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zoom RSS 「『インテリアコーディネーターなのに売れた』って、すごい と思わない〜い?」というF社のすごい認識!

<<   作成日時 : 2011/10/20 13:06   >>

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〔第73回〕 〔営業と会社の話(19)〕
1.「インテリアコーディネーターなのに売れたって、すごいと思わない?」というF社。
  私が勤務する千葉市中央区の建築会社が4月より四国のF社と提携してF社のシステムの商品を扱いはじめたのはよいのですが、なぜ、提携してやろうとしたのか、という理由のひとつとして、F社では、事務員をやっていた女性でインテリアコーディネーターの資格を持っていた人がいて、Fという商品を扱い始めた時に、その人に営業をやってもらったところ、
なんと、
「インテリアコーディネーターでしかないのに売れた」
「インテリアコーディネーターなのに売れた」
というのです。そのくらい、売れる商品・システムだというのです。すご〜いい!!! 
  何がすごいかというと、「インテリアコーディネーターでしかないのに売れた」「インテリアコーディネーターなのに売れた」という、その認識・思考がすごい! なんか、インテリアコーディネーターという資格を持っていると、F社では、何も持っていない人よりも1ランクか2ランク下の評価になってしまうらしく、なんかようわからんけど、その思考は、
すごい! もんのすご〜い!


2.「インテリアコーディネーターだのキッチンスペシャリストだの宅建主任だのなんて、誰でも受けさえすれば通るう!」という雇用能力開発機構の発言。
  同様のことを言う人というのは、他にもいるのです。 今は昔になってしまった2003年12月のことです。 その時、私は11年余勤めた在来木造の某社を退職して「求職中」でした。 私は、資格としてはインテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・2級建築施工管理技士・宅地建物取引主任者他の資格を取得していて、学歴としては慶應義塾大学の商学部を卒業しており、職歴としては住宅建築請負業の会社で木質系の会社に長く勤めてきたので、できれば、資格・学歴・職歴とも評価してもらえて、それを活かせる所に勤めたいと思っていましたが、資格の部分について、職安などの求人票などで見ても、必要資格として、インテリアコーディネーターとかキッチンスペシャリストを指定している求人というのが多くなく、そういう資格を持っている人、特に、経済学部・商学部系の出身者でそういう資格を持っている人を求めているという職場は探せないものかと思い、職業安定所におかれていたチラシで、雇用能力開発機構千葉センターがおこなう「就職カウンセリング」だったかいうものがあって、「就職に関して、何でもご相談ください」というように書かれていたので、そのあたりについて相談してみようと思って申込み、JR船橋駅と京成船橋駅の間にあるフェイスビルの中にある部屋に行って、雇用能力開発機構千葉センターの就職相談室の「就職コンサルタント」であったかと会いました。
  それで、です。 「せっかく、インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・2級建築施工管理技士・宅地建物取引主任者という4つの資格を取得したので、これを活かせる所・評価してもらえる所に勤めることができればと思うのですが」と話し、「今までの自分の人生や考え方からいって、不動産屋はあまり好きではないし、この4つの資格では、今までの仕事から考えてインテリアコーディネーターやキッチンスペシャリストなどの方に重心があるのですが」ということを言ったところ、そのオッサンが何と言ったかというと、
そんなもの、インテリアコーディネーターだのキッチンスペシャリストだの宅建主任だのなんて、持っていてもしかたがない。
そんな資格、どこでも誰でも持ってるう! 
そんな資格、とにかく受けさえすれば誰でも絶対通るう!」
 と言ったのです。 雇用能力開発機構の人間が。
  私は、「そんなことないですよ。 私が今まで勤めた会社でも、『どこでも 誰でも』なんて持ってないですよ。 特に、4つとも持っているのは私ひとりだけですよ。」とも言い、又、「『誰でも受けさえすれば通る』なんてことないですよ。」と言いましたが、 「い〜いやああ〜あ。誰でも持ってるう〜う。誰でもとにかく受けさえすれば絶対通るう〜う!」と言い、さらに、「いいですか! 私は、あなたの為を思って言ってるんですからねえ。いいですか!」とおっしゃったのです。
そして、「建築会社に勤めたいのだったら、“いっきゅうけんちくしい” の資格を持ってないとだめだ!」とも言われたので、「1級建築士の資格なんて、持ってなくても勤めているでしょう。」とも言いましたが、「そんなことないい〜い。建築業界に勤めたいのだったら、いっきゅうけんちくしいを持ってないとだめだ!」と言われてしまったのです。
(1)  それで、まず、「誰でもとにかく受けさえすれば絶対通るう〜う」のならば、私も受けさえすれば1回で合格させてもらえたはずですが、私が受験した時にどうであったかと言いますと、
< 宅地建物取引主任者 >
1989年 不合格
1990年 (未受験)
1991年 (未受験)
1992年 合格
1993年 「実務経験に代わる講習」を受講・修了。 登録。

< インテリアコーディネーター>
1993年 1次(学科)不合格。
1994年 1次(〃 )不合格。
1995年 1次 (〃 )合格。 2次(製図・論文)不合格。
1996年 1次 (〃 )免除。 2次(  〃   )合格。 
1997年 登録。

