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zoom RSS 商品の性質を理解せず、安売りチラシを出すとどうなるか ― つぶれるべくしてつぶれたエスバイエル(株)

<<   作成日時 : 2016/05/13 14:06   >>

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[第411回] 富士銀行は会社をつぶす(2)、会社と営業の話(89)
   1970年の大阪万博の前後の頃、小堀住研(株)〔→エスバイエル(株)→ヤマダエスバイエルホーム(株)http://www.sxl.co.jp/ 〕は、請負で建てる戸建住宅としては、「上」「中の上」くらいの価格帯の会社で、関西地域では「小堀で家を建てた」というのが「中の上」くらいのサラリーマンには「ステータス」のようになっていました。「ミサワなんかと違って、きちいっとした木造で建てている会社です」と営業が言っていたのですが、その頃、木質系プレハブで建てていたミサワホームhttp://www.misawa.co.jp/  は低価格帯中心であったのに対して、たしかに「小堀の家」は「上」「中の上」くらいの価格帯のもので、それから約45年を過ぎて、大阪府の北摂地区で小堀住研(株)で建てた我が家は今も健在で、我が家以外でも周囲で小堀住研(株)で建てられたお宅も今も存在しているのに対し、ミサワホームが建てた家は何十年も前に建替えられて今はありません。 その頃は、「プレハブ」というのは、本来は「プレファブリケイティッド ハウス」「工業化住宅」であったものの、現実に価格も品質も「比較的安いもの」が中心だったように思えます。
   1960年代後半から1970年代始めにかけては「中の上」くらいの在来木造の住宅(その頃、ツーバイフォー工法の建物はまだ一般に普及しておらず、木構造というと、在来木造とミサワホームの木質パネル構法くらいでしたから、「在来木造」という表現も一般的ではなく、単に「木造」と言っていました)を建てていた小堀住研(株)が、1970年代の途中から、木質パネル構法で建て出し、木質パネル構法はミサワホームがおこなっていたけれども、その頃まで、ミサワホームは規格住宅が多かったのに対し、小堀住研(株)は自由設計の注文住宅で、規格住宅でおこなっていた木質パネル構法を自由設計の注文住宅でできるかという問題があったが、木質パネル構法での自由設計の高級住宅を建てるようになり、「桂離宮のようなすばらしいデザインを現代に」ということで商品名を「桂」と命名し、その改良版「新 桂」を建てるようになり、一方で、「1975年(昭和50年)の物価で、延べ床面積100uの家を、500万円台で供給する」という建設省・通産省の合同プロジェクト「ハウス55計画」で、鉄骨系のパナホーム(ナショナル住宅産業)http://www.panahome.jp/ ・コンクリート系のミサワホームとともに、木質系部門で入選したということで、「小堀ハウス55」を始めて、全国で施工するようになり、「ハウス55」は、実際のところ、延べ床面積100u≒30坪の家を500万円台で建てるというのは実現できておらず、実際に「ハウス55」という名称で建てていたものは、「ハウス55計画」で入選したものの改良版というのか、後継版というのかであって、100u≒30坪の家でも、1000万円はかかっていたのであって、500万円台というわけにはいかなかったのですが、1960年代からの高級住宅志向の「小堀の家」を木質パネル構法にした「新 桂」と、「高品質低価格」の「ハウス55」、及び、「ハウス55」のグレードアップ版との2本立てで進むようになり、私が小堀住研(株)に入社した1980年代後半においては、完全自由設計で高級住宅志向の「新 桂」と「高品質低価格」タイプの「ハウス55」、それに、東京都や大阪府では、1960年代からの在来木造でのものを坪80万円以上の価格帯で建てており、この3つのタイプ、構法としては木質パネル構法と在来木造の2つ、価格帯としては、高級志向の「新 桂」と1960年代から続く在来木造と「高品質低価格」タイプの「ハウス55」の2本立てで建てていたのです。
   この場合、「高品質低価格」というのは、「ともかく安い」とは違います。 この点を誤解して、「高品質低価格」タイプのものを「ともかく安い」のだろうと思って見ると、「なんだ、そんなにするのか」ということになります。 「高品質低価格」というのは、「その価格にしては相当良い」「内容から考えるなら相当に割安」という意味で、価格だけで見るならば、もっと安いものはあるわけです。

