慎腹風呂愚

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zoom RSS 適切な会社名と不適切な会社名≪上≫地名と会社の仕事の関係。傲慢な「東京・・」。内容と名称の不一致。他

<<   作成日時 : 2016/03/04 21:42   >>

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[第394回]営業と会社の話(85)-1
【1】 徳島ハム → 日本ハム http://www.nipponham.co.jp/group/outline/history.html
  今では有名企業で大企業となっている日本ハムは、もともと、徳島県で発祥の会社で、徳島ハム と言っていたそうだ。 それを、いつのことだったか、会社を大きくして全国企業にしようと考えた時、「徳島ハム」という会社名では、徳島県とその周辺で商売をやるにはよいとしても、全国に伸ばすには適切と言えない名称なので、「日本ハム」に変更したと聞く。 そして、今では、「日本ハム」の名称が全国に知られている。

【2】 大阪屋証券 → コスモ証券
   かつて、大阪屋証券は、大阪ではある程度以上の評価を受ける「老舗」「中堅」の証券会社だった。 それを「コスモ証券」に名称を変更したのは、関西から西日本にかけて仕事をするには「大阪屋」で悪いことはないが、東京圏にも進出しようと考えた時、「大阪屋」という名称では東京では仕事をしにくい。 東京人のアンチ関西、アンチ大阪の意識は相当のものであり、東京で仕事をしていこうと考えるならば、「大阪屋」では具合が悪いということから、「コスモ証券」にしたらしい・・・・が、何が原因だったのかよくわからないが、コスモ証券は業績を悪化させ、コスモ証券を買収したコンピュータの独立系ソフトハウスとしては大手だったCSKまでが業績を悪化させたが、東京で仕事をしていこうと考えた時、「大阪屋証券」では具合が悪いという認識は間違いではない。 東京は日本で一番の大都市であるのは間違いないのだが、東京人・関東人は必ずしも、都会人と言い難いところがある。 東北人にはアンチ関西・アンチ大阪の意識はない。 「箱根から西には行かない」というのは東京人の言うことで、東北人はそういうことは言わない。 東北の人間は、人情味がある反面、閉鎖的だとか言う人がいるが、東北人は、大阪よりも東京の方が近いから、「都会に出る」となると、東京に行くことの方が多いが、それは距離が近いからであるだけであって、別に関西や大阪に抵抗があるわけではない。 それに対して、東京人・関東人には「箱根から西には行かない」「箱根から西には住めない」とか言う人がけっこういるのだ。 そういう相手にも商売していこうと考えるならば、伝統のある名称でも思い切って変えようという判断は、そうおかしな判断ではないと思う。 東京圏では仕事をしにくくても、大阪、関西では評価される「大阪屋・・」という会社名を捨ててよかったのか、関西では仕事をしやすい名前を維持した方が良かったか。 そのあたりの問題はあったかもしれないかとは思うが。