< キッチンスペシャリスト>
1994年 不合格。
1995年 学科合格。 製図不合格。
〔1995年より、学科のみ合格者は、翌年より3年間学科免除の制度ができる。〕
1996年 学科免除。 製図不合格。
1997年 学科免除。 製図不合格。
1998年 学科免除。 製図不合格。
1999年 学科合格。 製図不合格。
2000年 学科免除。 製図不合格。
2001年 学科免除。 製図合格。
2002年 登録。

・・・と、このように、宅建主任は2回目の受験(最初の受験から4年目)、インテリアコーディネーターは4回目、キッチンスペシャリストにいたっては8回目の受験でやっと合格することができたのです。 キッチンスペシャリストについては、最初のうち、インテリアコーディネーターと両方受けていて、最初はインテリアコーディネーターの方を優先していたからということもありますが、それでも、どう考えても「誰でもとにかく受けさえすれば通るう〜うう」というような試験・資格ではありません。 私が簡単に合格できたものならば、他の人も比較的楽に合格できておかしくありませんが、私が相当に苦労してなんとか合格できたというものは、他の人にとっても、そう簡単ではないと思います。

(2)  それで、「誰でも持ってるうう〜う」かというと、私がそれまでに勤めた建築会社では、
<木質系某社 千葉支店>
インテリアコーディネーター 保持者 → なし。(インテリア部門でも「なし」)
キッチンスペシャリスト 保持者    → なし。
宅地建物取引主任者 保持者    → 営業課長で1名。グループ会社の不動産会社の所長・課長の2名。計3名。
<木質系某社 東京支店>
インテリアコーディネーター 保持者 → なし。(インテリア部門でも「なし」)
キッチンスペシャリスト 保持者    → なし。
宅地建物取引主任者 保持者    → 営業課長で1名。 他グループ会社の不動産会社従業員。 持っていないにもかかわらず、「ぼく、宅建主任持ってます」と詐称する者1名。
<在来木造某社 東京営業所>
インテリアコーディネーター 保持者 → なし。
キッチンスペシャリスト 保持者    → なし。
宅地建物取引主任者 保持者    → 私を含めて3名。(うち1名は不動産会社出身中途入社従業員)

<在来木造某社 いわき営業所>
インテリアコーディネーター 保持者 →私を含めて3名
                       (工務課従業員1名・・・私と同年に1次合格、私より1年先に2次合格。
                        設計部従業員1名・・・私より1年後に1次合格、私と同年に2次合格。 )
キッチンスペシャりスト 保持者 → なし。
宅地建物取引主任者 保持者 → 私を含めて3名。 (私以外の2名は不動産会社から中途入社の従業員。)

<在来木造某社 栃木県南部営業所・北部営業所>
インテリアコーディネーター 保持者 →私以外に、誰が持っているという話は聞かなかった。
キッチンスペシャリスト 保持者    →なし、のはず。
宅地建物取引主任者 保持者    →同展示場で不動産会社から中途入社の人が1人持っていた。他不明。
                          
・・・というように、「誰でも持ってるう〜ううう」などということはありません。 インテリアコーディネーターにしても宅建主任にしても「取りたい」という人はいっぱいいて、「受けた」という人もけっこういますが、取ったという人はそれほど多くないのです。 但し、私は商学部出身であったので、当初、建築士の受験資格がなかったので、建築士の試験の受験は考えなかったのですが、建築士の受験資格がある建築学科等を卒業した人の場合は、2級建築士、もしくは、1級建築士の取得の方を優先する為に、インテリアコーディネーターやキッチンスペシャリストなどの受験は優先順位が後になったという人もいるでしょう。又、木質系の某社の場合は、今となっては20年も前のことなので、今現在は、同社の後継会社では、上記よりは多くいるのではないかと思いますが、それでも、「誰でも持ってる」などということはありえません。・・・・・というより、資格でも、普通自動車第1種運転免許などは、一定の基準を満たせば、その時、その基準に達した人の数が多くても少なくても合格としてもらえるはずですが、こういう業界団体が実施する仕事につながる能力認定資格といものは、「誰でも持ってるう」などという状態になってしまっては、その資格の意味がなくなってしまうので、それで、毎年、合格不合格を決める際に、何人くらい合格にしようかということを考えて合否を決めているはずなのです。だから、もとより、「誰でも持ってる」状態にはならないようにできているはずなのです。

(3)  1級建築士の資格を持っていないと建築会社に勤めることはできないか、というと、まず、4年生大学の建築学科等を卒業した人の場合は、実務経験なしで2級建築士の受験資格ができますが、1級建築士の受験資格は、卒業後に建築会社・設計事務所等で設計や工事管理などの業務に2年以上つかないと、合格するかどうかの前に受験資格がありません。 工業高校の建築学科とか建築の専門学校とかを卒業の場合は2級建築士を取得後に実務経験が必要であったと思います。 要するに、1級建築士の資格を取得する為には、1級建築士の資格を取得する前に、建築会社・設計事務所等で雇ってもらわないことには、受験資格がない為に試験を受けることができないのです。 あえて、例外的なケースをいえば、建築系の大学院で、指定のコースを履修すれば1級建築士の受験資格を取得できるという所があるようですが、その指定のコースとは、設計事務所に行って、勤務しているのと似たような状態で実務を学ぶというものです。 だから、一般的には、建築会社・設計事務所で勤務させてもらわないと、1級建築士は取得できないというもので、建築会社に勤めたかったら1級建築士を持ってないとだめだと言われてしまうと、日本という国に、1級建築士というものは出現しなくなってしまうことになります。