   1989年のこと。 7月に千葉支店の支店長に赴任した渡邊士直は、赴任早々、女性従業員の尻をなでまわすなど、社会人として異常と思われる行為を見せつけました。 渡邊の前に千葉支店の支店長になっていた長谷川氏は工事課の出身だということで、営業出身の支店長だという渡邊さんに、私は最初は期待していたのですが、なに、これえ〜・・・て感じでした。 このおかしな男、いったい、どこの学校でてるんだあ?・・と思うと、熊本県の高校卒だというのです。 おかしいですね。 小堀住研(株)は「大卒しか採らない会社」だったはずなのです。 女性社員には短大卒の人などがいましたが、男性は「大卒しか採らない会社」だったはずです。なぜ、高卒の痴漢人間がそこにいるのですか? 「裏口入学」?
   私は、慶應義塾大学に小堀住研(株)が出していた新卒用の求人票を見て応募したのですが、そこには、応募資格として、「技術系」(設計・工事・工務〔積算〕・アフターサービス)は「4年制大学の建築学科・土木学科卒の人」、「営業系」(営業・人事・総務・経理)は「4年生大学の法学部・経済学部・商学部卒の人」というのが応募の条件として記載されていたはずなのです。 なぜ、そこに高卒の痴漢人間がいるのですか?
   大学に出す求人票で、応募資格を「技術系」は「4年制大学の建築学科・土木学科卒の人」、「営業系」は「4年制大学の法学部・経済学部・商学部卒の人」として募集しても、建築学科卒だが「営業系」の方の仕事をしたいと言って応募して採用されるというケースはあるでしょう。但し、建築学科などにいた人には、社会科学系学部の人間というのは大学で勉強せずに遊んでいると勝手に決めつけている人がいて、社会科学系学部でやっていることは何の意味もないと思ってなめている人がいますが、そういうものではないので、建築学科卒だが社会科学系学部卒の人の仕事をやりたいと思う人がいても悪いということはありませんが、社会科学系学部を卒業していないのに社会科学系学部卒の人間と同じことができるかどうかは、また別問題です。 文学部卒の人間はどうなのかというと、慶應の文学部では、1年から2年に進級する際に、各学科の教授に進級の際の学科選択のための資料を書いてもらったという資料を見たことがありますが、考古学科で「就職状況」は「極めて悪い」と書かれていたのを見たことがあります。 「極めて悪い」というのは、民間企業に就職する場合や公務員になりたいと思った場合のことで、考古学科などに行くと、その方面の専門の仕事につくしかないようです。 英文科とか仏文科・独文科とかですと、語学ができるのなら採用しようという会社もあるようですが、高校・中学校の語学の教員のなろうとすると、説明会で話された助教授が言われた表現ですと、「ドイツ語とかフランス語とかやっている高校というのは、慶應義塾高校とかそういった変な高校しかないですから、独文科とか仏文科の人でも高校・中学校の語学の先生になりたいという人の場合、英語の教諭の資格をとっておいた方がいい、ということがあるかもしれません。 あ、ぼく、慶應義塾高校の出身ですからね。だから、ぼくは塾高けなしたっていいんだ・・・」と言われたのを覚えています。 実際、高校のフランス語とかドイツ語の教諭の資格は存在しても、実際に高校でフランス語とかドイツ語の授業がある高校というのは、慶應義塾高校くらい(もしくは、他にあるとすれば、どこかの私立大学の系列の高校?)ではないでしょうか。 文学部の場合、史学科・地理学科・哲学科・国文学科などでは、文学部で相当に良い成績を残したとしても、高校・中学校の先生になるか、その専門の方面の仕事につくかでないと、民間企業への就職は有利でないケースがありますが、文学部でも、たとえば、教育心理学科とかですと、民間企業でも、人事総務関係で採用されるということもあるようです。小堀住研(株)は、「法学部・経済学部・商学部卒の人」を応募条件としていたのですが、私と同じ時期に入社した人で立命館大学の理工学部の建築学科だったか卒の人が「営業系」で入社していましたし、文学部卒の人もいたような気がしますので、社会科学系学部以外の学部卒の人の場合は、ケースバイケースで採用されることもある、ということだったのだと思います。
   1960年代から1980年代にかけて、小堀住研(株)では、顧客に対しても「小堀住研は大卒しかとらない会社です」「営業でも、ミサワの営業は高卒の営業ですが、小堀の営業は大卒の営業です」と言っていたのです。 1960年代の後半、小堀住研(株)で父が家を建てた際にも、営業担当者は関西大学卒で、一緒に来ていた課長だかは神戸大卒で、その後、工事の関係で来てもらった人も、阪大(大阪大学)卒や神戸大卒の人で、副社長のKさんは神戸外大卒、3人いた常務のうち銀行から出向で来ていた2人以外の1人は慶應大卒で、東大卒・京大卒の人はいなかったようですが、そのくらいの大学を卒業した人が勤める会社だったはずなのです。 私自身、大阪大学や神戸大学、慶應大、神戸外大、関西大といったあたりを卒業した人が勤める会社のつもりで応募して採用されて入社したはずだったのです。 ところが、なぜか、そこに高卒の痴漢人間がいるのです。変ですね、どう考えても。
   国家公務員でも、国家公務員1種試験というのに合格して入省した人と2種で入る人がおり、中にはそのいずれも合格せずに「どさくさにまぎれて」入る人もいるとも聞きます。 守衛さんや庁用車の運転手なんかは、1種でも2種でもないはずですが、別に裏口ではなく、そのコースとして入っているはずです。 県庁や市役所などでもコースが分かれているはずです。1種試験で入った人と2種で入った人は扱いが違います。1種で入ったのに、守衛や運転手で入った人と同じ扱いを受けることはありません。 で、小堀住研(株)は「大卒しかとらない会社」であっても、小堀の家の仕事をやっている職人さんは、一般に職人さんというのは大学なんか行かないのが普通で、むしろ、高校や大学に行くよりも比較的若い頃から職人の仕事を始めた方がよいと言われる職業ですから、大卒でない人がいたとしても悪いことはないでしょうけれども、「営業系」については、はっきりと、「4年生大学の法学部・経済学部・商学部卒の人」と「応募条件」を明記して募集していたのですから、そこに高卒の痴漢人間を入れてしまったのでは、それでは、収拾つかなくなるのではないか。はっきりと、コースを分けての採用ならわからないことはありません。もしくは、高卒の人のコースで採用したが、入社後において、この人は高卒ではあるが、大卒の人に劣らない能力があると評価されて「大卒に準ずる」扱いを受けるようになった、というケースならありえない話ではありません。かつて、私などよりまだ上の世代で、学園紛争が華やかなりし頃などは、東大・京大あたりの大学に進学する人が少なくないような進学校の高校を卒業した人で、特に選ばなければどこか行ける大学はあっただろうにと思えるのに、大学なんか行くもんか!という気持ちになって高校卒業後、大学に行かずに就職したという人もいたはずです。そういう人の場合、大学の専門科目についての学習はできていないかもしれないけれども、小学校から高校まででやっていることについては「しょーもない私立大学でたもん」よりもよっぽどできるわけですし、これから学ぶ能力も上でしょうから、仕事をしていく上で、この人は「しょーもない私立大学でたもん」よりも重要な仕事をしてもらいたいということで、「大卒に準ずる」扱いをする会社もあるようです。 私が勤務したことがあるコンピュータ関連のT社でも、東大中退の人がいて、その会社ではその人を「大卒に準ずる」という扱いにしていたようです。  しかし、渡邊さんの場合は、そういうものとはまったく違うわけです。 高卒の痴漢人間のコースに私は応募して入社したわけではないし、それは私だけではない。「営業系」に応募して入社した人間は誰もが「大卒の人」のコースに応募して入社したはずで、その為に大学を卒業したはずなのです。 こんな大学行くもんか・・という気持ちになることもあっても、ともかく、卒業しないとと思って卒業して、「社会科学系学部の4年制大学卒の人」というのが応募条件の会社の「社会科学系学部の4年生大学卒の人」のコースに入社したはずなのです。女性社員で短大卒の人もいましたが、扱いが最初から違います。 高卒の人がいても「別のコース」として採用されているのならわからないこともありませんが、なぜ、そんな人が支店長になっているのか? おかしいですね。 同社の従業員に、渡邊のことを、「営業系の支店長」などと言う人がありましたが、それは適切な表現ではない。「営業系の支店長」というのは、4年制大学の法学部・経済学部・商学部などを卒業して支店長になった人のことのはずで、高卒の痴漢人間が建築学科卒でないからという理由で、法学部卒・経済学部卒・商学部卒の人間と同じ扱いになるというのはおかしい。
   森川英正『日本経営史』(1981.1.13.日経文庫)では≪第一に、私は企業経営の維持・成長にとって、トップマネジメントに人材を得るかどうかは決定的に重要な要因であると考えます。・・・ 第二に、企業にとって重要なことは、トップ・マネジメントの人材であった、トップが資本家であるか、専門経営者であるかというのは、二次的な問題だと思います。ただ、私は、経営能力のない資本家が、資本の持主であるという資格だけでトップを掌握することの弊害は、無能な専門経営者がトップにいる弊害より大きいと思います。・・・ 第三に、同じ専門経営者でも、教育水準の高い人が低い人よりも、トップ・マネジメントとしてふさわしいと思います。ただし、これも原則論ですから、松下幸之助や本田宗一郎の例をつきつけられたところで、別に困りません。≫と書かれており、特にこの第三についてですが、一般に教育水準の高い人の方が経営者・管理者として能力を発揮できることが指摘されていると同時に、これは原則論であって、教育水準が高くない人であっても、経営者・管理者としての能力を発揮できるのであれば、なってはならないということではない、という趣旨を森川英正氏は述べているわけです・・・が、高卒の痴漢人間に、旧帝大系国立大学や早慶の社会科学系学部を卒業してきた人間と同じだけのことができると思いますか? できると思います? ??? ?????

