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zoom RSS 住宅営業と政治、及び、宗教等とのかかわり〜営業と会社の話(7)

<<   作成日時 : 2011/08/24 10:05   >>

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〔第59回〕 かつて、在籍した在来木造の某社で、「痛恨のひとこと」という話がありました。 市長であったか町長であったかの選挙があった日、ある営業担当者が、ある見込客のお宅におじゃましてお話していた時、その見込客の方が、有力な候補者2人のうちの一方の人をずいぶんとけなされるので、何気なしに「そんなに悪い人でもないんじゃないですか。」と言ってしまったというのです。それで、ほとんど契約してもらえそうというところまで行っていたのが、そのひとことでつぶれたというのです。 その見込客の方は、一方の候補者の熱烈な支持者であったらしく、それに対して、その営業担当者は、「そんなに悪い人でもないんじゃないですか」と言ったといっても、それほど深く考えずに言ってしまったのであって、他方の支持者というわけでもなかったらしいのですが、それでも、許せないと思われてしまったようです。 その営業担当者は、それ以来、選挙の日に、見込客・契約客にかかわらず、お客様と会った時に、「選挙には行かれましたか?」ときかれた時には、行ったか行っていないかにかかわらず、「行ってません」と答えることにしたと話し、又、他の営業にも「選挙の日に、お客様と会った時に、『選挙に行かれましたか』ときかれたら、行っていても『行ってません』と答えないとだめだよ」と話していました。
  建築屋・住宅屋というのは、自分自身がどういう政党・どういう候補者を支持するかしないかにかかわらず、どの政党の支持者の方からも仕事をいただきたい立場であり、私も、この点については、そうだと思いますし、そう思って仕事をしてきました。 しかし、根が正直なので、けっこう本音を言ってしまっている時もあったのではないかとも思いますが、私の場合は、都合が良いことに、若いころから、決して政治的な物の考え方を避けてきたのではなく、真剣に考えてきたのですが、真剣に考えてきたその結果として、はっきりと指示できるという政党がどこもなくなってしまったという人間なので、だから、たとえ、本音をそのまま口にしたとしても、その方の支持している政党や候補者の対立する相手を完全に支持しているという場合はほとんどないので、それで、気を悪くされる可能性は低いかもしれないとも思ってきたのです。それでも、ニオイで感じてこういう人間は嫌いだと思われる場合もあるでしょうから、難しく考えすぎても、何もできなくなってしまうので、ほどほどのところに留めておくしかないかとも思います。
  「根が正直なので、けっこう本音を言ってしまっている時もあったのではないか・・・」と述べましたが、それは、その方が良いと思ってやってきた面もあります。大学を卒業して最初に勤務した木質系の某社で研修などで、お客様(この場合、主として見込客)に本音を話してもらおうとしたら、こちらが本音で話す、お客様がどういう人か知りたいと思ったら、自分のことを正直に話す、営業担当者が自分を隠しているのにお客様が自分を正直に話してはくれない、といったことを言われたことがありました。営業担当者が自分をさらけだせば、客の方も安心して、自分を語ってくれるというのです。そういう面はあると思うので、だから、特に、人に話したくないことまで話さないといけないことはありませんが、自己紹介のように、自分のことは話すようにしてきました。 その中で、もしかすると、相手が好きでない属性もある可能性はあるとしても、それは、人が2人以上おれば考え方の違う部分や属性の異なる部分が少しはあるのは仕方がないことであり、「個人としてのものは個人としてのもの、ビジネスはビジネス」として考えるしかないとも思ってきました。
   政治とともに、問題があるのは宗教です。 仏教やキリスト教の場合は、特に「異端」と言われるようなものでなければ、今日においては、定着しているので、自分が何であっても相手が何であっても特に問題はないと思いますし、神社の場合も、「うちは○○神社の氏子なんだ」といった話であれば特に問題はないと思います。それに対して、「新興宗教」と言われるものの場合は、問題がでる可能性があります。 在来木造の某社に在籍した時、同じ営業所に創価学会の会員の人がいて、勤務時間内職場内において、聖教新聞を購読しろとしつこく、選挙の時には「公明党だからね。公明党に投票するんだからね。いいね。公明党だからね。」とあまりにうるさく、かつ、公明党を勧めるにしても、なぜ、公明党が良いのかという話はまったくなく、とにかく入れろというだけであり、さらに、会社の本社から送られてきた回覧用の通達を回す時に、間に公明党のチラシをはさんでまわすというようなこともして、職場でなければ逃げることができるのですが、職場では逃げることもできず、もうかんべんしてくれよ、と思ったものです。 そして、もしかして、この人、お客様にも、こういう態度を取っているのだろうか・・・?と思ったのです。その人のおかげで、それまで、私は創価学会の会員でもなければ縁もなかったものの、同時に、特に敵対する立場でもなかったのですが、一時期、創価学会と公明党に対して、うんざりして、嫌悪感を持った時がありましたが、しかし、落ち着いて考えるならば、それまでも、同じ職場に創価学会の人がいたときはあり、そのおじさんのような人ばかりではなく、そうでない人もいたので、創価学会の人がすべてその調子であるわけではないと今は思っています。
  宗教の団体という時、法律上、「宗教団体」になっている団体と、法律上は「宗教団体」になっていないけれども、その性質から考えて「宗教の団体」と考えるのが妥当な団体とがあります。そういった団体に熱心な人の中には、客に勧める人もいるようで、かつて、勤めたリフォームの某社の社長などは、それで、客から嫌がられていた時もあったようです。