(4)  建築会社に勤めている人間は誰でも1級建築士の資格を持っているかというと、建築会社に2年以上勤務しないと1級建築士の受験資格を得られないのですから、誰でも持っているわけはないですね。

  要するに、雇用能力開発機構の「就職コンサルタント」というのは、「求職者」「失業者」に対して、とにかく、ボロクソに言うことによって、失業しているのは失業者が悪いのだ、国の雇用対策が悪いのではない!ということにしてやるのが仕事らしく、早く職業につきたいと思うなら、そんなアホを相手にしている時間はないということです。
  「行政改革してこましたろか!」という気持ちにならされたのでしたが、しばらくすると、テレビのニュースで、雇用能力開発機構をなくすという話がでました。
  その後、雇用能力開発機構の千葉センターの建築CAD科に半年通わせてもらいましたが、建築CAD科の先生には親切に教えてもらい、雇用能力開発機構でも、「就職コンサルタント」とはずいぶんと差があると思いました。建築CAD科に来ていた人の間でも、就職相談室の評判はよくなかったようです。 「建築CAD科」というものが存在する雇用能力開発機構千葉センターで「就職コンサルタント」という職業についておきながら、建築・インテリア関係の資格について、上のようなことを口にしているということでは、職務怠慢と言わざるをえません。