【3】 三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/
   東京人のアンチ関西、アンチ大阪の意識は相当のものである。 住友銀行と さくら銀行が合併して、合併後の名称が、「さくら住友銀行」ではなく、「太陽神戸三井住友銀行」でもなく、「住友銀行」でもなく、「三井住友銀行」になった。 合併した頃に読んだ雑誌には、「住友銀行に さくら銀行が吸収されたような合併」と書かれていて、元さくら銀行の行員は嫌がった、という話が出ていた。 合併して、銀行の業績はそれまでのものを引き継ぎ、行員は減らすとなると、元さくら銀行の行員を辞めさせるということか? と、さくら銀行の行員が言うと、経営者は「いいえ。どちらの人に辞めてもらうというのではなく、優秀な人に残ってもらいます」と言ったというのだが、さくら銀行の行員は「『優秀な人に残ってもらう』というなら、結局、元住友銀行の行員に残ってもらうと言っているのと一緒じゃないか。 どう考えても、住友銀行の行員と さくら銀行の行員では住友銀行の行員の方が優秀なんだから、住友との合併では、さくら銀行の行員を大幅に辞めさせようというのと変わらないではないか」と言ったというのだが、そうかもしれない。 小堀住研(株)にいたとき、太陽神戸銀行から出向できていたおっさんがいたが、小堀住研(株)は取締役・監査役の半分が銀行出身の会社で、要するに、それだけ、銀行から借金していたということだろう。 そういうことで、訳の分からないおっさんを銀行から送り込まれていたのだが、太陽神戸銀行から来ていたM野など見ても、太陽神戸銀行というのは、大銀行かという感じが一見するけれども、要するに、「太陽銀行+神戸銀行」であって、「ぱっとしない地方銀行と一緒」と見た方が妥当のようだとわかった。 「ぱっとしない地方銀行と一緒」である「太陽銀行+神戸銀行」と、「お公家さん」とか「殿さま銀行」と言われ、「領民どもが、『私どものお金を、どうか、お願いですから預かっていただけませんでしょうか』と言って頭を下げて頼みに来るのを待っとる」と言われた三井銀行が合併したのが、太陽神戸三井銀行で、それが名称が長すぎるということで仮につけた名前が「さくら銀行」だった。 で、その《「ぱっとしない地方銀行と同等の『太陽銀行+神戸銀行』」と「お公家さん銀行の三井銀行」が合併した「さくら銀行」》を「商売人の住友銀行」が「吸収合併した」らしい。ここまでの話は、雑誌に載っていた話と私が個人的に人から聞いた話を合わせたものだが、決めつけすぎのところもあるかとは思うが、そういう性質もあるらしい。
   それで、「三井住友銀行」という名称にしようと主張したのは、住友銀行の方だったというのだ。 住友銀行からすれば、「さくら」なんて名前は要らないし、「太陽」も要らない。「神戸」なんて名称をつけると、山口組なら「神戸」という地名はブランドでいいかもしれないが、神戸住友銀行なんて都市名をつけたのでは銀行としては格落ちで地方銀行みたいになってしまう。 「さくら」も「太陽」も「神戸」も要らない。 しかし、「三井」という名前は欲しい、ということだったのだろう。 「三井」という名称はブランドである。 高級感がある。 三井系の会社や三井系の会社に勤める人間にアプローチするには「住友銀行」よりも「三井住友銀行」の方がいい、ということもあるだろうけれども、それとともに、「住友」というと関西人には「(財閥系企業の中でも)しっかりしている」「頭が切れる」といったプラスのイメージが強いが、東京もんには「商人」⇒「がめつい」とか、「関西」というイメージがあり、東京人、関東人を相手に商売するにはマイナスになる時もある。 そこで、「三井」と名前をつけると、事情は違う。 だから、「住友銀行」という名称でも関西では良いとしても、東京で仕事をするには「三井住友銀行」の方がやりやすい、ということだろう。 住友銀行ですら、そう考えたのであり、そういう状況だったのだろう。  

