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zoom RSS 大阪と関西人に敵意を持っている東京者の話+「よそ」は構造アプローチはしないと嘘を信仰する住宅営業の話

<<   作成日時 : 2017/04/17 02:08   >>

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[第537回]
   今となっては20年ほど前のことになってしまった。 戸建住宅建築請負業の(株)一条工務店http://www.ichijo.co.jp/ に在籍した時のことだ。 1990年代後半、東京生まれのKさん(男。 当時、40代)が、「大阪なんて、な〜んにもない」と言うので、この人は、自分が知らないと「な〜んにもない」と言う人なんだと思って見ていた。 Kさんは、福島県に単身赴任中、大阪に限ったことではなく、「茨城県から福島県浜通りにかけては、スパリゾートハワイアンズ以外、なんにもない」とかいう手紙を中学生の娘に出していたこともあり、そういう人なんだと思っていた。〔そういう人は「この紋所が目に入らぬか」と印籠だされても、それ、何? て反応するのかというと、それは、たぶん、知ってたと思うが。〕 慶應の教授というのは、自分が知らないものは何でも「そんなものは受験勉強だ。害があるんだ」と言うのですが、それらの教授先生というのは、小学校から高校まで、そういう教育を受けてきた、まあ、かわいそうな人ですから、しかたがないと思いますが、Kさんも、慶應の教授みたいなところがある人でした。
   しかし、Kさんは、茨城県・福島県については、自分が知らないから「な〜んにもない」とか言うだけだったが、関西人と大阪に対しては、知らないだけではなく、明らかに敵意を持っているのがわかった。
   Kさんは言うのだ。「大阪の人間は、大阪が日本で2番目の都市だなんて言いますけれども、日本で2番目の都市は横浜なんですよね。 大阪なんて3番目でしかないんです。 それを大阪の人間は、2番目の都市だなんて言って、そのあたりが大阪の人間は頭が悪いし、イナカモンなんですよ」と言うのです。 それで、私が、「人口では東京都23区に次いで横浜市が2番目でも、東京圏の中心都市は東京であって、横浜市は東京都23区のベッドタウンとしての補完都市のような性格があるのに対して、大阪市は関西圏の中心都市ですから。 横浜市の方が人口では多いとしても、その地域の中心都市として考えると、東京圏の中心都市の東京に次いで大阪市は2番目ということになると思いますよ。 横浜市は大阪市の3倍以上の面積があるから人口では多くなっていますが、大阪市も、もしも、周囲の市を合併して横浜市と同じくらいの面積になったとしたら、おそらく、人口でも横浜市を上回ると思いますよ。 」と言うと、Kさんは何と言ったかというと、「大阪の人間は心が狭いから、だから、合併しないのお。 そのあたりに大阪の人間の精神面の愚かさが出てますよねえ」と、そう言ったのだ。特に、私が大阪出身であると思うと、余計にそういうことを言うのだった。 なんか、そういう東京もん というのが、けっこういるものだ。
   福島県では、人口が一番多い都市は、浜通り地区の いわき市で、その頃、36万人ほどいたと思うが、2011年の福島第一原発事故の時、ニュースなどで 34万人と出ていたので、わずかに減ったのかもしれないが、その後、双葉郡の方から いわき市に避難した人が出たらしいので、その分を合わせると、また、増えたかもしれない。 いわき市の先祖代々の住人に、「いわき市は、福島県では一番の大都市なんですよね」とか、「いわき市は東北地方では、仙台の次の大都市なんですよね」と言うと、いわき の住人はどう言うかというと、「何、言ってんだ、おめえ」と。 「おめえ、いわき が大都市だなんて、本気で思ってんのか?」と。 「いわき が大都市であるわけねえべえ」と。 「そりぁ、人口で見れば、福島県で一番多くて、東北では仙台の次に多いかもしれないけれども、いくつもの市町村が合併して面積が広くなったから、だから、人口では福島県で一番多くて、東北でも仙台の次に多いことになったけれども、だからって、大都市になったわけねえべえ。 いわき みたいな大都市があるけえ」と、そう言うのでした。 いわき市民のこういう気取らないところが私は好きでした。 それで、私は、「東京の人間」と「いわき の人間」とでは、「東京の人間」の方が、イナカモンではないのかなあ、と思ったのです。