3.「インテリアコーディネーターなんて、そんな資格」「そんな資格はだめです。」というリフォーム大手某社の発言。
  これも、今となっては7年ほど前、住宅設備関係の某「一部上場会社」B社のリフォーム部門(現在はリフォーム部門が別会社になったらしい。)の求人広告が朝日新聞に載っていました。 求人広告を見る限り正社員の募集と受け取れる内容でした。電話を入れたところ、書類選考をおこなうので、履歴書・職務経歴書等を郵送してもらいたいということでした。履歴書等を郵送して1週間ほど経った頃、書類選考に合格しましたので○月○日○時に東京都○○区にあるその会社の○階に来てもらいたいという通知が来ました。 指定の時刻に行くと、先に説明会をおこなうということで、そこで、「リフォーム部門は契約社員として採用することになります。」ということを言いだしたのです。
  「契約社員ですが、毎年、必ず更新されるので、正社員と異なることはありませんし、リフォーム部門は社長以外が全員が契約社員です。」という話でしたが、毎年必ず更新されるという口約束が守られるという保障があるのか、という問題がありますし、たとえ、毎年必ず更新されるとしても、それなら、どうして、求人広告にそう書かないのか、電話で問い合わせた時に、なぜ、それを言わないのか、なぜ、正社員の募集に応募した人間を正社員としての書類選考に合格したということで通知をだして来社させた上で言いだすのか、という点に不信感を持ちました。 「うちは、一部上場ですから。」と言うのですが、「一部上場」のそんなに御立派な会社なら、契約社員の募集であるならば募集の段階できっちりとそれを提示した上で募集するべきではないのか、「一部上場」だから何なんだ、「一部上場ですから」と言えば不誠実なことをやっても人はありがたがるとでも思っているのか?と、そのあたりの対応に疑問を感じました。私は、それまでに勤務した会社の経験から、大手か有名かとかいうようなことよりも、求人・採用の際にウソがある会社、求職者に断った上でやるべきことを無断でやる会社というのは、そういう体質の会社である可能性が高く、採用されたとしても入社後もそういう対応である可能性が高いと思われるので、避けた方が良いと考えていた為、書類選考に合格したという所まで相当に手間をかけ、又、その会社に訪問する手間もかけたことではあるのですが、この会社は、こちらから辞退させていただいた方が良いかと思ったのです。 ところが、正社員の募集に応募させて書類選考に合格した人間に、その後での「説明会」で「契約社員の募集です」と言いだした以上は、「この条件で応募して良いという方は、面接をおこなわせていただきたいと思います。契約社員なら応募しないという方、少し考えたいという方は、本日はお帰り下さい。」という発言があるかと思っていたら、そうではなく、そのまま、「これから面接をおこなわせていただきたいと思います」と言いだして、「契約社員の募集」には応募していない人間に対して面接を始めてしまったのでした。
   それで、そのリフォーム部門の長だという人と、こう言うと怒る人もあるかもしれないけれども、いかにも5流大学を出たばかりという感じのにーちゃんと2人で分かれて面接を始め、私には、「5流大学出たばかり」のにーちゃんの方が面接をすると言うので、この5流大学でたばかりの若僧が私を面接するのか?と不快感を覚えたのですが、それよりも、私は契約社員の募集に応募したつもりはなかったので、「契約社員に応募したつもりはないのですが」と話し、とりあえず、面接は中止してもらって、契約社員という条件でも応募するかどうかは後ほど連絡させてもらうということにさせてもらおうと思ったのですが(心の中では、自宅に戻ってから、「契約社員であれば、こちらから辞退させていただきたい」という電話を入れるか手紙をだすつもりで)、私が「契約社員の募集に応募したつもりはないのですが」と言っても、それを「誰でもそう思っています」と言って、面接を強行してしまったのです。
   「説明会」において、この「一部上場」を何より「売り」にしている会社のリフォーム部門は、「一部上場」だからということで、電話での問い合わせをもらった人のお宅に、電話から30分以内にはかけつけるようにしていて、30分以内に行ける所だけ引き受けるようにしており、そうできるように東京圏の各地に営業所を設けているが、東京都港区の青山に「青山スタジオ」という特別な少々高級なリフォーム工事を主に扱う店を設けていて、そこのメンバーは1級建築士のみで構成しているということを話していました。 こちらの意志を無視して強行した「面接」において、その「いかにも5流大学を出たばかり」というにーちゃんが、「採用された時には、どの営業所に勤務したいですか」ときくので、私は、「自宅からの近さという点では、船橋営業所が近いのですが、先ほどの話では、内容から考えて、青山スタジオに魅力を感じるので、勤務するなら、青山スタジオを希望したいと思います。」と話しました。そうすると、そのにーちゃんが、「それはだめです。青山スタジオは、一級建築士だけの営業所ですから。」と言うので、「インテリアコーディネーターでキッチンスペシャリストで2級建築施工管理技士ではいけませんか?」と言ったところ、その いかにも5流大学出たばかりという感じのボーズが何と言ったかというと、
   インテリアコーディネーターだのキッチンスペシャリストだのというような、そんな資格 はだめです。 いっきゅうけんちくしい でないとお。」  と言ったのです。
この文句を聞いた段階で、私は、この会社は採用してもらわなくてもいい会社だと完全に思いました。 
