マスカット」「ボルビック レモン」は「ボルビック」の水、「いろはす 温州ミカン」は「いろはす」の水を使用しているのであろう、と考え、それで、放射能汚染の言われる現今においては、「清涼飲料水」を飲みたいと思ったときは、スーパーなりコンビニなりで売っている「ボルビック マスカット」などを飲むようにした方が良いのではないか、と考えたのです。
  もっと良いのは、果汁100%ジュースの「ストレート」で、今まで、「濃縮果汁還元」でも、けっこうおいしいじゃないの、と思ってきたのですが、今回、放射能汚染が言われるようになってから、スーパーで果汁100%ジュースを買う時は、「ストレート」のものを選んで買うようにしてきたのですが、確かに、間違いなく、「ストレート」のものの方が「濃縮果汁還元」のものよりおいしいし、本当の果物の味がします。
  「ストレート」でない、「濃縮果汁還元」の100%と50%、30%では、どちらがおいしいとはいちがいに言えないと思うのです。なにしろ、濃縮液に加える水分が多いか少ないかの違いですから、薄めの方が好きな人が、あえて、100%にこだわることはないと思うし、100%だから、50%や30%のものよりも自然・天然というわけでもないのです。
  「ストレート」の果汁100%ジュースはおいしいのですが、一人前用のペットボトル入り、もしくは、一人前用の紙パック入りというのは、なかなか売っていない。 それなら、今日に状況においては、「ボルビック マスカット」「ボルビック レモン」「いろはす 温州みかん」の方が、まだ良いのではないか、と考えたのです。

  食事について、述べている時にどうかとは思う話しですが、今は昔、大学生であったときに、「選択体育」という科目があって、「馬術」を選択した際に、東京都世田谷区の馬事公苑に行った時、名前は忘れてしまいましたが、なんだか、馬というよりも、犬くらいの大きさのかわいらしい馬がいました。 そういう種類の「馬」らしいのですが、その際、馬術部の人が説明してくれたのが、「犬みたいですけれども馬です。食べるものも馬で、出すものも馬です。」という話でした。 上の焼きそば ですが、写真を見ていただくと、焼きそば というよりも、スパゲッティみたいな色ですが、食べてみると、スパゲッティではなく焼きそばの味です。

※「馬事公苑」のホームページは、http://www.jra.go.jp/bajikouen/


   先日、スーパーに買い物に行った際、福島県産のキュウリが、「超お買い得」と書かれて安い価格がつけられて売られていました。 福島県の農家の方には申し訳ないけれども、たとえ、「超お買い得」でも買えません。
   買う人はいるでしょうけれども、買う人は他の県のものよりも少ないし、売れる場合も他の県のものよりも安い値段でしか売れない。その原因を誰が作ったかというと、東電、及び、原発を推進した推進派の「学者」、推進派の政治家ですよね。 売れにくいし、売れる場合も安い値段でしか売れない という原因を作った者が、通常の値段との差額は負担するべきですよね。 負担していますか? なぜ、福島県の農家がその差額分を負担するのですか?  東電と原発推進派の「学者」と原発推進派の政治家が負担するべきではないのですか? だいたい、「福島県応援キャンペーン」などというものが、都内の、けっこう、有名な店ででもおこなわれているようですが、東電や原発推進派の「学者」「政治家」が買い取っていれば、別に「応援」する必要はないですよね。

   「週刊文春」2011.6.9.号掲載の《「震災復興」白熱5大討論! 農業、漁業の賠償・・・一線をどこで引くか》を見ると、≪東電は賠償の上限を設けるよう政府に求めていた。だが、政府は上限を設けないことを前提に、5兆円規模の国債を賠償機構に投入する方針を発表。東電は長期間かけて返済してゆくことになりそうだ。
  今後はどこまで補償対象となるかに焦点が移る。農水省出身で東大農学部の鈴木宣弘教授はこう話す。
「災害で財産を失っただけでなく土壌も汚染された。このままでは廃業農家を生みかねません。まずは、推算される被害額の何割でもいいから、急場をしのぐための一時金が必要です」・・・・≫ と書かれています。