    1989年、秋、10月だったと思います。 支店長の渡邊士直が「小堀ハウス55  坪○○万円 大安売り ◇棟限り」という新聞折り込みチラシを作って、「これ、◇月◇日に新聞折り込みで○○部入れるから」と言い出したので、これはおかしいと思ったのです。 私は、松戸営業課の課長であった石井さんに「あのチラシは、どう考えてもおかしいですよね」と言いました。 「あれでは、小堀の家は安もんですよ」とアピールしているみたいじゃないですか。 ハウス55にしても、『ともかく安い』という商品ではなく、『高品質低価格』というコンセプトの商品ですよね。 あれでは、『ともかく安い』という商品ですよおとアピールしているようなもので、ハウス55の売り方としてもおかしいですよね。 新卒社員の研修でも、『ハウス55は、あくまでも、《高品質低価格》であって《ともかく安い》という商品じゃないから、その点を絶対に誤解したらあかんで』と念を押して言われましたよ。 渡邊さんはそれもわかってないのと違いますか。 また、『ともかく安い』というようなチラシを入れられたのでは、この松戸展示場のような高級志向の建物は売れにくくなりますよね。 渡邊さんはそういったことを考えてやっていますか。考えてないでしょ、渡邊さんには、そういうことを考える能力はないのと違いますか」と、松戸営業課長の石井さんに私はそうはっきりと言いました。只管 愛社精神から。
   それに対して、松戸営業課長の石井さんは、「別に問題ないよ。 あのチラシは、東部営業本部長の許可を得てやってるんだから。 支店長が勝手にやってるんじゃないから」と言うのです。 「東部営業本部長が許可をしたとしても、東部営業本部長というのは、銀行から来た人でしょ。銀行と住宅建築業とは同じではないでしょ。 銀行から来た人でもわかる場合もあるかもしれないけれども、わかってるのですか」と言いましたところ、「わかってるから許可したんだろ」と言うのです。 しかし、わかってないのです。この時点では、東部営業本部長になっていた増田和二という富士銀行から出向で来ていた男と会ったことがなかったので、どういう人かわからなかったのですが、大学も東北大しか出てない人で、富士銀行で少しだけどこかで支店長をやったというだけの男で、すでに高齢で「ぼけている」人で、小堀住研(株)の従業員からは「東部営業本部長、アタマ、ぼけてる」と言われ、「ま〜た、銀行から、何もわかってないヤツが来るのかあ」と言われていた人でした。
   「社会科学系学部」とひとくくりにしてしまう人がいますが、法学部と経済学部・商学部・経営学部は性質が違う、思考が違います。法学部で民法や刑法を学んできても、それで、マーケティングや経済学がわかるわけでもありません。 だから、「3人寄れば文殊の智慧」とでもいうのでしょうか。いろいろな学部の出身者が集まって知恵を出し合ってこそ会社の運営は成功するはずですが、増田は東北大の法学部しか出ていない、しかも、銀行にしか勤めたことがない、住宅建築業のような「モノを売る会社」に勤めたことがない、というような人に、銀行からカネを借りているからというような理由で、住宅建築業の会社では何の実績もないにもかかわらず、お殿様みたいに「常務取締役」にならせてもらっている人が、自分の顔を立てたかどうかだけを見てハンコをついたからといっても、それは、その人の顔を立てたかどうかという問題をクリアしたということであって、そのチラシが適切なものかどうかという問題とは別問題です。又、千葉県の市場をわかっていない渡邊は、千葉支店の営業にどういうチラシを入れるとありがたいと思うかと意見をきくこともしない。
   結局、富士銀行から出向で来て小堀住研(株)では何の実績も残していないのに常務取締役・東部営業本部長にならせてもらっていた増田和二は、そのチラシについて何を判断していたかというと、「東部営業本部長の顔を立てたかどうか」だけ! 「東部営業本部長にお伺いをたてたかどうか」をチェックしただけ! そんなチェック受けたから、だから「問題ない」というようなことを営業課長が言っていたのです。 高卒の営業課長が。