【4】 「東京スタイル」http://www.tokyostyle.co.jp/ と 「東京インテリア」http://www.tokyointerior.co.jp/
   JRの大阪駅の北口から、阪急の梅田駅に向かい、阪急の建物に入ってすぐのあたりに、「東京スタイル」という婦人服の店があった。 最近、大阪に行った時、見かけなかったが、単に私が見なかっただけか撤退したのかはわからない。 ずいぶんと思いあがった名前だと思う。 特に、服屋としては、軽薄な名称だと思う。
   「東京」という名前をつけると「都会的」とか「洗練された」とか思うだろうという軽薄な思想は、「慶應ボーイ」が好む思想だ。 清原和博が覚せい剤使用で逮捕されたが、同様にクスリをやっていたと言われる長渕剛の「とんぼ」という曲を清原が好きだったとかいう話があり、清原の引退試合の時に長渕剛が出て「とんぼ」を演奏したというが、あんなくだらない歌を引退する歳になってまでよろこんでいたというあたりに清原の精神面の未成熟なところが表れており、いつまでもあのような下品・低レベルな歌詞を歌っている長渕剛という男の未成熟な精神面が表れている。 この2人のそのあたりの精神面の未熟さ、精神構造の薄弱さは薬物依存の原因とも言える。
「死にたいくらいに」⇒「あこがれた」、「花の」、「都の」、「大」とそこまで「東京」に修飾語をつけるというのは、どう考えてもおかしい。 イナカモンが都会にあこがれることが一時的にあったとしても、ある程度の年齢になったなら、その認識はおかしいと気づかないといけない。
   今となってはもう何十年も前になってしまったが、1970年代に「朝日新聞」の「声」の欄に、秋田県から東京に出てきた大学生が、「関西人がうらやましい」という文章を書いていたのを読んだ。 どこが「うらやましい」のかというと、いわば、「東京はアメリカ(合衆国)、東北はアジアで、関西はヨーロッパ」だというのだ。 「アジア」である東北の人間は、どうしても、「アメリカ(合衆国)」である東京に気おくれしてしまい、卑屈に東京の人間の真似をし、卑屈に東京の人間の「言うこと」を聞いてしまう。 それに対して、「ヨーロッパ」である関西の人間は、現在では東京の方が政治的にも中心で経済的にも力があるとはいえ、関西は文化的に東京に劣っていない、関西の方が先進地域だというプライドをもっており、東京、及び、東京の人間に対してひけめを感じることがない。 東北の人間は、何かと東京にひけめを感じ、東京に気兼ねをし、東京に劣等感を覚えるのはおかしいと理屈でわかっていても、どうしてもそういう卑屈な態度をとってしまう。 関西人にはそういうものがない、というのだ。 もっとも、私自身が、在来木造の一条工務店に在籍した時、1990年代に福島県いわき市に行った時、いわき の人間と話をすると、「そりぁあ、ここは田舎だっぺよお〜」と いわき の人間は言い、「都会」に対して、「だから、何?」というようなところがあって、そのあたり、朝日新聞の「声」欄で秋田県の人が言っていたようなところはなかったので、東北でもその地域によっても違いはあるのかもしれない。
   逆に、「東京のものをありがたがらせてやろう」とか「『地方』の人間は東京のものだと喜ぶだろう」などという思いあがった、下品、低俗な考えを持つ「東京もん」は、東京在住、東京生まれの人間の中でも、文化的レベル・教養レベルの低い人間だと言うべきであろう。 慶應大学に行った時、慶應の学生にはそういう人間が多いと感じ、レベルの低いやつらだなあと思ったものだ。 「慶應に行ってしばらくして、『あかぬけたわね』と言われた」という「女子学生の言葉」が慶應義塾が発行していた「新聞」に掲載されていたが、そういう思想的貧困、文化的レベルの低さを示すようなものを大学が発行する「新聞」に掲載しているのが慶應大学だった。 さらに、「途中から入って来た人も、内部の人たちに影響されてスマートになっていくみたい」という傲慢な慶應女子校出身の女性慶大生の言葉とかいうのも「紹介」されていた。 慶應の内部進学の人間は、大学から慶應大学に入った人間のことを「途中から入って来た人」などと言うのだが、その文句が失礼だということすらも理解しない。そういう傲慢で、独善的で、「スマート」とは正反対の人間が、自分たちは「スマート」だと強引に言い張り、それはおかしいのではないかというと、言った人間に対して「思考が堅い」とか「慶大生らしくない」とか悪口雑言を浴びせるのだった。要するに、内部進学の人間に服従し卑屈な態度をとる者は「内部の人に教えてもらってスマートになってきた人」とか言い、何をわけのわからんことをぬかすのだ! と言うと、「思考が堅い」とか「未成熟だ」とか、「スマートじゃない」とか「慶大生らしくない」とか「アイデンティティーを持ってない」とか「福沢精神を身につけてない」とか、さらには「モラトリアム人間病にかかっている」とか、「ピーターパンシンドローム」だの「ウェンディジレンマ」だのと言い出されかねない。「精神病質」とか言われて「治療」される危険すらある。 特に、自分が気に食わない人間に対して「精神医学的レッテル」を貼り付ける、そのための「精神医学的レッテル」を製造しまくって荒稼ぎしたのが慶應義塾の内部進学である悪の小此木啓吾である。 小此木のビョーキ本なんぞ、小此木が死ねば遠からずゴミになるだろうと思っていたら、実際、小此木が他界すると、たいして経たないうちに誰もかえりみなくなった。当然だな。
  そういう、自分たちは正しくても間違っていても関係なく自分たちは正しいという思想。 そういう傲慢な思想の持主というのは、文化的程度の低い人間であり、そういう人間はファシズムの傾向を持ちやすい。 慶應の内部進学の人間は、常に「外部の連中を教育してやらんといかんからなあ」などという傲慢な口を日常的にきいているが、「教育する側」と「教育される側」を分けて自分たちは常に「教育する側」であるという思想を持っている、そういう意識を小学校・中学校から植え付けられてきている人間というのは、それだけ、ファシズム傾向の強い人間だということだ。
  「東京スタイル」という店の名称もそれだ。「東京」と名前をつければ、「地方」の人間はありがたがるだろう、「地方」の人間はありがたがって当然だ、「東京」を「地方」は見習いなさい、という傲慢な思想が表れた名称である。 「東北」の人間で、そんな傲慢な店名にあこがれる人間もいくらかはいるのかもしれないが、「アメリカ(合衆国)」である東京に対して「ヨーロッパ」である誇り高き関西人にとっては、そんな店名は嫌悪感を感じるものでしかない、はずである。 JR「大阪」駅と阪急「梅田」駅の真中にそんな不潔な名称の店名の看板を出していたのは、関西人の神経を逆なでしてやろうとでも思っているのかという印象を受けた。 但し、「東京スタイル」は婦人服店であるので、男性である私は利用することはないのだが、母などに聞くと、置いているものは、必ずしも悪いものではないらしく、その点では悪い評価は受けていなかったようだが、店の名前は、少なくとも、関西人には評価される店名ではないと思う。
  「東京インテリア」という家具屋があるが、これも同様である。 いわき市にいた時に、いわき市にあった「東京インテリア」の店の名称を見て、「東京」と名前をつけると東北人はありがたがるだろうとでも思っているのか? というような傲慢な店名だと思った。 千葉県の私が今住んでいる所の近くでは、習志野市のJR京葉線「新習志野」駅の近くに「東京インテリア」の店はあるが、京葉線では、「南船橋」駅の近くに低価格の家具が中心の「イケア」があり、ひとつ東の「新習志野」に「東京インテリア」があり、さらにひとつ東の「海浜幕張」に輸入高級家具の「大塚家具」がかつてはあった。 「東京インテリア」は手ごろな家具を置いており、また、店舗も見やすく、何度か購入した。 置いているものや店舗の見せ方は悪くないのだが、しかし、やっぱり、「東京インテリア」という店名は、「『地方』の人間は、『東京』をありがたがるだろう」「『東京』の言うことをききなさい」というような傲慢な響きのある店名であり、そんな店名を喜ぶ人も中にはあるのかもしれないが、私はこの店名には好感を持たない、持てない。