   どこまで、補償するのかわかりませんが、もしも、国が出すということなら、結局、国民が出すということですよね。東京都・千葉県あたりに住んでいる人間でも、福島県東部・中部ほどではないとしても、放射能汚染の被害は受けてるわけであり、被害者ですよね。千葉県の柏市・流山市などでは、福島県の いわき市中部南部などよりも高い放射線量が計測されているわけですよね。 それで、そういう場所に住んでいる国民が、福島県の農家への賠償の為の費用を負担させられて、自分たちの健康被害と原発事故がなければ負担しなくてもよかった労力や心配に対しての補償・賠償は受けられないわけですよね。
   東電が出すといっても、今後、どうやって出すかというと、電気代からの収入から出すということですね。結局、国民が出すわけですか。 自分も健康被害を受けている国民が。 私などは、原発の専門家でもないけれども、個人的に原発が話題になった時には、賛成の態度を取ったことなど、まったくなかったのに、原発に賛成してこなかった国民が賠償させられるわけですか。

   そうではなく、賠償金は、本来は、東電の歴代の役員や原子力発電所の推進を主張してきた推進派の「学者」と推進を主張してきた政治家が出すべきではないのですか?
危険性・安全性という点で欠陥のある原子力発電所という商品を売ってきた日立と東芝(と三菱)も出す必要がありそうにも思うのですが、違いますか?
      
   「週刊現代」2011.6.25.号掲載の《Look! 「いわき出身」を涙で訴える斑目委員長夫人の言い分》によると、「マダラメはデタラメ」とか言われているという原子力安全委員会委員長の斑目春樹(まだらめ はるき)(東大教授)さんの奥さんって、両親が福島県いわき市の出身で「・・・いわきには、今も親戚が何人もおりまして、・・・」らしいですね。 故郷を裏切って悪魔に嫁入りしたということですか?  故郷を裏切って、さぞかし、甘い汁を吸ったことでしょうね。 今、故郷の人たちが苦しんでいる時に、農産物が通常の値段より安い値段でしか売れないという状況において、その差額分を負担するべきなのは自分たちだということを理解していますか? どうせ、まったく、理解してないでしょう。 けっこうな人生を送られましたね。 故郷を裏切って、甘い汁を吸ってきたブタ人間よりも、双葉郡で飢え死にした動物の豚さんの方が、よっぽど、人間味がありますね。 そう思いませんか?
   私も元いわき市民で、いわき市を離れる時には、又、いわき に戻るという意識でいました。だから、私にとっても、いわき市、及び、福島県双葉郡は、故郷なのですが、私の故郷を破壊されたことに対して、斑目さん、斑目さんの奥さん、どうしてくださるんですか? 東大を卒業されて東大の教授先生をされている、おえらい方なら、なんとかしてくださるのでしょうね。どうされるおつもりですか? 
   「週刊現代」2011.6.11.号掲載の《捨てられた日本国民》には、
≪・・枝野官房長官が、能天気かつ誇らしげに、オフレコで語った内容がすべてを象徴している。
「斑目(まだらめ)(春樹・原子力安全委員長)さんはいい人。発言はブレるがウソは言っていない。あの人が委員長でよかった。・・・・」≫などと書かれている。 「いい人」なら、故郷の農家が困っているのですから、御自分のブタ財布から なんとかされますよね。 何もしないのですか? それが「いい人」ですか?
   別のスーパーに言った際には、「被災地を応援してみませんか」と書かれて福島県産の野菜が売られていました。 岩手県や宮城県産の農産物には、そのようなフレーズはつかないのです。福島県産のものについてだけなのです。 そういう形では応援できません。 それに、他県産のものと同等の価格で消費者が購入したとしても、実は、福島県の農家からは、二束三文の値段で買い取った者が、「福島県応援キャンペーン」と称して、他県産のものと同等の値段で売って、差額を稼ぐということをやっているのじゃないのか? といったことを考えますね。
   福島県産の農産物は、とりあえず、斑目春樹さんが、すべて、過去3年間の平均価格と過去5年間の平均価格の高い方の価格で買い取られたらどうですか。 斑目さん、今、奥さんの両親の故郷のために、少しくらい出しても良いのと違いますか?
   福島県の皆さん、そう思いませんか?