   その後、支店長の渡邊と顔を合わせた時、渡邊は「どうも、低価格のものの契約が多いな。なんで、高額物件の契約がとれないのだろうな。いったい、どうしてだろうな」などと口にしたのです。笑っちゃいました、心の中で。 やっぱり、この人は支店長になってはいけない人ですね。
   この渡邊の文句と似た文句をこの何年か前にラジオの野球中継で聞いたことがあるのです。1980年代、阪神が何年も続けてCクラスであったた時期、ラジオの野球中継で「阪神対どこか」の試合で、解説者は江本孟紀。 アナウンサーが言ったのです。「試合前に、甲子園球場で球団の人と話をしていましたら『今年は、どうも、お客さんの入りが悪いんですよ。いったい、どうしてでしょうね』と言われました」と。 それを聞いて、解説者・江本孟紀が言ったのです。「はあ〜あ。 球団の人がそんなことを言ってましたかあ。 『なんで今年はお客さんの入りが悪いんでしょう、いったいどうしてでしょう』て、そんなこと言いますか。 はあ〜あ。 ぼくは知ってますよ、なんでお客さんの入りが悪いか。 そんなもん、いくらなんでも、これだけ、ボロクソに負けたら見に行くの、嫌になりますよ、いくらなんでも、こんなけ、ボロクソに負けたらあ! わかりませんかねえ? 普通、わかると思うんですけどねえ。 案外、球団の内部の人というのはわからんもんなんかもしれませんねえ。 教えてあげましょうかねえ」と。 さすが、江本。 いいこと言う。
   渡邊の発言は、その「甲子園球場の球団の人」と一緒。 なんでわからんのか? 普通、わかると思いますけどねえ。 自分が「小堀住研は安物の会社ですよお〜お」と自らアピールするようなチラシを入れているのじゃないですか。だから、安物の見込客が来て、高額物件の見込客は敬遠することになったのでしょ。・・・。なんか「阪神の球団の人」みたいなこと言うねえ。
   関西圏で勤務していた小堀住研(株)の従業員には「小堀は高級住宅の会社として誰からも評価されている」という信念を持っているような人もいたのですが、「その頃まで、関西圏においては」そうであったかもしれませんが、他の地域においては評価は同じではありません。 東京圏においては、関西圏から東京圏に移って来た人もいますから、そういう人は関西圏と同様の認識でいる人が多い。 また、もともと、東京圏の住人でも、実物を見て判断しようという実証的な態度のある人は、小堀住研(株)の自由設計「新 桂」の展示場を見に行って、これはいいわ♪ と感心してファンになった人もいたようです。 職場で関西圏出身者から話を聞いて、その上で、展示場を見に行って高い評価をするようになった人もいるでしょう。 しかし、一方において、「ハウス55」という「高品質低価格」のタイプが有名になったことから「高品質低価格」タイプの会社と思っている人もいた。 「高品質低価格」タイプの「ハウス55」は、同程度の価格帯の商品としては相当に良い、内容から考えると高くない、という商品で、入居者からもそう評価されていましたが、これから家を建てようという人で、先に家を建てた「小堀ハウス55」の入居者から「内容から考えると安い」という話を聞いて、それを「ともかく安い」と意味に解釈してしまう人もあったようです。
   私自身、松戸展示場に「小堀ならどうかと知人から聞いた」として来られた男性で、狭小地に延床20坪くらいのものを建てたいという方で、「イトーヨーカドーの中に入っている」というのが“売り”のリフォームのキリン住宅(株)http://kirin-juutaku.co.jp/ で見積もりを出してもらったら、予算より高かったので、それで、「小堀ならいいのじゃないか」と思ったと言われた方があって、この人、何言ってるのだろうなあ、「小堀ハウス55」は企画住宅として相当にプランの数が多くて対応力があるので、敷地が50坪前後以上ある人にとっては「割安」で良い商品ではあり、住宅都市整備公団の分譲地の抽選に申し込んだら当たったが土地の費用を出した上で建物も建てるとなるとそれほど高額は出せない・・・というようなある程度の会社に勤めてそう高額でなくとも安定した収入のあるサラリーマンもしくは公務員の人などには「ちょうどいい商品」でしたが、延床20坪などというプランはなく、「フリー」「自由設計」タイプの「新 桂」で対応するしかないが、「新 桂」というのは、もともと、ある程度以上の広さの敷地にある程度以上の延べ床面積で建てることを前提とした商品であって、狭小地に延床20坪くらいの家を建てることを前提に開発された商品ではなく、狭小地に20坪くらいの建物を建てるとなると、坪あたりの価格が相当に高くなり、もともと、小堀の「フリープラン」「フリーデザイン」「オリジナルワン」、「新 桂」というのは、「きょうも取れ取れ、客のカネ。よその倍とれ、高いカネ」というようなそんな感じの商品であり、それだけの金額を払ってもらうけれども、それだけ払ってもらえばそれだけの値打ちのあるものは作りますよ、という商品であって、又、戸建住宅は延べ床面積が小さくなるほど坪あたりの価格は高くなるもので、延床面積が20坪くらいとなると、小堀住研(株)のような高級住宅を得意とする会社で建てると相当高くなるもので、リフォームか狭小住宅を得意とするキリン住宅(株)ですら高いと言うような人に建てられる建物ではないのに、この人、何、言ってるのだろうと思い、それでも、せっかく来場してくださった方なので、その方が言われる延べ床面積で坪いくらくらいでできるか工務課に確認した上で説明すると、「話にならない」と言われたことがありました。 勝手に誤解しておいて、せっかく、その人のために、その人が建てようという面積で坪いくらくらいになるか調べてあげたのに、「話にならない」と言われたのでは、その文句はこちらが言いたいくらいでしたが、そういう認識の方も現実におられました。
   そして、「ハウス55」というのが、建設省・通産省の「ハウス55計画」からできたというものであったことから、「全国での販売を義務づけられた」ということがあり、その為、それまで、ミサワホーム(株)は、木質プレハブでのミサワの建物というシステムをミサワホーム(株)が作成し、販売・建設は各地域ごとに、クルマ屋のディーラーみたいに、◇◇ミサワ(株)というような会社があって、地域ごとにミサワホーム(株)とは異なる会社が建てていたのに対し、小堀住研(株)は自社で営業から設計・施工までおこなっていたのを、「ハウス55」をそれまでの施工エリア外においても建てないといけないことになり、その結果、各地域の工務店と提携ができたこともあったようですが、「地方」においては、その地域の工務店が在来木造で戸建住宅を建てていて、それと並行して「高品質低価格」の「小堀ハウス55」を建てるようになったことから、そういった地域のおいては、「小堀住研」のブランド名での建物は、「高品質低価格」タイプの「ハウス55」だけが建てられて、高級志向タイプの「新 桂」は小堀住研(株)の自社施工のエリアのみでしか建設されず、やはり、高価格帯のみ残されていた在来木造による「小堀の家」も「地方」においては建てられることはなく、また、「地方」の工務店にはそういった都市型高級住宅を建てるノウハウもなければ、都市型高級住宅に対応できる設計も営業も存在しておらず、「地方」では小堀住研(株)が関西地域などで得意とした都市型高級住宅に対する需要もそれほどなく、「地方」においては、在来木造で建てたいという人には、提携工務店は「小堀」のブランド名ではなくその工務店の名前で建てることになったので、その結果として、「地方」においては、「小堀」というブランドは「ハウス55の小堀」という評価、それも、「高品質低価格のハウス55」か「高級住宅の小堀が作った高品質低価格のタイプの建物」という評価ならまだ良いのですが、在来木造志向が強く、好みとしても都市型の「ハウス55」には多少違和感を覚えるような「地方」においては、「低価格帯の会社」というイメージを持たれることになってしまったケースもあったのではないかと思います。 それとともに、大阪発祥の会社で、関西にずっといたという人には、東京圏の住人のアンチ関西・アンチ大阪の強烈な意識を理解できない人がいたのではないかとも思います。 戸建住宅においては、特に、プレハブ系の会社は、大阪本社の会社が多いのですが、東京圏の住人には、理屈ではなく、ともかく、関西・大阪が発祥の会社、大阪本社の会社は嫌いだという人間がおり、それは相当のものであるのです・・・・が、それがわかっていない人もいたようです。
    そういう状況において、さて、どういう方向に会社を進めていくのか。 関西圏においては「高級住宅の小堀」としての評価は存在しており、また、東京圏においても「木造で良い家を建てるなら小堀住研が」と評価してくれる人が存在しており、その評価は会社にとって財産であったはずなのです。 同時に、「高品質低価格のハウス55の会社」という評価もあり、これは、あくまでも、「高品質低価格」であって「ともかく安い」というものではない、ということで、「高級住宅の小堀」という評価をつぶすことにはなっていなかったはずなのです。 但し、「高品質低価格のハウス55」という評判も、あまり広がりすぎると、高級志向タイプのものが売れにくくなります。 だから、そのあたりを理解した上で、住宅雑誌に載せる広告、新聞広告や折り込みチラシなどに載せる内容もどういうものにするか、考えて決めなければならないはず、でした。 また、「高品質低価格」タイプの「ハウス55」は、木質パネル構法で工場生産の度合いが大きい建物ですから、在来木造よりも工業化されているということで、「在来木造ではその価格帯では十分に構造上安全なものが実現できるか不安だという価格帯でも十分に良いものができる」という性質のものではあったのですが、逆に、それより価格を下げようとすると、工場生産による部分が大きく、部材もすべて均一化されているので、それより価格を下げるというのは、在来木造以上にやりにくいわけです。 だから、「高品質低価格」の「ハウス55」を、「高品質低価格」の価格ではなく、さらに低い「ともかく安い」という価格帯で売ろうとすると破綻するのは十分に予測できましたし、それはやってはならないことのはずでした。 そして、「高級住宅の小堀」が建てる「高品質低価格」住宅であるから売れていた面もあったわけで、「高級住宅の小堀」の評価を捨ててしまったのでは、「高品質低価格」タイプも売れなくなってしまうおそれもあったわけです。
    こういったことは、慶應大学の商学部や経済学部を卒業した人間なら、考えることができて当然で、考えることができないなら、そういう大学を卒業した価値がないことになります。 ところが、高卒の痴漢人間はわかっていなかった。