   福沢諭吉が「イナカモノという言葉には、2通りの意味がある。 田舎出身という意味での田舎者というのは、これは別に悪いことはない。 それに対して、精神面がイナカモノというのは、これはよくない」と言ったというのですが、どうも、東京もん には「精神面がイナカモノ」という方のイナカモノが多いように思えます。 いわき市は、都会か田舎かというと、人口では福島県で一番多くて東北地方でも仙台の次に多いとしても、実際問題として、「都会」ではないわけですが、無理に都会ぶろうとするようなところはないし、そのあたりを見ると、「イナカモノ」ではないわけです。 それに対して、「東京の人間」には、どうも、↑で述べたように、Kさんは「大阪なんて、日本で2番目の都市じゃないんですよ。 大阪なんてどうってことない町なんです。 そのうち、名古屋にぬかれますよ。横浜が日本で2番目の都市なんです。大阪の人間はバカだから、そんなことも知らないのお」とか言うのですが、いちいち、そういうことを言わないとおれないというあたり、どう考えても、「精神面がイナカモノ」だと考えざるをえません。
   アンブローズ=ビアス『悪魔の辞典』(角川文庫)には、
「首都(capital)・・・イナカ根性の砦」
というのがありましたが、「東京の人間」を見ると、たしかに、そういう面はあると私は思います。
   Kさんは、「だいたいですねえ。 東海道本線って、東京と神戸を結ぶための路線だて、知ってましたか」などと言うのでした。 「東海道本線は、あくまでも、東京と神戸を結ぶ路線であって、大阪なんて、どうでもいいの。 大阪なんて、通る必要なかったんですよ、東海道本線にとって」などと言い出したのです。 また、そういうことを言うのかと、いいかげん、うんざりしました。 東京もん は、そういうことを言うのが大好きです。
   でも、違うんですよ。 Kさんは、「物知りおじさん」「雑学の大家」で「乗り物好き」、「乗り物のことなら何でも知ってる」と(株)一条工務店で周囲の従業員から言われ、自分でもそう言っていたのです。 しかし、それにしては、何も知らない。
   東海道新幹線と山陽新幹線の境目は新大阪なのに、なぜ、東海道本線と山陽本線の境目は大阪ではなく神戸なのだろうか? 私は、けっこう前からこれについて疑問に思ってきたのです。 どうしてか、知ってますか?
   答えを言いましょう。 あらかじめ、お断りしておきますが、これは、『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 01 東海道本線』(2009.7.5. 朝日新聞出版)に載っていた内容であり、私のもんのすごい研究成果とかいうようなものではありません。
   まず、日本で最初に鉄道が通ったのは、東京の新橋(現・汐留)と横浜(現・桜木町)の間です。 汐留−桜木町間なのに、なぜ、新橋−横浜間と言うのかというと、現在の桜木町駅の場所に初代の横浜駅ができたらしく、新橋もまた、現在の新橋駅の場所よりもいくらか海より、パナソニック汐留ビルの隣に「鉄道歴史展示室」というのがあって、そこに線路が部分的に敷いて、かつてを思うよすがとなるようになっていますが、そのあたりに「新橋」という名称の駅があったらしい。 東海道本線は浜松町から北に来て、途中で内陸部に少々曲がって新橋駅に行きますが、そこを曲がらずにそのまま進むとかつての新橋駅に行くような感じです。
   どうやら、その後、東京駅まで延伸する際にか、内陸部にわずかに曲げて延伸したようで、最初の「新橋」駅よりわずかに内陸側に今の新橋駅が作られて、その延長上に東京駅が作られたようです。 横浜駅は、なぜ、現在の桜木町駅から、現在の横浜駅に移動したのか。 新橋駅は、最初は、現在の汐留というのか、パナソニック汐留ミュージアムが中に入っているパナソニック汐留ビルの隣↓

に、初代の「新橋」駅ができたわけですが、初代の横浜駅は、現在の桜木町駅の場所にできたらしい。 あくまで、東京と横浜を結ぶ鉄道としてできたわけで、横浜より西に伸ばすことは開通時には特に予定していなかったわけです。 それが、それより西に伸ばすとなると、現在の桜木町駅を横浜駅としていたのでは、その部分で迂回するようになるため、それで、2代目の横浜駅が現在の高島町駅の付近に作られ、さらに、3代目の横浜駅が今の横浜駅の場所に作られたらしい。