   建築士の試験・資格は、1級建築士・2級建築士・木造建築士の3つがあります。「木造建築士」という呼び名が適切ならば、1級建築士・2級建築士ではなく、「高層建築物建築士」・「中低層建築物建築士」とでもすれば良さそうですし、1級建築士・2級建築士という呼び名が適切であるならば、木造建築士ではなく、「3級建築士」として良さそうですが、そうなっていません。 たとえば、英語検定などは、1級・準1級・2級・準2級・・・・といった検定がありますが、1級と2級を同時に受けて1級に合格して2級に落ちたというような話はあまり聞きませんが、建築士の場合は、1級建築士と2級建築士の試験を同年に受けて、1級建築士に通って2級建築士に落ちたという人は、けっこういますし、私の知っている人でもいます。私が知っている人で、1級建築士に合格した年に2級建築士の試験に落ちたという人は「1級なんて簡単だよお。2級建築士の方が難しいよお。」と言っていましたが、それは、建築士の場合は、1級建築士と2級建築士の試験では、難易度が高いのが1級で易しいのが2級というわけでもなく、出題内容が違うから、1級建築士の出題対象を主に学習してきた人にとっては、1級の方が易しく2級の方が難しいように思えるのだと思います。木造建築士になると、特に学科の試験で出題されるのは木に関することが出題されるので、1級建築士とは、さらに、難易度の違いより出題対象の違いという傾向が強くなると思います。 インテリアコーディネーターはどうかというと、私が合格・登録した1996年・1997年の時点では、インテリア産業協会が実施して、通産省が認定する国家資格であったのですが、その後、小泉内閣の行政改革で民間資格に変わってしまった為、世間には、「国家資格であれば価値がある。民間資格は価値がない。」という思考しかできない人がいて、そういう思考の人の評価を得られないようになりましたが、合格できる為のレベルは低くない資格であり、「2級建築士より難しい」と言う人もありますが、どちらが難しいかというよりも、その対象とするものが、共通領域もあるものの、異なる部分もあり、主たる対象が違うと考えるべきでしょう。 キッチンスペシャリストはどうかといと、これは、最初から民間資格であったのですが、インテリアコーディネーターよりも、さらに、認知度が低いのですが、キッチンを中心として、キッチン・ダイニング・リビング部分についてのリフォームや新築に際してのキッチン設計についての資格で、これも、難易度が上か下かというよりも対象が異なる資格です。 それで、戸建住宅の新築であれば、建築確認申請業務をおこなうには、建築士を持っている必要がありますし、高層ビルや橋梁・トンネルなどの工事をおこなうのであれば、1級建築士が必要になります。しかし、戸建住宅やマンションの内装のリフォームにおいては、建築士、特に、1級建築士は必要ないのです。持っていて悪いということはありませんが、橋とかトンネルとかを工事する為の知識があっても、戸建住宅やマンションの内装の工事には関係ありません。 ちょっと気のきいたおしゃれなインテリア工事をおこなおうということであれば、一番関係のある資格はインテリアコーディネーターであり、一級建築士などというものは、ほとんど関係ないのです。 そして、キッチンを中心としたキッチン・ダイニング・リビングについてのリフォーム工事であれば、最も関係があるのはキッチンスペシャリストでしょう。それから、建築士でも、試験の出題内容から考えるならば、戸建住宅やマンションの内装工事の場合は、1級建築士よりも2級建築士や木造建築士の出題内容の方が、対象に近いと思われます。それを、なぜ、「いっきゅうけんちくしいい でないとおお」と言うのでしょう。 この「一部上場」を何より「売り」にする会社が言っていることというのは、運送業であれば、タクシーか何か乗用車の運転をする人を求めるのに、レッカー車か何かを運転する資格を持っている人でないといけないと言っているようなものなのです。レッカー車を運転する資格を持っていて悪いことはありませんが、乗用車を運転する人を求めるのであれば、普通自動車の免許で良いはずで、レッカー車を運転する資格を持っていても関係ないのです。 「バッカじゃなかろかルンバ♪」という感じがしました。
※「バッカじゃなかろかルンバ♪」については、
「YouTube―野村監督「バッカじゃなかろかルンバ」(原曲入り) 」http://www.youtube.com/watch?v=ewJ6WwU76Rs
「YouTube―バッカじゃなかろかルンバ!」http://www.youtube.com/watch?v=Cz7M4FQinUM 参照。
   インテリアコーディネーターは、最近では、認知度が高くなってきましたが、それでも、建築士に比べれば認知度は低いでしょう。 キッチンスペシャリストについては、試験の内容・レベルは低くないのですが、認知度は本当に低く、建築士の内容については、1級・2級という名称がついている為に、1級建築士が全てにわたって2級建築士・木造建築士よりも優秀であると誤解している人がいます。 その業界で仕事をしていない人が、十分に正しく理解していないのは仕方がないと思いますが、建築・住宅・インテリアに関係する業界に勤めている人間で、特に、採用を担当するような人間が、それを理解していないというのは、情けないとしかいいようがありません。
   そして、「いっきゅうけんちくしいいい」を、実状以上に評価する・・・というよりも、「いっきゅうけんちくしいい」と言えば、人が言う事をきくであろう・・というようなことを思っている権威主義的思考は、「うちは一部上場ですから」と言えば人はありがたがるだろうという幻覚とともに、アドルノ他が『権威主義的パーソナリティー』(青木書店)において、ファシズム的思考でもある「権威主義的パーソナリティー」として批判しているものであり、「一部上場ですから」と矢鱈と言うわりには、なんかレベルの低い会社だなあ〜あ・・・と幻滅したのでした。私は、今まで勤めて来た会社での経験から、上場しようと思えば上場できるのに上場しない会社の場合、オーナー経営者が上場するとやりたい放題できなくなるので上場しないという会社があり、そういう会社は、それだけ、オーナーの身勝手がまかり通っている会社である場合が多いということがある一方で、上場企業でも、「一部ならともかく、マザーズ・ヘラクレスなんていうのは、なんでもあり」(この文句は、ある証券会社の人から聞きました。)で、一部上場企業でも、一部上場といってもこの程度か?!?という会社が少なからずあることを知っていたので、「一部上場ですから」という文句も1回くらいならともかく、あまり、何度も言われると、だから何なの?と言いたくなってきますし、そう思う人は私以外にもあるようですが、この会社の担当者は、「一部上場」と「いっきゅうけんちくしいい」に人は信仰心を持っていると思い込んでいるようでした。
 ♪♪♪バッカじゃなかろかルンバ♪♪♪
   そして、こちらから辞退させていただきたいという電話を入れようかと思っていたところ、契約社員の募集には応募していない人間に対して、応募していない人間宛に不採用の通知が届きました。 朝日新聞は、契約社員の募集なのに、その会社の担当者自身が「誰でもそう思っています(正社員の募集だと思っています)」と はっきりと言うように、正社員の募集と受け取れる求人広告を載せて良いのでしょうかね? 