    考えて見ると、私は、慶應義塾大学の商学部で、「商業学総論」の講義で、教授が「先日、私の家の近くでパン屋が新しくオープンしたので行ってみた。 午前中にオープンしてすでに昼過ぎていたが、まったく売れていない。 店のおやじに、『どうですか』ときいてみたが、どうも初日の売り上げがよくないようだ。 そこで、私は、そこにあったパンをすべて1つずつ買って、その日、ゼミに持って行って、ゼミの学生と、これは売れると思うかどうか議論した」、「その店のパンを1つずつ一通り買ったところ、店のおやじが言ったのは、『あんた、いったい、何者だ?』」といった話をされたことがあった。その話を聞いた後、私はその分野を専門とする教授と同じことまではできないとしても、近所で新しく店がオープンすれば、どういう状況かできるだけ見に行くようにし、また、普段から利用している店が模様替えをしたり、新しい商品を置くようになると、それが売れるかどうか考え、その商品が売場から消えた場合、なぜ消えたのか、なぜ売れなかったのかといったことを考えるようになった。「経済学」の講義の際、教授が「羽田空港に行くモノレールは最初は乗る人が少なくて運営に困っていたんです。 それで、私のゼミで、東京の街で、『○○円なら乗りますか』『◇◇円なら乗りませんか』、といった調査をしたことがあるのです」といった話をされたことがあった。 それ以来、電車に乗る時でも、この運賃は妥当な金額なのだろうか、といったことを考えるようになったし、交通機関の運賃に限ったことではなく、この料金は妥当な設定なのだろうかといったことを、どういう物を買う場合でも、どういうサービスを利用する場合でも考えるようになった。 そういった努力を自然とするようになった。 「学歴で人を差別してはならない」といったことを言う人があるが、「差別」するべきだと言うつもりはないが、しかし、これはあくまで一例であるが、そういった努力をしてきた人間とそういった努力をしていない高卒の痴漢人間に同じことができるだろうか? できると思いますか?