   それで。 日本で最初に鉄道が開通したのは、新橋(現・汐留)−横浜(現・桜木町)間だったのですが、2番目に開通したのはどこかというと、大阪ー神戸間だったらしい。 こちらも、大阪駅は今の大阪駅よりわずかに西よりに大阪駅はできたらしい。 また、最初の計画では、今の大阪駅よりも南の堂島付近に大阪駅を作る予定だったが、煙をはく蒸気機関車などというものを大阪の街中に持ってこられたのではかなわんと言われて、当時の大阪の街からは北のはずれの梅田、淀川の流域の湿地を「うめた」というところから「梅田」という地名がついたと言われる今の大阪駅付近まで追いやられたらしい。 神戸は神戸で、もとからの神戸の中心地の三宮(さんのみや)に神戸駅を設けるか、神戸港に近い今の神戸駅付近に「神戸駅」を設けるか議論されたらしいが、結果として、神戸港に近い今の神戸駅の方が「神戸駅」になったらしい。
   そして、その翌年に、大阪−京都間が開通したらしく、関西では、大阪−神戸間が開通してすぐに大阪−京都間が開通し、京都−大阪−神戸が結ばれた。
   その頃から、東京と関西を結ぶ鉄道を敷いてはどうかという話が出てきたらしい。 それをどのルートで敷くかという問題だが、当初は、東海道ルートではなく中山道ルートで敷設しようと考えられたらしい。 東海道ルートでは川が多く、橋を多くかけなければならないという問題があったようだ。
   中山道ルートで東京と関西を結ぼうとなり、東からと西からと線路は敷設されていったが、西の方は、京都から東山を南に迂回して、現在の奈良線のルートを通り、途中から東に進み、膳所から浜大津に行き、浜大津から琵琶湖を船で長浜まで行き、長浜から関ケ原あたりに鉄道が敷設されたらしい。 問題は東の方で、現在の高崎線は、最初は東京と関西を結ぶ路線としての東側として敷設されたらしく、高崎からその西のあたりまでは快調に敷設されたものの、当時の技術では碓氷峠を越えることができず、やむなく、中山道ルートをあきらめて、東海道ルートに計画を変更したらしい。 その際に、横浜駅を現在の桜木町駅から高島町駅を経て現在の横浜駅に移ったらしい。 そうして、東京と関西を結ぶ鉄道ができたため、「東海道本線」という名称がついていても、東京から名古屋までは、たしかに、ほぼ、旧・東海道のルートを走っているものの、岐阜から京都までは中山道のルートであって、旧・東海道は、かつての関西鉄道である関西本線の名古屋−柘植間と草津線が走っているルートである。
    それで、なぜ「東海道本線」というものが東京−大阪間で大阪から西が山陽本線ではなく、東京−神戸間で、神戸から西が山陽本線なのかというと、それは、↑に述べてきたように、東海道本線というものは、東海道新幹線が最初から東京−名古屋−京都・新大阪 を結ぼうということで作られたのとは異なり、最初は、東の端の汐留−桜木町間と西の端の京都−大阪−神戸間ができて、その後、東京と関西を結ぶ鉄道を作ろうということになり、東側は最初は今の高崎線のルートをとる計画だったものの、碓氷峠を越えることができなかったことから、旧・中山道のルートをあきらめて、旧・東海道のルートをとることにして、先にできていた汐留−桜木町間の鉄道を現・横浜駅まで使用して、そこから西に伸ばしたらしい、という経緯から、そうなったもので、京都−大阪−神戸間については、「東京と神戸を結ぶ鉄道であって、大阪なんてどうでもよかった」などというKさんの言うようなものではなく、大阪−神戸 と 大阪−京都 が先にできて、それを東京からの鉄道と結んだことから、東海道本線と山陽本線の境目は大阪駅ではなく神戸駅になったようです。

  ●「よそ」は構造アプローチなんかしない、と嘘を信仰する住宅営業の話●
 〔営業と会社の話(111)〕
    Kさんは、「物知りおじさん」で通っていたのですが、自分が知らないことまでも知ったかぶりをすることがあり、ほかにも、「外国では、道路は、それぞれのレーンによって制限速度が違って、このスピードで走りたいと思ったら、そのレーンを走るようになってるんですよ」とか言うので、「外国て、どこの国のことを言ってるんですか」と質問すると、「外国ったら、外国〜う」と言ってきかないので、好きにしろと思ったことがありました。(株)一条工務店には、けっこう、そういう人がいました。(株)一条工務店という会社は、どうも、そういう「天動説」思考の人の多い会社でした。