   時として、困ることがあったのは、実は、我が家は先祖代々アンチ巨人なのです。 父などは、読売テレビの「巨人対○○」の試合を見ながら、「まったく、読売は巨人びいきでけしからんなあ。 金田は、まったく、巨人にゴマばっかりすりやがって、こいつはあ。」とプリプリ怒りながら、それでいて、読売テレビの「巨人対○○」の野球中継を見ないのかというとそうではなく、その後も見ていたのですから、アンチ巨人というのは、関西の読売テレビ、東京圏の日本テレビにとっては、いいお客さんなのです。 それで、巨人ファンの多い地域で仕事をする場合、隠れキリシタンならぬ「隠れアンチ巨人」として生きることになったりもしました。 もっとも、これも正直に、「すいません。実は、我が家は先祖代々アンチ巨人でして。」と話し、お互いに、その方が巨人ファンであるのも認め、こちらがアンチ巨人であるのも認めるというお互いに相手を尊重する関係を築くことができた場合は少なくありません。だから、野球がどこのファンであるかないかといったものの場合は、選挙で誰に入れたかという話と違って、「自分は自分、相手は相手」と尊重して、自分の想いを相手に押し付けないようにすれば、それほど問題はない場合が多いと思います。

   広告をその媒体に掲載してよいか という問題があります。 住宅建築のようなものは、何で売れるかというと、会社の評価と商品の評価と営業の評価の3つが合わさった結果として売れたり売れなかったりします。 今勤める会社でも、話してきたことですが、会社の評価と商品の評価が4対6でリードされていても、営業の評価の部分で挽回して契約に持ち込むことは可能性としてありうるけれども、0対10であるものを営業の力で挽回して契約にもちこむというのは、簡単なことではない。極めて難しい。 そういったことを考えると、会社の認知度をあげるという必要があります。
   認知度をあげる方法のひとつとして、新聞広告というものがありますが、私が住んでいて勤務している千葉県においてであれば、朝日・毎日・読売・日経・東京・産経と千葉日報の7紙ならば、どれだけ効果があるかはさておき、掲載してマイナスになるということはないでしょう。 しかし、政治的に特定の傾向を持つ「新聞」に掲載するとなると、悪くすると、広告代を使って、「あんなものに広告を載せている会社かあ」ということで、マイナスの効果がでてくることも考えられます。 「あやしげな右翼新聞に広告を載せている聞いたこともない会社」ということになると、「あやしげな右翼新聞」の仲間の会社かな? かかわらない方がよいかもしれないな・・・・・という評価になっていまう可能性があります。
   だから、広告は何でも掲載すればよいというものではなく、その媒体に掲載することによって、プラスになるかマイナスになるかということを考えてやる必要があります。

   ブログも、会社のホームページとリンクしていると、従業員のブログはあくまで個人のブログであって、会社としての見解はホームページで述べれば良いことですが、リンクしていると関係ないことはないことになるでしょうけれども、従業員の場合は、「多少は政治的見解ひかえめ」にすることはあっても、あくまで、従業員であって、従業員にはいろいろな人間がいるのがあたりまえであり、本音を語らないとなると、ほとんど意味のないブログになってしまいますし、私のような人間がどうしても嫌なら他の者が担当するようにすれば良いのですし、それに、「きょうも元気だピョーン。 ピョンピョ〜ン。」とかいうような、ピンサロのネーチャンみたいなブログを作成しろと言われても、私にはできないし、従業員に意見を封じるのが良い会社かという問題もあるので、とりあえず、こんな感じでやっています。
   但し、個人のブログであっても、社長のブログの場合には、従業員と違って、従業員ならば、「いろいろな人がいて良い」「いろいろな人がいるのがあたりまえ」と評価されるものでも、社長のブログの場合には、「こんな人が社長をやっている会社なのかあ・・・・」ということで避けられてしまう可能性もあるので、 「本音を語る」度合いと「慎重に述べる」度合いでは、従業員の場合よりも、「慎重に」の方が求められる場合が多いのではないかと思います。 はっきりと特定の政治家に肩入れする内容、特定の宗教団体、特定の政治団体、もしくは、特定の宗教の団体、特定の政治の団体に肩入れする内容は、営業上、マイナスになる可能性もあるという認識は必要かと思いますが、オーナー企業の社長の場合には、「つぶれたって、俺の会社だからかまわん」という認識の人が、実際問題として、日本の会社では少なくないように思います。
                (2011.8.24.)
 はっきりと特定の政治家に肩入れする内容、特定の宗教団体、特定の政治団体、もしくは、特定の宗教の団体、特定の政治の団体に肩入れする内容により、営業上、マイナスになる可能性もあるという例→ http://ee-hawaii.at.webry.info/201108/article_1.html 
                (2012.1.10.)  


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