    結論として、渡邊さんにはできなかったのだ。 新聞折り込みのチラシには、「そのチラシで来てもらって契約につなげる」というチラシと、「その時に契約をあげるという目的ではなく、もう少し長い目でみて、そこにその会社、その店があるということをその地域の人たちに認知してもらう」ことを目的にするチラシがある、と言います。総合住宅展示場が入れるチラシにもこの2通りあるようです。リフォーム屋が定期的に新聞折り込みのチラシを入れたりするのは、そのチラシに掲載したものを注文してもらおうというよりも、おのれの存在をアピールするという性質のものが多いようです。 渡邊さんが入れた「大安売り」のチラシは、その時に契約をもらいたいというものだったわけで、たとえ、会社の評価を下げるという面があっても、その時に契約をあげられれば良いではないかという考え方もあるようですが、しかし、「大安売り」のチラシが効果があるかどうか、疑問もあります。 私自身は担当として、1件、そのチラシを見て来たという方をお相手させていただきましたが、契約にはなりませんでした。 それでも、見込客をつかめたことはたしかですが、折衝中、ご主人が言われたひとことがあります。「違法建築はできないの?」と。 別に、高い家を建てる人がいい人で安い家を建てる人が悪い人などということはありません。そんなことは関係ないし、私が担当させていただいた方も決して悪い人ではありません。しかし、現実に、「大安売り」といったチラシを見て来る人というのは、それ以外で来た人と比較すると、「違法建築はできないの?」といったことを言う人の割合が大きい。 だから、「大安売り」の「ともかく安い」会社ですよお〜お、というアピールをチラシで始終するとどうなるかというと、そういう客層の割合が増えて、お金があって人間的にも特に難しくないという客層が離れていくことになります。 そのくらいわからんのか、と思うのですが、痴漢人間にはわからんようです。