   何日か前に、ヤフーニュースで見た記事で、残念ながら、それを今、捜しても見つけられないのですが、クラシック音楽の協会が、来日して演奏会を開く予定であった何人もの演奏者が、福島第一原発の事故とその放射能汚染をおそれて来日を中止したことにより、被害を受けたとして、東電に賠償を請求した、ということが述べられていました。そうですよね。 「風評被害」だとか言って、来日しなかった演奏者を責めるのではなく、原発事故を起こした者に賠償を求めるのが筋ですよね。
   福島県の農家は、どうして、原発事故を起こして放射性物質を撒き散らした東電や、放射性物質を撒き散らす原発の建設・操業を推進した推進派の「学者」、及び、推進派の政治家に賠償を求めるのではなく、「風評被害にあっている」だの「福島県人差別だ」などと言って、放射性物質に汚染されてしまった農産物を買わない消費者の方を責めるのですか? 変ですよね。 斑目さん、東大を卒業して東大の先生をされている頭脳優秀な方として、それは違いますよと、わかりやすく説明してあげていただけませんか?

   1995年に、東京の地下鉄で、サリンを撒き散らされて被害に遭った人が出ましたが、誰が悪かといえば、サリンを撒き散らした人たちですよね。 放射性物質を撒き散らされて被害が出ているのですから、やはり、悪いのは、放射性物質を撒き散らした会社と、放射性物質を撒き散らす原子力発電所というものを推進してきた「学者」と政治家ですよね。違いますか? 1995年にオウム真理教がサリンを撒いたのは、東京の地下鉄においてでしたけれども、もしも、畑に撒き散らされて、その畑でできた農産物を買わない人がいたとしたら、それは、サリンを撒き散らした人に賠償を求めるべきことで、その農産物を買わない人が「風評被害」を加えているのと違いますよね。買わない人が「○○県人差別」をしているのとは違いますよね。
   福島県の農家の方、あるいは、漁業の方で、収穫物が売れなくて困っている方は、とりあえず、斑目さんに買っていただくといいのではないでしょうか。 特に、奥さんは、両親が いわき市出身ということですから、邪険にはされないでしょうから。 持っておられる財布も、私などと違って、内容豊富でしょうし。
   福島県の皆さん、茨城県北部の皆さん、そう思いませんか?



・・・・本日は、これまで。  放射能汚染の時代を生きるお弁当シリーズは、今回で終わりにしようと思います。 その理由として、自分が作ったお弁当を、毎日、写真を取ってブログに掲載するのは、ブログの作成ペースとして、負担がかかり過ぎることと、お弁当より他に述べたいことを優先したいことがひとつの理由。 そして、、お弁当の内容を掲載すると、どうしても、福島県から遠い場所のものを使用する工夫をしたことを述べなければならないことになり、その工夫は、現在、東京都から千葉県にかけても、放射能汚染が進んでいる状況においては、いたしかたないものと思いますが、たとえ、それでも、福島県の農家の方のことを考えると、元・福島県民として、これ以上、そういう内容を掲載するのは、なんとも気の毒で心苦しいと思うようになり、これ以上、福島県から遠い場所のものを使用した料理を掲載するというのは控えさせていただきたいと思うようになりました。 但し、「応援」する為に買えと言われても、申し訳ないけれども、買えません。ごめんなさい。



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