   1992年に(株)一条工務店に入社した時、東京都江東区潮見にあったウッディランド東京という林野庁が作った国産材の使用を促進しようという施設の中にあった東京展示場に配属されたのですが、

(↑  「旗」マークが、ウッディランド東京 があった場所。その後、手前半分にヤマダ電機ができ、後ろ半分がマンションになったが、さらに、しばらくして、ヤマダ電機もなくなったらしい。)
8月に、本人の都合をきいてもらって浜松から転勤してきた新卒入社1年目のO野田くん(男。当時、20代前半)が、「構造についての説明をしているのは一条工務店だけで、よそは、みんな間取りやデザインの話とか値引きの話ばっかりやっている」と言うので、「そんなことないよ」と教えてあげたところ、「いいえ。よそは構造についての説明なんかまったくしませんから」と言うので、(株)一条工務店より前に小堀住研(株)〔→エスバイエル(株)→ヤマダエスバイエル(株)〕に在籍して小堀住研(株)では構造についての説明は相当重視しておこなっていたことを知りもすれば自分自身がやっていた私は、「エスバイエル(株)でも、構造についての説明は相当やっていたよ」と教えてあげたところ、O野田くんは「〇〇さん、そんなこと言うなら、エスバイエルに行けばいいじゃないですか。一条工務店の従業員なら、よそはみんな構造アプローチなんてしないで値引きの話ばっかりやって契約とってると言うべきでしょ」と言うので、こんなヤツ、話にならないと思ったことがありました。 小堀住研(株)に限ったことではなく、私は同業他社の住宅展示場を訪ねて話を聞いたり、住宅雑誌を見たりといったこともしてきましたが、(株)一条工務店以外の「よそ」が「値引きの話ばっかりやって、構造についての話はまったくしない」などということはありません。「よそ」の中には、そういう会社も中にあるかもしれませんし、たとえば、フリーダムアーキテクツデザイン(株)〔本社:東京都中央区〕http://www.freedom.co.jp/ なんてのは、担当者は「設計 兼 営業」で営業と設計が別れておらず、建築の専門学校あたりを出てきただけで構造も何もわかっていない若造を「設計士(さま)」とか持ち上げて顧客に信じさせ、“実質しろうと以下”の「設計」担当者に「設計士(さま)」ヅラさせることで客を信じさせて契約をとり、構造については無茶苦茶でどう考えても使い勝手も悪いと思える家を作りまくっている(設計会社であって、施工は別の会社がやるので「建てまくっている」ではなく「作りまくっている」)のですが、中にはそういう会社もあるとしても、多くのハウスメーカーは、構造についての話をしていますし、特に、小堀住研(株)やミサワホーム(株)のような木質パネル構法は「新しい構法」であることから、構造についての説明は相当重要なウエートを占めていました。在来木造の会社の場合は「なんとなく、木造で」くらいで在来木造を志向してくれるお客さんがあったわけですが、木質パネル構法は在来木造より優れているのだというアピールをする必要がある為、その分、構造は重視されていましたし、小堀住研(株)〔→エスバイエル(株)→ヤマダエスバイエルホーム(株)〕では「壁体内換気システム」といって壁体内の結露を解消する工夫がされているという点がツーバイフォー工法(枠組壁構法)のハウスメーカーや木質パネル構法でもミサワホームとは違うという「売り」があったので、特に、そこは強調して話をしていたのです。他のハウスメーカーの展示場に行ってみても、ツーバイフォー工法(枠組壁構法)の会社でも、ツーバイフォーならどこでも一緒というわけでもなく、自社はこういう工夫をしています・・・と言った話を聞かされます。(株)一条工務店で、O野田くんに「構造についての話をするのは一条工務店だけで、よそは値引きの話ばっかりやっていて構造の話はまったくしない」などと嘘を吹き込んだアホ営業社員は自分もそんなことを信じていたのか、それは嘘だと自分はわかっていながら新人に嘘を吹き込んでいたのか・・・。