【5】 「北の刻印」、「炎」、「知夢仁」、「ファーストグルメ」
   「はなの舞」「花の舞」「炎」などの居酒屋をチェーン展開する チムニー(株)http://www.chimney.co.jp/ は会社名は「チムニー(株)」でも、店舗名としては、「チムニー」の他に、「はなの舞」「花の舞」「炎」などの名称の店を持っていた。
   さらに、新しく、「北の刻印」という店舗名の店を作ろうと社長の和泉が言っていたのだが、なぜ、「北の」なのか。 要するに、主として東京圏で顧客に受けるためには「北の・・・」でないとだめだというのだ。 「東京もん」に受けるためには「南の・・・」とか「西の・・・」ではだめだというのだ。 そうだろう。 但し、「北の・・・・」というのは、東北や北海道や北陸の人間のための名称ではないと思う。 あくまで、「東京もん」のための、「東京もん」を喜ばすための名称だろう。 東京の人間が作ったテレビドラマを見ると、失恋した人間とか事業に失敗した人間とかが、上野駅から東北本線に乗り、そして、青森駅のプラットホームで降りて、「ああ、とうとうこんなところまで来てしまったんだ」とかつぶやく・・・。そういうテレビドラマがいくつもあったような・・・〔⇒《YouTube-108 石川さゆり「津軽海峡・冬景色」 》 https://www.youtube.com/watch?v=ZBGeecgjinM 〕。 しかし、これはどう考えても青森県民に対して失礼だと思うのだ。 「ああ、とうとうこんなところまで来てしまったんだ」て、そんなに嫌なら、来るな!  と思いませんか?  そこの住民からすれば、「わしら、ここで住んでるんじゃ」「わしら、ここで生活してるんじゃ」「嫌なやつは、来るな!」 と。 そう思いませんか?
   どうも、人間というのは、失恋した時とか事業に失敗した時とかに旅に出るとすると、どこに行くかというと、どうも、北向いて行くことが多いという説があるのですが、そうであるかないかはさておき、この上野駅から東北本線の列車に乗って青森まで行き、青森駅のプラットホームに降り立って、「ああ、とうとうこんな所まで来てしまったんだ」とかつぶやく・・というテレビドラマというのは、あくまで、「東京もん」の「東京もん」による「東京もん」のためのテレビドラマだ、ということです。 そして、「北の・・・」という店名の店を作ろうというのも、基本的には、東京圏で出す店の名称です。
  チムニー(株)の建設部にいた時、居酒屋のチェーン店のチムニー(株)が、居酒屋でない飲食店として、「ファーストグルメ」という名称の店を平井と大船とあとどこだったか3店だか4店だか、東京圏で出していた。 私は平井と大船の店を見に行ったが、これは、店の外観・しつらえとそこで出している料理がミスマッチであると感じ、又、「店舗名」がおかしいとも思った。 そう思っていると、社長の和泉は「どうも、うまくいかないな」「なんでだろうな」とか言って頭をひねっていた。 わからんのか? こんな当たり前のことが??? と私は思ったのだが、元スーパー屋の関大しか出てない男にはわからんかったようだ。 「ファーストグルメ」というファーストフードを出す店のような店名で、店の外観もマクドナルドとかケンタッキー・フライド・チキンとかミスタードーナツとかモスバーガーとかと似たような外観で、内部の店のしつらえもファーストフードの店のしつらえで、それでいて、そこで出て行くる料理は相当にボリュームのあるかなり本格的な料理なのだ。 そのアンバランスに客はとまどうはずだ。 私は入社前に平井店に行って、実際に自分が注文して食べて見てそう思った。 ところが、入社して、人材開発部の友常という男が、それを「いいでしょ。 ファーストフードと言いながら、相当ボリュームのある料理が出てくるでしょ」とか言っていたので、こいつ、アホや! と思ったのだ。 相当にボリュームのある料理を出すのなら、店の外観・しつらえもそういうものにするべきであり、店の名称もそういう名称にするべきなのだ。 ファーストフードを思わせる店の名称でファーストフードの店を思わせる外観・しつらえの店なら出す料理もファーストフードのものにするべきなのだ。 それを、アンバランスなものにして、客がとまどい、その結果はプラスにならないと思えるのに、「いいでしょ・・・」とかノー天気なこと言ってるやつて、こいつ、絶対アホや!と 思ったら、それから2年かそこらのうちに、チムニー(株)は、その「ファーストグルメ」という名称でファーストフード店を思わせる外観でありながら、ファーストフードではなく相当にボリュームのある本格的な料理を出す店をすべて撤退した。 最初からだめなことがわかっていることをやって撤退したのだから、アホである。 わからんのかなあ、この程度のことが、と私は思ったのだが、元スーパー屋の関大しか出てない男にはわからんかったようだ。 又、「デザイナー」と称する1000万円プレーヤーもわからんかったようだ。 私は彼らの半分も給料もらってなかったがわかったぞ・・というより、普通、わかるだろうが! と思うのだが、彼らはわからんかったようだ。