   私は、結局、慶應大学の商学部を人よりも遅れて卒業しましたが、「誰もが入りたがる超有名大企業」に入るよりも、「慶応大学の卒業生に来てほしいと思うけれども、なかなか採用できないという会社」に入った方が、実力を発揮できる場があってよいという説もありました。 中小企業で役員になっていた父にその話をすると、「たしかに、うちの会社なんか、慶應の出身者なんかなかなか来てくれないのだから、そういう会社の方が、三井物産・三菱商事なんかより活躍の場はある」と言っていたのです。「しかし、もしも、東大・京大や慶應・早稲田といった大学の卒業生ばかりの会社に行って、競争に負けたとしても、それは負けた自分が悪いのだからしかたがないとしても、五流大学卒の人間ばかりの会社に行った方が活躍の場があると思ってそういう所に行って、そういう相手に競争に負けたとなったら、何やってることかわからないことになりますね」と言うと、「それは、負けることは絶対にない」というのが父の返答でした。 「慶應くらいの大学の卒業生が、東大・京大や慶應・早稲田を出た人間と競争したのなら、勝つこともあれば負けることもあるだろうけれども、高卒ばっかりの人間の会社に行って、高卒の人間と競争して負ける、などということは天地がひっくり返っても絶対にない」ということでした。 私はそれを聞いた時、実際にそうであるのかないのかわからなかった・・が、小堀住研(株)で渡邊さんを見て、たしかにそうだと思った。 この人に負けることは絶対にない、と。
   こういうチラシをひんぱんに入れると、会社のイメージ、商品のイメージはどうなるか。 どういう影響が出るか。 そのチラシによってどういう見込客が来場することが期待できるか。 その来場客からどれだけの契約が出ることが期待できるか。 そこから契約があがり、利益が出たとして、その利益は、そのチラシを入れることによってその地域の住人に与える会社のイメージ、商品のイメージのプラスマイナスと比べて、十分に得るものがあると考えられるか。 会社は、今後、どの客層をターゲットとしてやっていくべきなのか。これまではどうだったのか。これまでの会社の評価から考えて、どう進むべきなのか。その視点で見て、そのチラシの与える影響はプラスだと考えられる、といったことを考えて判断する人間が、同じようにそういう視点で考えて判断する人間と競争するならば、勝つこともあれば負けることもあるでしょう。 しかし、そういう視点で考えて判断する人間が、そういった視点のない人間相手に競争したならば、一時的にはともかく、ある程度長い目で見たならば「負けることはない」でしょう。 小堀住研(株)は「負ける」人間を支店長にならせていたのです。その頃の小堀住研(株)には私に3年も一線の営業をさせておく余裕はなかったはずですが、それ以上にトップに人を使う能力がなく、だから、高卒の痴漢人間が支店長になり、かつていたはずの阪大や神戸大卒の人は消えていたのかもしれません。

   大塚久雄『生活の貧しさと心の貧しさ』(1978.4.20.みすず書房)に所収の「社会科学を学ぶことの意義について」(東大経済学部自治会の主催で、1969年12月、新しく進学した学生の為に行われた講演の速記に加筆したもの)に、≪ ・・・諸君が自分の頭で考えるときに必要となると思われる材料をある程度取り揃えたのですから、こんどは諸君が自分の理性的な立場にてらして取捨選択して使うということをやって下さい。 くれぐれも言いますが、自己の実感などにてらしてはだめですよ。 実感というものは、たえず蜃気楼をともなっているものですから、危険です。理性にてらして、実感を批判しつつ、よく考えてみて下さい。・・・≫と書かれているのですが、実際のところ、高卒で営業をずっとやってきた、営業としてある程度の成績を残したという人には、この「自己の実感」ではなく「理性」にてらして考える、ということができない人が多いのです。
   「渡邊さんが社内で痴漢を働いたといっても、痴漢だから支店長にならせてもらったとは限らないじゃないか。他に優秀なところがあったから支店長になっているのかもしれないじゃないか」などと言う人があったのですが、それはダメです。 「俺は、会社の女の尻はいくらさわってもかまわん、と中島社長から認められとるんじゃ」とか大きな声で叫ぶような(社長にそんなことを認める権利があるとは思えませんが)そんな人には、その程度の客しか契約とれないのです。 私は何社かの会社で、自分がその客層しか契約とれないのに、その会社がその客層しか契約してもらえないとか、その地域ではそういうお客様しかないとか勝手に思い込んでいる人を複数見てきました。 そう思い込んでいるのか、現実を見たくない拒否反応があるのか、どちらか、両方かもしれませんが、そういう人がいるのです。
   私だって、別に聖人でも何でもありませんよ。しかし、「俺は会社の女の尻はいくらさわってもかまわんと中島社長から認められとるんじゃ」とか少なくともそういう愚かな認識は持っていません。痴漢人間には、やっぱり、程度の低い人の契約しか取れないのです。 小堀住研(株)の研修でも、「精神的に貧困なヤツには、高額物件の契約は取れない」と言われたのですが、渡邊さんはそれなんです。 「高額物件」が無理であるだけでなく、「高品質低価格」というタイプの客層も、痴漢人間にとっては「しんどい」状態だったのではないでしょうか。 だから、それよりまだ下、「ともかく安い」という客層を相手にしたかったのでしょう。 その客層の方が渡邊さんには向いていたのでしょう。 そして、「自己の実感」ではなく「理性」にてらして考える能力がない。 だから、「自己の実感」にてらして「ともかく安い」という客層に来てもらえれば契約はあがりやすい、と考えたということでしょう。
   「高級住宅」を捨て、「高品質低価格」も捨てて、「ともかく安い」価格帯を目指せば売れるというものでもありません。すでに、その価格帯の会社は別にありますし。 「高品質低価格」の商品を「ともかく安い」価格で売ったなら、1棟あたりの利益が下がるだけですし。それでも利益を出そうとして、従業員の給料へつって、業者・職人への支払額を下げたなら、従業員の質も下がり、業者の仕事の内容は落ちます
   その後、(株)一条工務店に勤めて、福島県浜通り地域で、エスバイエル(株)と提携した地場の不動産屋の建築条件付き分譲地を見に行ったところ、「なんか程度の低そうなおっさん、ガラの悪そうなおっさんがいるな」という感じだった。 「ミサワの営業は高卒の営業ですが、小堀の営業は大卒の営業です」「小堀住研(株)は一部上場の会社です。小堀の営業は一部上場企業の営業です。工務店の営業とは違います。」といったことを言って、住宅建築業の営業でも格が上の営業だとしていた私が在籍していた頃とはずいぶんと違う。住宅建築業の中でもずいぶんと程度が低い営業という感じのおっさんがいました。ちょうど、痴漢人間の渡邊さんのような感じ・印象の人たちでした。 小堀住研(株)の社長は、なぜか、痴漢人間が気に入って優遇し、そういう人の同類と提携を組むような会社にしたようです。 で、痴漢人間をなぜか優遇する会社、どうなったかというと→つぶれた! ヤマダ電機が買収したヤマダエスバイエルホーム(株)はありますが、実質、一度つぶれた。