4.『インテリア・建築業界でゼッタイ有利な資格の本』 と 『建築「資格」大事典』
  三島俊介『インテリア・建築業界でゼッタイ有利な資格の本』(1993.5.10.こう書房)と、「建築知識 1993年12月号 建築[資格]大事典」(1993.12.1.株式会社建築知識)の2冊を、私は住宅建築業の会社に勤めて、まだ、それほど年数が経たない頃に、購入して読みました。 私は、まだ若い頃、その職業において関係する資格を、簡単に取れるようなら2つか3つ、取得が簡単でないようなら1つか2つ、年齢も社歴も比較的若いうちに取得した上で勤務したいと考えていたということもありますが、私は慶應義塾大学の商学部を卒業しており、商学部では特に労務管理論などを学んできており、その時、在籍した在来木造の某社でも、入社した直後に、営業本部長から「応募してきた時、慶應出身の人がうちの会社に応募してくれるのかと思ってびっくりした。」と言われたことがありましたが、そうである以上、最初は営業の仕事をしたとしても、いつまでも、一線の営業の仕事をさせておいたのでは、慶應大学出身の人間を簡単に採用できない会社が、慶應の商学部出身の人間を採用した意味がなくなるはずであり、「慶應大学出身の人ですから、他の人と違っていろいろな所を経験してもらおうと思いまして」ということで負担を払って居住地の変わる転勤もしており、会社全体を見るような業務につくことを想定していて、営業の仕事を経験の上で、人事・総務関係の仕事についてもらえないかと言われる可能性もあると思っていたので、採用を担当するような場合にも、応募する人が建築・住宅・インテリア関連の資格を持っている場合、その資格がどういうものかということを理解しておく必要があると思って、それで、この2冊を購入して読みました。 一級建築士のことを「取らなきゃ気持ち悪いけれども、取ったからといって、それで食えるものでもない」という意味で「足の裏についたご飯粒」と言うという話も、この「建築知識 1993年12月号 建築[資格]大事典」(1993.12.1.株式会社建築知識)で知りました。 
  『インテリア・建築業界でゼッタイ有利な資格の本』には、キッチンスペシャリストを「比較的取得が楽」と書いてあるのですが、その部分は、受けたことのない人が書いているのではないかと思います。 キッチンスペシャリストで、「比較的」「楽」なのは、学科試験の合格のことではないかと思います。 雇用能力開発機構の人が言うような「誰でもとにかく受けさえすれば絶対に通るうう」などというほど易しいということはなく、何もせずに受ければ落ちますが、インテリアコーディネーターの1次とかと比べると、(私が受験した1994年から2001年の頃の話ですが)学科の合格は比較的易しいのではないかと思います。但し、キッチンスペシャリスト試験は学科だけ通っても何の資格にもなりません。学科と製図の両方に合格しなければ、「キッチンスペシャリスト」とはならないし、キッチンスペシャリストの製図の試験に合格する為には、学科の試験にギリギリ合格する程度の学科の能力では製図の試験での合格は難しいと思われるので、結果として、学科も簡単ではないことになります。 ≪ キッチンスペシャリストの製図の試験に合格する為には、学科の試験にギリギリ合格する程度の学科の能力では製図の試験での合格は難しい ≫というのは、『インテリア・建築業界でゼッタイ有利な資格の本』の著者・三島俊介氏が社長を務めていた株式会社ハウジングエージェンシーが主催するキッチンスペシャリスト試験対策講座を受講した際にもらったプリントに書かれていて、確かにそうだと思ったことです。 この部分については、『インテリア・建築業界でゼッタイ有利な資格の本』の記述の方が不適切ですね。
  建築関連の資格はいくつもあるので、すべての資格を取得することなどは、当然、できませんが、私は、こういう本を読んだりしてきたので、自分が取得していない資格についても、まったく、知らないわけではありません。 ところが、上に述べた雇用能力開発機構のオッサンとか「一部上場」が「売り」の会社のにーちゃんとかは、こういう本も見ていないらしいのです。それで、よくその仕事をやってるなあ、と思うのですが、やっているらしく、たぶん、私より高い給料をもらっていたのではないかと思います。 そういう人が採用を担当しているのですから、それを考えると、『インテリア・建築業界でゼッタイ有利な資格の本』には、「履歴書に書いてあなたは成功する!」という副題がついているのですが、それは、あんまり期待できないですね。 なにしろ、「いっきゅうけんちくしいい」しか知らないアホが採用担当しているのですから。