   「チムニー」http://www.chimney.co.jp/shop/information/chim/index.html という名称で、店の内部に、ヨーロッパの人間が料理をするのにも使う煙突を飾りにとりつけている「洋風居酒屋」の店も出していたが、これも、成功しなかったようだ。 日本では、居酒屋は「和風」のものというようになっている。 「洋風居酒屋」をやろうと思うなら、日本では居酒屋は「和風」のものという感覚があるところに、どうやって普及させるか? バーのようなものにするのか、あるいは、フランス料理・イタリア料理・ロシア料理の店で酒も出す店のようにするのか?  「和風」でない居酒屋に「居酒屋は『和風』のもの」という意識の客層を呼べるのか・・・。 そういったことを考えて店は出すものだと思うのだが、元スーパー屋で関大しか出てない男には、そのあたりを考える頭はなかったようだ。 だから、成功しない。
   「同じ名称の店をあまりにもいくつも出すとあきられる」というのが、チムニー(株)が店の名称をいくつも持っている理由の1つだったようで、それは悪いわけではない。 しかし。 「知夢仁」http://www.chimney.co.jp/shop/information/kanchim/index.html と書いて「ちむに〜」と読んでもらおうという店があるのだが、これは「洋風居酒屋」の「チムニー」の読みに、無理矢理漢字をあてたものでしかなく、意味がない。 「洋風居酒屋」の「チムニー」か会社名の「チムニー(株)」かのどちらかが相当に有名なら、こういう「知夢仁」と書いて「ちむにい」と読んでくれというのもありかもしれないが、ちっとも有名でないのに、そんな当て字の店名の店を出してもしかたがない。そのあたりを考えるのが経営者の仕事のはずだが、ファーストフードを思わせる店名と店の外観でファーストフードとはかけ離れた料理を出して「いいでしょ、あれ」とか言っているような会社には、その程度のことがわからなかったのかもしれない。
    それから、「炎(ほのお)」http://www.chimney.co.jp/shop/information/hono/index.html という店だが、橙色で装飾されている。 夏場、特に昼に見ると、ずいぶんと暑苦しい。 ところが、チムニー(株)の経営者はわかってないのだ。 なにゆえ、「炎」という店名かというと、チムニー(株)はキリンビール(株)の孫会社になっていたことから、キリンビールが缶コーヒーに炎のデザインを装飾して入れていたところから、店の名前を「炎」にして、いかにも炎らしく橙色で装飾したらしい。 アホだと思いませんか? チムニー(株)は、最初からキリンビール(株)http://www.kirin.co.jp/ が作った会社ではなく、キリンビール(株)の一部分が独立した会社でもなく、もともとは、スーパー屋のジャスコ(→イオンhttps://www.aeon.info/ ) が作った会社で、スーパー屋が作った居酒屋のチェーン店であるチムニー(株)を静岡県の食品屋の米久(よねきゅう)http://www.yonekyu.co.jp/company/ が株を買収して子会社とし、親会社の米久をキリンビール(株)が買収して子会社としたことから、結果としてキリンビールの子会社となったというもので、大企業のキリンビール(株)と同じ内容などあるわけがない会社だった。 それでキリンビール(株)の孫会社になっていたことから、キリンビール(株)が缶コーヒーに入れていた炎のマークを店名にして、いかにも炎らしく、橙色で装飾した。 しかし、冬の夜なら、橙色の炎は暖かみがあって良いが、チムニー(株)の店は、夜は居酒屋でも昼は昼食屋として営業する店が少なくない。 夏の昼間、「炎」という店名で炎のマークがついていて、いかにも炎という橙色をした店って、いかにも暑苦しい!!! て感じがする・・・てわからんのか? と思うのだが、わからんらしい。 キリンビールはホットで売ることもあるとしても冷やして売ることの方が多い缶コーヒーに炎のロゴを刻んで売って問題はないのか? というと、よく見てみるべきだ。 キリンビールの炎のマークの入った缶コーヒーの缶を。 キリンビールの炎のマークが刻まれた缶コーヒーは、炎の形状が刻印されていても、色は青系統だったり、橙色じゃないでしょ。 涼やかな色合いで、手にとって見ると、缶に模様が刻まれていて、よく見ると炎の絵になっているというものであって、「いかにも暑苦しい」という色で炎のデザインで炎の名称になってないでしょ。  そういうことを認識して、それでも、居酒屋の名前を「炎」にして、炎の絵を描き、炎らしく橙色で装飾してやっていこうと決めたのならまだよろしい。 な〜んも考えとれへん・・のなら、経営者としてまずくないかい? と思うのだが、たぶん、な〜んも考えとれへんかったのではないかと思う。  今は昔、阪神タイガースがCクラスに毎年低迷していた時期、ラジオの野球中継で、アナウンサーが「甲子園球場の職員の方が、『どうも、今年はお客さんの入りがよくないんですよ。いったい、どうしてでしょうねえ』と言ってました」と言ったところ、解説者の江本孟紀が「はあ〜あ・・・。 そんなこと言ってましたかあ。 僕は知ってますよ。 なんで、お客さんの入りが少ないか。 いくらなんでも、こんなけ負けたら、そりぁ、お客さんも入らなくなりますよ、いくらなんでもこんなけ負けたんではあ・・・。 はあ、『いったい、どうしてお客さんの入りが少なくなったんでしょうねえ』なんてそんなこと言ってましたかあ〜あ・・。 案外、球団の中にいる人って、わからんもんなのかもしれませんねえ。 教えてあげましょうか」と言ったのだが、実際、チムニー(株)にも教えてあげようかとも思ったのだが、教える教えないという前にこの会社を去ってしまったが、たぶん、今でもわかってないだろう。
   