私は、自分自身も(株)一条工務店と別の会社に勤務した経験があって、O野田くんが言っていることは違うことを知っていたし、他の住宅会社の展示場を見学に行き、構造についての話も聞かせてもらう経験をして、それで、O野田くんが信じている話は違うと思ったので教えてあげたのですが、O野田くんは、嘘を得意がって話しまくり、私が「それは違うよ」と教えてあげてもきかないので、それで、 「どこか、他の住宅会社の展示場に行って話を聞いてみたことありますか? よその会社の展示場に行ったら、そういう対応をされたの?」ときくと、O野田くんは「そんなの、行かなくたってわかりますよ。構造の話をするのは一条工務店だけで、よそはどこも、間取りや値引きの話ばっかりして契約とってるんですよ」と言ってきかないのです。浜松営業所の営業所長だった平松さんは、O野田くんにそういう「社員教育」をやったのでしょうか。
   その後、転勤して移った営業所には、(株)一条工務店に入社する以前に、積水ハウス(株)にいた人、ダイワハウス工業(株)にいた人、その地域の工務店にいた人などいましたし、研修を一緒に受けた人には、他のハウスメーカーにかつて在籍したという人もいましたが、それらの人と話をすると、「そんなもの、『構造アプローチをやるのは一条工務店だけで、よそは構造についての話なんかちっともしないで、値引きの話ばっかりやっている』なんて、そんなことないですよ。構造についての話をしましたよ。 していますよ。『構造アプローチをやるのは一条工務店だけで、よそは構造についての話なんかちっともしないで、値引きの話ばっかりやっている』なんて言うのは、何もわかってないヤツですよ」という返答がかえってきた。実際、そうである。 そもそも、「(株)一条工務店 対 よそ」という「天動説」思考はいかがなものか。住宅建築業の会社はいくつもあって、 (株)一条工務店というのはその中の1つであって、(株)一条工務店を中心に世の中が動いているのではないはずなのだが、住宅建築業の会社は(株)一条工務店と「よそ」という名前の会社の2社しかないみたいな認識。O野田くんは、ひとがせっかく親切に教えてあげても理解しようとしないのでした。 O野田くんは、新卒入社して、(株)一条工務店の発祥の地である浜松市の天竜川駅南総合住宅展示場という名称だったかJR「天竜川」駅の南のあたりにあった総合住宅展示場に3つ出展していた住宅展示場の1つに、浜松の営業所長でその時点で通算契約棟数2位で営業本部長のA野T夫さんの子供の頃からの友人だというH松さんの隣の席に座らせてもらっていたというものの、入社して5カ月で通算契約棟数ゼロ棟だったのですが、その通算契約棟数ゼロ棟の人間が、同じ年に東京展示場に入社したO野田くんと同年代の人間に「営業のやり方を教えてやる」などと口にすることがあり、その文句は入社して通算契約棟数ゼロ棟の人間が口にする文句ではないはずだが、と思ったのですが(今もそう思いますが)、O野田くんとしては「H松所長のやり方」というものを自分は教えてもらったという意識があったようです。もっとも、「通算契約棟数2位の人」と「通算契約棟数2位の人の隣の席に座っていた人」というのは似ているようでも違いますし、「通算契約棟数2位の人」の話を聞いて、それを口真似しているつもりでも、実は、肝心なところを間違えて理解しているということがあります。 O野田くんが「住宅会社で構造についての話をするのは一条工務店だけで、よそは間取りやデザインや値引きの話ばっかりしている」という信仰を持つに至ったのは、隣にいた営業所長にも責任はあると思いますが、どうも、(株)一条工務店の遠州人にはそういうことを言いたがる人が少なからずいました。 もしかすると、「嘘でも百回言えば真実」とナチスみたいなことを思っていた人がいたのかもしれませんが、嘘はいくら言っても嘘であって、むしろ、それがばれた時のことを考えると、そういった嘘は言わない方がいいと私は思いますし、思ったのでO野田くんにも親切心から老婆心から教えてあげたのです。 ひとがせっかく親切心から老婆心から教えてあげたのに、それに対して、O野田くんは「違いますよ。構造についての話をするのは一条工務店だけで、よそはみんな値引きの話とかばっかりやっているんですよ」と言ってきかないだけでなく、「そんなこと言うなら、〇〇さんはエスバイエルに行けばいいでしょ」とか言って怒るので、勝手にしろ! と思って教えるのをやめました。 