5.「インテリアコーディネーターでしかないのに売れた」 「インテリアコーディネーターなのに売れた」という四国のF社の発想はまともか?  
  住宅建築の会社において、建築関係の資格の取得を奨励する会社は少なくありません。それは、住宅・建築・インテリア・不動産に関する知識・技術を持って上で仕事をする方が、そういうもの無しで仕事をするよりも、顧客の為になり、結果として、営業実績にもつながるからということで、資格取得を奨励する会社もあれば、「今の世の中は、肩書で人を評価する世の中だ」と勝手に決めつけて、「○○の資格を持ってます」と言えば、それで評価されるという正しいとは言えない世界観を持った上で奨励している場合もあります。
   私は、インテリアコーディネーターにしても、キッチンスペシャリストにしても、宅建主任にしても、持っていることは隠しませんが、持っていることを述べる場合でも、「肩書で人は言う事をきく」などという不真面目なことを思って話したことはなく、持っている人間であるから、そうでない人と違った対応ができるという矜持を持って言っているのであり、実際に、それなりのことをできるので、そう思って相談していただいて大丈夫です、ということを言ったつもりでいます。
  それで、インテリアコーディネーターその他の資格取得者が持つ知識・技術が、住宅建築の営業の場合、仕事に役立つか、営業成績につながるかというと、所属会社の姿勢と商品の性質にもよりますが、程度の差はあっても、役立つと言って良いでしょう。
  但し、3つのケースがあると思います。 それは、第1に、私のように、もともと、住宅建築の営業の仕事についていた人間が取得したという場合。 第2に、住宅・建築・インテリア・不動産に関する仕事にまったく従事していない人が取得した場合。 第3に、家具・照明その他、関連の仕事についていた人が取得して、住宅建築の業界に仕事を変わった場合。
  第1のケースは役立ちます。但し、やりようによって、大きく役立つこともあれば、それほど役だたないこともあるでしょう。
  第2のケースは、役立つようになるまで、時間がかかるかもしれませんし、インテリアコーディネーターの資格者としての能力以外のものを習得する必要があるかもしれません。
  第3のケースは、その間です。同じ住宅建築の業界であっても、会社を変わったり、勤務場所を変わったり、同じ会社にいても商品の内容が変わったりした場合というのも、第3のケースに近いかと思います。
  野球とゴルフのたとえをするようになるとオッサンだと思って、それはやるまいと思ってきたのですが、ここでは、その「オッサン型野球のたとえ」で述べます。 昨年でしたか、週刊誌で、現・横浜ベイスターズの監督の尾花氏がヤクルトスワローズに投手として入団した時の話が載っていました。プロに入団以前では、それなりの投手であった尾花氏ですが、ヤクルトに入団してブルペンを見ると、そこには、長崎・海星高校出身で“怪物・サッシー”と呼ばれた酒井投手と関東三羽ガラスと言われた横浜高校出身の永川投手がいて、この二人はものすごい球を投げていたというのです。この二人を見て、自分もそれなりの球を投げると思っていたけれども、自分が在来線の特急だとすると、この二人は新幹線の超特急のようなもので、こんなものすごい球を投げる投手がいるプロでやっていけるのかと思ったというのです。そう思って、他の方を見ると、どう考えても、在来線の各駅停車みたいなひょろひょろした球を投げている投手がいて、誰かというと、漫画の『がんばれ、タブチくん』にも登場する安田投手であったということで、そして、超特急の二人と在来線の各駅停車の安田投手とどちらが実績を残していたかというと、各駅停車の投手の方が実績を残していたというのです。野村克也が南海の監督であった時、1973年、巨人で成果を出せていなかった山内新一が南海ホークスに移ると同時に20勝をあげたのは、ファンとしてもびっくりしましたが、『ノムさんと25人の仲間たち』という漫画の中で、山内が、新しい球種を覚えたわけでもなく、プロとしては速くもないストレートとプロとしては特に鋭くもないカーブ、それだけでも、配球を考えることで20勝あげることができたと話す場面がありました。野村は、金田・稲尾・杉浦といった「名投手」が選手としての晩年になって球威が落ちてきたときに、それでも、工夫をして勝利をあげるのを見てヒントにしたとどこかで述べており、150キロの豪速球を投げられなくても勝てると言い、しかし、その一方で、150キロ台の豪速球を投げることができるというのは、ものすごいことなんだ、とも述べていたように思います。 私は、インテリアコーディネーターという資格を取得した人間というのは、インテリアコーディネーターという名称で独立して仕事をしていくためには、試験合格レベルよりもさらに上のレベルを身につけていく必要があると思っていますが、住宅建築の営業を仕事とする人間の場合は、インテリアコーディネーターの試験合格のレベルでも周囲の他の人と比べれば、相当のものであり、いわば、プロ野球の投手で150キロ台の豪速球を投げることができるようなものと思っています。それがなくても、営業成績を残す人はあるでしょうけれども、それがあるということは相当に有利なものであり、それがある人は、それを活かすべきである、と。これが第1のケースです。
   それに対して、第2のケースは、たとえば、陸上競技の短距離走の優秀な選手がプロ野球に入団したようなものかな、と思っています。今は昔、1970年、パリーグで2位に相当の差をつけてロッテ オリオンズが優勝し、それまでパリーグで毎年優勝した阪急は、パリーグでは強くても、日本シリーズでは巨人に負け続けていたので、パリーグで2位に差をつけて優勝したロッテなら巨人に勝てるかと思ったら、3連敗して、その後、ひとつ勝ったものの、結局、1勝4敗で負けたということがありました。 その時に、テレビを見ていて、覚えているのが、ロッテで、ロッテの反撃のチャンスに、飯島という選手が代走に出たのはいいけれども、代走に出た次の瞬間、牽制球に刺されて、あっという間にアウトになって、こいつ何しに出てきたんだ、と思ったことがありました。飯島選手は元・陸上競技の短距離走の選手で、足を活かしてということでプロ野球に入った選手であったということでしたが、足が速いだけでは、野球では通じなかったようです。 それに対して、2001年に、阪神タイガースに赤星選手が入団した時、春のキャンプの時、テレビでキャンプの取材を行っていた時、赤星選手の走塁を見て、監督の野村に、アナウンサーが「監督、どうですか?」と尋ねたのに対して、野村が、ひとこと、「すばらしい」と答え、「あとは、どれだけ、出塁できるか・・かな」と語ったので、ファンとしては、出塁できなきゃ、走塁が「すばらしい」だけじゃ、単なる代走要員じゃないの・・・と思ったのですが、その後、赤星選手は出塁できるようになりレギュラーとなったようです。
「ウィキペディア―飯島秀雄」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E5%B3%B6%E7%A7%80%E9%9B%84 と「ウィキペディア―赤星憲広」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%98%9F%E6%86%B2%E5%BA%83 を見ると、飯島選手は、在籍3年間で、盗塁23、盗塁死17。 赤星は在籍9年間で、盗塁381、盗塁死88。 盗塁死/盗塁(ひとつ盗塁を成功させるのに対していくつ盗塁死しているか)を計算すると、飯島選手は、17÷23=0.739・・・   赤星は、88÷381=0.230・・・・   赤星に比べて、飯島選手は盗塁死の割合が高い。 野球の盗塁・走塁の場合には、足の速さだけでなく、それ以外の部分が必要であったということでしょうか。
 住宅・建築・インテリア等の仕事にまったくついていない人がインテリアコーディネーターの資格を取ったという場合、陸上競技の短距離走の選手がプロ野球の選手になった場合のような結果となる可能性があると思います。 走れば速くても、牽制球に刺されてしまったのでは役に立たないのと同じく、インテリアコーディネーターの試験に合格する能力があっても、それを仕事で活かすことができない、という可能性も考えられますから、このケースの人は、第1のケースの人以上に、仕事に活かせるようにする努力が必要になるかもしれません。
   第3のケースは、その間ですが、実際には、ほとんどのケースは程度の差はあっても第3です。 たとえ、同じ業界の同じ会社にいて同じ職種を続けて同じ営業所にいても、社会の状況は移り変わって行きますし、商品の内容も変わって行きますから、それに対応しなければいけません。 だから、完全な第1のケースというのは存在せず、第1のケースといえども、第1に近い第3なのです。 第2のケースにしても、その能力を業務で活かすことができるようになるまでに時間がかかるか、比較的短いかという問題で、これも、第2に近い第3なのです。
   但し、インテリアコーディネーターという資格をより活かすには、低価格商品を扱う会社よりも、どちらかといえば、高額物件を扱う会社の方が活かせる度合いが大きいかとも思えるのですが、低価格商品を扱う会社では役に立たないということはないと思います。 私が過去に在籍した在来木造の某社の同じ営業所にいた人で、「20坪キラー」と言われた人がいました。 延べ床面積が20坪前後の契約ばかり取ってくるというので、「20坪キラー」と呼ばれていたのですが、その人が担当した、延べ床面積20坪ではなく、延べ床面積が50坪台半ばの家を見せてもらったことがあります。 住宅は担当する営業によってできばえは変わりますが、「20坪キラー」のおじさんが担当した50坪台の家は、なんだか、延べ床面積20坪の家みたいな50坪台の家だなあ〜あ・・・というのが感想でした。私は、建築の知識・素養を磨くため、センスを磨くため、休暇には、ヨーロッパまで行ってミラノ大聖堂やヴェルサイユ宮殿やらを見に行き、国内でも桂離宮であったり法隆寺・薬師寺であったりを見学に行きました。住宅建築の会社にいて、ミラノ大聖堂や桂離宮を建てるような建築主と出会うことはありませんが、ミラノ大聖堂や桂離宮を見ることで、そのセンスは、一般の戸建住宅にも活きると思っています。だから、高額物件でも対応できるインテリアコーディネーターの知識・認識・技術があれば、低価格商品を扱う場合でも、それは活きると思うのです。
  小学館から発行されている「ビッグコミックスペリオール」に『味いちもんめ』という板前を扱った漫画がありました。その中で、新宿の藤村という料理店で修業をした高知県出身の川島という男が、故郷の食堂の後を継ぐと、せっかく、藤村で修業して身につけたようなレベルの高い料理を作る機会がないと情けながる場面がありました。その時、なじみの客である落語の師匠が、自分が若い頃、どさまわりのように地方をまわったことがあったけれども、地方に行って話をすると、人情話などやっても受けないし、せっかく、修業して覚えたものも発揮できないように思えたが、不思議なことに、たとえ、バカ話・エロ話をやったとしても、修業した人間とそうでない人間では同じではない、きっちりと修業した人間がやると、たとえ、エロ話であっても、何か気品がでてみたりして、差が出ると語り、それを聞いて、川島は、たとえ、特に修業していない人間でも作れるような料理であっても、修業した者が作ればそこに修業の成果は発揮できると思うようになるという話になっていました。 私は、建築・住宅・インテリア関連の資格はインテリアコーディネーター以外にもあるので、インテリアコーディネーターが絶対ということでもないけれども、インテリアコーディネーターの資格を取得できるだけの努力・精進をした人間は、たとえ、インテリアコーディネーターとしての本領を発揮というような高額物件でなく、低価格商品を扱う場合であっても、その能力はそこににじみ出ると思っています。だから、どちらかといえば、高額物件の方が能力を発揮できる度合いは大きいのではないかと思いますが、たとえ、低価格商品であっても、その能力が発揮されないことはないと思っています。
※『味いちもんめ』については、
「ウィキペディア―味いちもんめ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%B3%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%82%E3%82%93%E3%82%81 他参照。