【6】 「E電」
   国鉄が「分割民営化」され、それまで「国電」と言っていた都市圏の電車の名称を他のものにしようとして、小林亜星らが選んだのが「E電(いーでん)」だったが、こんな不自然な呼び名なんて誰も呼ばないだろうと思っていたら、漫画家の やくみつる が私が思ったことと同じことを漫画に、「E電なんて、誰も呼ばんわ」と書いていたが、その通りになった。

【7】 「神戸山口組」
   暴力団の山口組が分裂して、出て行った方の人たちが名のった名称が「神戸山口組」。 よく考えてつけたなと思った。 何でだか忘れてしまったが、かつて、山口組と一和会が分かれた時のことを書いていた人があって、ヤクザさんの世界では「山口組」という名称は「ブランド」だそうで、一和会が分かれた時点では、一和会の方が構成員の人数は多かったらしいが、ヤクザさんの世界では「星座はヤクザ(座)、血液型はひし形(山口組の菱の紋章)」という表現があるそうで、「ひしの紋章」と「山口組」という名称があるかどうかは相当に大きかったと書かれていた。「神戸」という地名も「ブランド」だろう。 今回、分裂して出て行った方の人たちが、「山口組」とまったく異なる名称を名のるのではなく、「神戸山口組」を名のったというのは、自分たちの方が正統だという主張だろう。 私はヤクザさんの世界のことなんか知らないし、この問題が今後どうなっていくのかも知らないが、「神戸山口組」という名前のつけ方はうまいと思う。