Kさんの「日本 対 外国」という思考(世界の国は日本と「外国」という名前の架空の国の2か国しかないという世界観)も、「一条工務店 対 よそ」という思考(住宅建築業の会社は(株)一条工務店と「よそ」という名前の架空の会社の2社しかないという世界観)と似ているのですが、新卒入社1年目のO野田くんが、どこで吹き込まれたのか信仰していた「構造アプローチをやるのは一条工務店だけで、よそは構造についての話なんかちっともしないで、値引きの話ばっかりやっている」という説について、「『構造アプローチをやるのは一条工務店だけで、よそは構造についての話なんかちっともしないで、値引きの話ばっかりやっている』なんて新人に教えている人間が浜松にはいるようですが、そんなことないと思いますよ」と言うと、この点については、KさんはO野田くんなんかと違って実証的で、「違いますよ、〇〇さん。それは。 『構造アプローチをするのは一条工務店だけ』じゃないんです。 『構造アプローチしかしないのは一条工務店だけ』なんですよ。意味が違いますよ。 〇〇さんなんかは構造以外のことも話してるでしょうけれども、一条工務店の浜松の人間は、『構造しか話さない』のであって、ほかの話ができないんですよ。それを『構造アプローチをやるのは一条工務店だけ』なんて言っているんですよ」と言うので、「そうですね。 それなら、たしかに、そうですね」と言ったことがありました。

    さらに、Kさんは、「外国に行くと、日本とは食事の内容が違うので、初めて行った人は何を注文していいか迷ってしまうんですよね。 そういう時に、マクドナルドなら、どこでも一緒ですから、それで、食事に何を食べていいかわからない時はマクドナルドに行くといいんですよ。 もっとも、フィレオフィッシュは日本だけで、日本以外にはフィレオフィッシュはありませんけどね」と言うので、それで、私は、ミラノに行っても、パリに行っても、ロンドンに行っても、マクドナルドに行き、フィレオフィッシュがないかどうか確認したのですが、ミラノでもパリでもロンドンでも、フィレオフィッシュはないかというと、そうではなかった。 ミラノでもパリでもロンドンでも、マクドナルドに、フィレオフィッシュはメニューにあったのです。Kさんが「マクドナルドでフィレオフィッシュがあるのは日本だけですけどね」などと言うので、それで、私は、ミラノでもパリでもロンドンでもマクドナルドに行って、フィレオフィッシュを食べてきたのです。わざわざ。
   福島県いわき市の先祖からの住人に、「福島県で一番人口が多い都市は いわき市なんですよね」と言うと、「それは、いっぱい合併したから、人口では いわき市が一番多いということになったんですよ。 実際は、郡山の方が大きな街ですよ」と言う人が多く、無理に、いわき市が大都市だと言おうとする人はあんまりない。 それに対して、東京もん には、「大阪は、日本で2番目の大都市じゃないんですよね。 2番目の大都市は横浜なんですよね」とか言いたがる人間が少なくない。 横浜市が大阪市を人口で抜いたのは1960年代の終わり頃だったと思うが、それは、横浜市が周囲の市町村を併合して面積がどかんと大きくなった時のはずだ。 いっぱい、合併すれば、それだけ、人口では多くなるけれども、だから、何なんだて気もする。 大阪市も接している市をすべて併合したとすると、横浜市を人口で上回る可能性は十分あると思うが、人口で見て2番目になるかどうかとか、そんなことで、合併するかしないか決めるものではないはずだ。 よそと比べて多いか少ないかなんてどうでもいいことで、自分の所が合併した方が住民にとって良いか合併しない方が良いかということを考えて決めるもののはずで、意地になって合併して「日本で2番目の市」とかいうものになったとして、それが、なんぼのもんや、てところである。
    そもそも、横浜市と千葉市は、今は「政令都市」になって、「大都市」みたいな印象を受けるかもしれないが、横浜市と千葉市は、いずれも、連邦制みたいな市であって、中心があってそこから周囲に広がっていった地域がその市というわけではない。 千葉市の東の端の緑区のあたりなんて、「大都市」ではないと思うし、その東側の大網白里町までも、もしも、合併だか併合だかして千葉市になったとして、大網白里町が大都市か? というと・・・・、なんか違うような気がする。千葉市でも花見川区あたりからは東京の方に通勤している人は少なくないはずだし、横浜市も港北区とか青葉区あたり、東横線沿線・田園都市線沿線の人間は東京都内に通勤している人が多く、顔は、横浜駅から桜木町・関内といったあたりにではなく、東京の方を向いている人が多いと思われる。横浜市の一番西の方というのは、悪いとは言わんが、どう考えても、「大都市」て感じではないはずだ。