   それで、「インテリアコーディネーターでしかないのに売れた」とか「インテリアコーディネーターなのに売れた」という四国のF社の発言は、どういうところから来たものか? というと、マア、F社の経営者の頭の中がそうなっているのでしょう。 「一部上場」と「いっきゅうけんちくしいい」と言えば人は言う事をきくという信念を持っている上記3のリフォーム会社の担当者と類似のケースで別タイプだということでしょう。 CTスキャンでもやって頭の断層写真でも取れば、そういうことを言う人の頭の中がどうなっているかわかるかもしれませんが、CTスキャンは放射線被曝量が多く、健康に良くないので、やめておいた方が良いでしょう。
  ひとつには、私は、若い頃、自分が採用や配属を考える立場になった時、資格を持っている人をどう扱うか、従業員に資格取得を求めるべきかどうかといったことを考える時に、自分も何か取得していた方が、そういったことを考えやすいと思って取得したのですが、そういったことを考えない人が経営している会社なのかもしれません。
  
   しかし、マア、「インテリアコーディネーターでしかないのに売れた」とか「インテリアコーディネーターなのに売れた」とか・・・って、よく言うよな・・・・・・・。

※インテリアコーディネーターについては、
「社団法人インテリア産業協会」ホームページ http://www.interior.or.jp/ 
※キッチンスペシャリストについては、
「社団法人インテリア産業協会 キッチンスペシャリストについて」http://www.interior.or.jp/kitchen/about/ 他参照。
               (2011.10.20.)




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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
私もインテリアコーディネーター取りました。
”インテリアコーディネーターなのに・・・”はないですね!
ポテタリアン
2012/03/13 11:58

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「『インテリアコーディネーターなのに売れた』って、すごい と思わない〜い?」というF社のすごい認識! 慎腹風呂愚/BIGLOBEウェブリブログ
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