【8】 「オリックス ブルーウェーブ」
  1988年限りで、阪急ブレーブスがなくなって、オリエントリースから名称変更したオリックスが買収した時、「オリエントリース」は、「オリエントリース」よりも「オリエントファイナンス」の方が知名度があったくらいの会社だった。 プロ野球というのは、「たいしたことない会社の経営者が手を出して熱中すると、本業がおろそかになって会社をつぶすことになる」と言われるものであるが、しかし、知名度のアップには相当の威力を発揮するものではある。 朝日・毎日・読売の1面の「朝日新聞」とか書いてあるすぐ横に会社名だけの広告を掲載する企業、特に、個人向けでない商品を扱っている企業が三大紙の1面に会社名だけの広告を載せることがある、というのは、会社の知名度をあげようということだそうだ。 そして、企業が顧客であって個人相手に売る会社ではない会社が知名度を上げようとするのは、新卒社員を採用する場合に、知名度のある会社でないと採用しにくいから、ということがあるらしい。
  「オリックス」は球団を買収したのと同時期に会社名を「オリエントリース」から「オリエントファイナンス」に変更したが、球団の「愛称」を、それまで、強かった阪急ブレーブスの「ブレーブス」をドブに捨てて、「ブルーウェーブ」というよくわからない名称をつけた。 漫画家の やく みつる が「『オリックスブルーウェーブとかけて、真弓明信ととく。その心は、どっちが名字でどっちが名前かはっきりせい」と漫画で書いていたが、「オリックスブルーウェーブ」という名前はそういう名前だった。 もっと、「どっちが名字でどっちが名前かはっきりした名前」の方がよかったのではないか、と思っていたら、近鉄バファローズと合併するとして、オリックスバファローズになった。
  オリックスブルーウェーブは、一時期、パリーグで圧倒的に強かった阪急ブレーブスの後継球団なのに、「ブレーブス」を消し、そして、元巨人・土井だとか、元西武・石毛だとかいった東京圏の球団のOBを監督につかせるといったことをしたが、そういう「東京オリックス関西営業所」みたいにしてうまくいくとは思えないがと思ったものだが、最近では少々変わってきたようだ。

   今回の稿は、最初は1回で述べきるつもりだったが、ブログの字数制限上、1回で収まらなくなったため、2回に分けた。 【9】〜 の
 適切な会社名と不適切な会社名≪下≫http://shinkahousinght.at.webry.info/201603/article_2.html 
とぜひ合わせて読んでいただきたい。

    (2016.3.4.) 


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