    だいたい、私は、大阪に住んでいた頃、慶應大学の教養課程がある日吉なんて、あんな東京よりの内陸部がまさか横市だなんて思わなかったし、

( ↑「旗」マークは、横浜市港北区日吉 の 慶應義塾大日吉キャンパス。 慶應義塾大というのは「東京の大学」かと思っていたら、文・法・経済・商学部の専門課程がある三田キャンパスとか医学部がある信濃橋とかは東京都だが、新幹線からも見える教養課程の日吉キャンパスと理工学部のある矢上キャンパスは横浜市なんだわ。)
青葉台・長津田・多摩プラーザだの「こどのもの国」なんてのまで横浜市とは思わなかった。東名高速道路の「横浜町田」インターチェンジも半分以上は横浜市にあるわけだし。町田の手前まで横浜市なんだよ。
さらに、金沢文庫て何市なんだろう? 金沢市だろうか、それとも、横須賀市だろうか・・・・というと、金沢文庫は横浜市なのだ。

( ↑ 「旗」マークは称名寺 内 の 神奈川県立金沢文庫  「田浦」駅の東の海上の灰色に塗られた島が横須賀の米軍基地。今は昔、除草剤散布をやっている会社でアルバイトをして、その会社は横須賀の米軍基地の中も除草剤散布をやっていて、JR「田浦」駅まで行き、翌日、米軍基地の中をやるという話で、「人生経験」として入ってみたいか、入りたくないか・・・どっちと考えるべきかと思っていると、予定が変更になって米軍基地には私は行かなかったが、その横須賀市の米軍基地のちょっと手前まで横浜市なんだよ。)
戸塚って戸塚市か? 大船市か? 鎌倉市か? というと横浜市なんだわ。
大船って、何市だろうか? 大船市か? それとも、鎌倉市か?・・・・というと、JRの大船駅は北の方(東京より)は横浜市で南の方は鎌倉市らしい。

(↑  大船観音のあるあたりは鎌倉市だが、↑の点線より北は横浜市らしいのだ! そんな所まで「横浜」なのだ。 すげえな・・・・。)
へえ〜え、そんな所まで横浜市かあ〜あ・・・・て、ところで、曹洞宗の総持寺がある鶴見とか、電車の駅の改札を出るとそこは東芝の敷地という「海芝浦」駅があるあたりて何市なんだ? 川崎市か? というと、これもまた、横浜市なんだわ。 いくらなんでも、ここまで広い地域が横浜市なら、そりぁ、「人口」で見たら多くなるわいな。当たり前じゃろうが。 高山市なんかは「いっぱいくっつけた」としても「大部分が山」みたいなところがあるが、横浜市の場合は、ともかくも、くっつけた周囲はともかくも市街地で人が住んでるし。
    なんか、横浜って、いったい、どこまでくっつければ気がすむのかて感じがするくらい広い範囲で「横浜市」なんだわ。 大船駅の半分まで横浜市なんだから。
  “ お〜かま のオーコ、 大船、小田原〜ア♪ ・・・あんた、あの子の何なのさ! ”


   それで、だ。 福島県人は、いわき市の住人にしろ、郡山市の住人にしろ、会津若松市の住人にしろ、人口で多いからうちが一番だの二番だのといったことを言わないのだ。 その点で、福島県人の方が、東京もん よりも「都会」なのだ。 いちいち、「横浜の方が大阪よりも人口が多い大都市なんですよお。 大阪の人間はそのあたりがわかってないんですよね。」とか言わないと気がすまない東京もん というのは、福澤諭吉が言うところの「精神面がイナカモノ」だと思うな。・・・そう言うと、怒るだろうけれども、間違いなくイナカモンだと思う。
   いっぱい、くっつけて、それで、「人口で見れば」とかアホなこと言ってもしかたがないだろうが、と思うのだが、言っても理解しようとしない人が、東京もん には少なくない。 私がミラノでもパリでもロンドンでも、マクドナルドでフィレオフィッシュを食ってきても、それでも、「フィレオフィッシュは日本だけですけどお」とか言ってきかない人というのは・・・・、言いたいのだから、言わせておいてあげるしかない・・・・みたいだ。