   小堀住研(株)をつぶしたのは、痴漢人間を大事にした社長 中島昭午と、もう1者、富士銀行です。痴漢人間が、そのチラシを入れたいと言ってきた時、どういう審査をして了承したのか。東部営業本部長に「お伺い」をして顔を立てたかどうかしか見ていない。それだけしか見れない人を東部営業本部長にしていたから、つぶれたのであり、富士銀行がつぶした、のです。 「うちらの会社に慶應の商学部でたような人間が来たら、3年も一線の営業させておくわけにはいかんな。マーケティングとかさせるな」と父は言っていたのですが、中島社長というのは、高卒の痴漢人間の方が好きだったのでしょう。「それでつぶれたって、俺の会社や」とか思っていたのでしょう。

   インターネットで検索すると、中島昭午は『人間愛に生き抜く経営―何がエスバイエル(小堀住研)を飛躍させたか』などという本まで出していたのですね。ゴーストライターに書かせたのかもしれないが、会社をつぶした男がよくやるわ。「会社の女の尻はいくらさわってもかまわん」と痴漢人間に許可したという男が。
   (2016.5.13.)


☆ 小堀住研(株)〔⇒エスバイエル(株)⇒ヤマダエスバイエルホーム(株)〕
[第121回]新卒入社1年目にクルマではなく電車・バスによる営業と原付での営業を経験したことでの成果  http://shinkahousinght.at.webry.info/201208/article_6.html

[第122回]「御天道様は見ている」の営業・「ロシアの重戦車戦法」の営業 vs F社の偽「チーム制営業」 http://shinkahousinght.at.webry.info/201208/article_7.html  

[第142回]職場の怪人 〜 『学校の怪人』よりも恐ろしい、そして、リアル! 〜かんべんしてよねえ〜  http://shinkahousinght.at.webry.info/201211/article_2.html 

[第246回]露天神社(お初天神)【下】北門・ゆかり・大阪駅・マルビル。セクシュアルハラスメントを曲解する富士銀行 http://shinkahousinght.at.webry.info/201403/article_6.html 

[第250回]「社長の便所掃除」はなぜ はた迷惑か。 「主婦の掃除」はなぜ会社に不向きか。―営業と会社の話(58) http://shinkahousinght.at.webry.info/201404/article_1.html  

[第273回]熊本の「ステレオタイプ」を検証。 なかなかカッコいい熊本の建築。―熊本の天神社3社参拝とともに http://shinkahousinght.at.webry.info/201407/article_1.html 

[第304回]木を人工乾燥しても濡れたり湿度が上がれば一緒?なわけないでしょ―教える気がなくなる新人(1)-1  http://shinkahousinght.at.webry.info/201412/article_3.html  

[第316回]一条は住林の下請?小堀はミサワの下請?あほくさい文句を口にする3流住宅営業+「建築家の作る家」て何?  http://shinkahousinght.at.webry.info/201502/article_3.html の[2] 

[第375回]クリスマスが来ると思いだすこと(下) 小堀住研の支店長は痴漢人間―富士銀行は会社をつぶす(1) http://shinkahousinght.at.webry.info/201512/article_3.html  

[第381回]人事総務の分類の補足1 教育勅語的白痴右翼・保険屋のおっさんてエリート?・クォーツも知らない社外講師 http://shinkahousinght.at.webry.info/201601/article_6.html の[3][4]

[第385回]忙しい者に手間をかけさせてチャラける痴漢支店長―自分が働いていない時は見えない場所で[4] http://shinkahousinght.at.webry.info/201602/article_5.html 

[第396回]適切な会社名と不適切な会社名≪下≫会社名は何をやる会社か、どの地域で商売するのかわかりやすく!他 http://shinkahousinght.at.webry.info/201603/article_2.html 

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