   「東海道本線は、あくまで、東京と神戸を結ぶための鉄道で、大阪なんて通る必要なかったんですよ。大阪の人間は、そんなことも知らないんですからねえ」とか言ってきかないおっさんは、実は、東海道本線は、最初から東海道本線として作られたのではなく、汐留−桜木町間 と 京都−大阪−神戸間 が先にできて、それから、東京と関西を結ぶ鉄道を作ろうということになったことから、東京−神戸間が東海道本線となったのであって、東京と神戸を結ぶための鉄道として作られたということではないんですよ、と教えてあげても、どうせ、きかないだろうから、言っても疲れるだけだから・・・・、もう、言わない方がいいと思う。

   (株)一条工務店http://www.ichijo.co.jp/ の遠州人は、浜松から新幹線に乗って東京駅まで来ると、東京メトロ東西線「木場」駅の前にある東京事務所まで行くのに、東京駅から大手町駅までタクシーに乗ろうとするし(JR京葉線と乗り換える時は新幹線の東京駅から京葉線の東京駅まで歩くけれども)、浜松から東京都の狛江市とかに行こうとすると新幹線で東京駅まで来て東京駅からタクシーに乗って行こうとするのだが、そういう遠州人と、「東海道本線は東京と神戸を結ぶための鉄道であって、大阪なんて通る必要もなければ停める必要もないんですよ」とか、いちいち、言わないとおれない、特に、相手が大阪出身の人間だと思うと、言わないとおれない東京もん というのは、どちらがよりイナカモンか・・・・というと・・・、どっちもどっちて気が・・・・するな・・・。
( 念のため、断っておくが、遠州人で「新幹線の東京駅から東京メトロ大手町駅までタクシーに乗ろうとするようなそんな遠州人あるか」と言う人がもしもいたら、「いる」からな。間違いなく。い〜っぱい! 私は(株)一条工務店で、そういう遠州人と大量に会い、つくづく難儀したのだから。 「浜松こそ宇宙の中心」みたいに思っている遠州人、「太陽・月・星といった天体はすべて浜松を中心として回転している」と信じている遠州人に。「空の広さは浜松の広さと同じだ」と信じている遠州人に。 )


   ウィキペディアで見ると、
大阪市は、人口が270万2033人、面積が225.21㎢
横浜市は、人口が373万2616人、面積が437.56㎢
かつて、たしか、新聞に大阪市の面積は、横浜市・名古屋市・京都市・神戸市の3分の1くらい、東京都23区の6分の1くらいしかないと出ていたのだが、これで見ると、横浜市の半分よりも広い。 大阪市は、最近、南港埋立地が完成し、さらに舞洲だとか夢洲だとかいった北港埋立地もできてきて、これまでの「区」の2つ分か3つ分くらいの面積はある埋立地ができたことから、面積が増えたのではないか。
  それで、大阪市の周囲の市の人口と面積だが、大阪府の北西側から
豊中市は、人口が39万6014人、面積が36.39㎢
吹田市は、人口が37万8322人、面積が36.09㎢
摂津市は、人口が8万4941人、 面積が14.87㎢
守口市は、人口が14万2459人、面積が12.71㎢
門真市は、人口が12万2916人、面積が12.30㎢
もしも、大阪市にこの5市が合併したとすると、
人口で382万6685人と横浜市を上回り、面積では337.57㎢と横浜市よりもまだまだ狭い。
面積で横浜市と同じくらいにしようとすると、
東大阪市は、人口が50万0463人、面積が61.78㎢
八尾市は、人口が46万8498人、面積が41.72㎢
先に加算した、豊中市・吹田市・摂津市・守口市・門真市のうち、門真市をのぞき、
大阪市に豊中市・吹田市・摂津市・守口市と東大阪市・八尾市を加えると、
面積で428.76㎢と、横浜市とだいたい同じくらい、横浜市よりもわずかに小さいくらいの面積になり、人口では447万2730人と、横浜市よりもはるかに「大都市」になる・・・・けれども、だから、なんやねん? て気もする。
  大阪市が周囲の市を合併して横浜市と同じくらいの面積になれば横浜市よりも人口は多いということは、最初からわかっていることで、人口で見て全国3位ではなく2位になるために合併するというものでもないと思う。 逆に、「人口では2番目の都市は横浜であって、大阪なんて3番目でしかないんですよ」とか、なんだか、「身長と座高を比較すると横浜市の身長は大阪市の座高よりも高いから横浜市の方が背が高い」みたいな変な理屈を、いちいち言わないと気がすまない東京もん というのは、あんまり賢くないと思うし、なにより、イナカモンだと私は思う。
   (2017.4.17.) 



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